村田真/原久子 |
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9/26-9/28 |
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シンガポールビエンナーレ・光州ビエンナーレ記者発表
9/26 BankART1929[神奈川] |
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いよいよ明日が横浜トリエンナーレ2005の内覧会。そこに向けて横浜に集まっている美術関係者や記者も多いということで、来年開催されるシンガポールビエンナーレと光州ビエンナーレの記者発表と懇親会が開催された。遅れて行ったので、シンガポールでコミッショナーをつとめる南條史生氏からのプレゼンテーションしか聞けなかった。シンガポールの街中が会場になるらしい。
[9月26日(月) 原久子]
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横浜トリエンナーレ2005
9/28〜12/18 山下埠頭3、4号上屋など[神奈川] |
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今日は内覧会。総合ディレクター川俣正によるプレスツアーでひととおり見る。奈良美智+grafをはじめ未完成のものもあるが、全体の感じはつかめた。絵画や彫刻、写真といった見て楽しむ作品は少なく、研究報告みたいな発表があるかと思えば、ワークショップがあったりゲームをやったりと、いわゆる作品らしくない参加型や祝祭型の展示が多い。それを渾沌としたままお祭り騒ぎとして見せるのではなく、一つひとつ完結するようにディスプレイされている。つまり内容(作品)はラディカルでも形式(展示)はオーソドックスなので、わかりやすいというか、なにがわかりにくいかがよくわかるのだ。礼儀正しいアヴァンギャルドっつーかね。
[9月27日(火) 村田真]
当日早朝まで続いた最終調整も終え、内覧会を晴天のもとにむかえた。普通の内覧会のように席について記者発表が行なわれるのではなく、総合ディレクターである川俣正自らがメガホンを片手に解説しながら会場を約1時間かけてまわった。夕方6時からはダニエル・ビュラン率いるビュラン・サーカス・エトカンのサーカス公演も屋外の特設会場(会場そのものも作品)で開かれた。映像が多く用いられていることだけでなく、観る側が関わることによって意味が生まれる作品なども最近の傾向を反映して多い。2001年の初回から4年。前回とは催しのあり方自体もずい分と異なるものになった。
[9月27日(火) 原久子] |
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生の芸術──アール・ブリュット 展
9/27〜11/27 ハウスオブシセイドウ[東京] |
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画家ジャン・デュビュッフェが「アール・ブリュット(生の芸術)」を提唱してから60年になるという。いわゆるアウトサイダーアートですな。それになぜか資生堂がハマってから14年。今回はアール・ブリュットの収集家でもあるブルノ・デシャルムの2000点を超えるコレクションから、59作家80余点を展示。ヘンリー・ダーガー、マッジ・ギル、ゾンネンシュターンといった“大御所”に混じって、坂上チユキら日本人も入ったことは素直に喜ぶべきか。
[9月28日(水) 村田真] |
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松波路美
9/26〜10/1 ギャラリー現[東京] |
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このレビューは見た日にすぐ書くものもあれば、締切の月末までためておいて思い出し出し書くものもある。いまこれを書いているのは10月28日、見てから1カ月もたってしまい作品がまったく思い出せない。ダイアリーには「壁7面に1点ずつ、アクリルにストローを1本ずつ」とメモしたものの、なんのことやら。筆者の記憶力の減退と怠慢を責めるべきか、それとも記憶に残らない作品を責めるべきか。
[9月28日(水) 村田真] |
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岩尾善幸 展
9/26〜10/1 ギャラリー山口[東京] |
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キャンヴァスにアクリル。ラスコーの洞窟壁画を彷佛とさせるが、別の人はクレーだかカンディンスキーみたいだといった。人によってさまざまな見方ができるのは、やはりイメージが原初的だからだろう。
[9月28日(水) 村田真] |
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岡崎乾二郎
9/20〜10/8 南天子画廊[東京] |
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ペタペタと、とってつけたような塗り。キャンヴァスに塗るというより、あらかじめ「塗り」を用意して、いろんなサイズのキャンヴァスにペタペタとコラージュしていく感じ。いわばペインティングの大量生産方式。これで壁画を描いたらおもしろいかも。
[9月28日(水) 村田真] |
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建築家・長島正充「ドローイング100点」展
9/26〜10/1 村松画廊[東京] |
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建築家によるドローイング。ストーンヘンジみたいな先史時代の遺跡もあれば、古代ギリシア風の廃虚もあれば、モダンな工場みたいな建築もある。もちろんCADなんか使わないで、手でガシガシ描いているのがいい。
[9月28日(水) 村田真] |
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