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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
10/7-10/12
冨井大裕
10/1〜11/12 CAS[大阪]
冨井大裕
冨井大裕
無数のストローがつながって絡まりあい直径50cmくらいのボールが完成していた。展示されていたものは、プラスチックの波板が重ねられていたり、同じものを大量に用いるといった構造で出来た造形。白が基調で饒舌な作品ではないが、日本庭園のようなシンプルでいて存在感のある展示になっていた。
[10月7日(金) 原久子]
もとみやかをる「ホワイト・ブック」
9/26〜10/20 DISCO[神奈川]
もとみやかをる「ホワイト・ブック」
BankART1929の隣の共同スタジオ「北仲ホワイト」にオープンしたDISCO。つったってイケイケねーちゃんが踊ってるわけじゃない。ディスコミュニケーションのディスコ。3畳ほどの無人ギャラリーで、なかに入れずドアのガラス越しに見るだけだからディスコなのだ。この北仲ホワイトにはぼくも一室を借りていて、もとみやさんが壁のひび割れに金継ぎを施してくれている。11月18日から1カ月間オープンスタジオとなるので見に来てね。
[10月8日(土) 村田真]
篠原有司男「ボクシング・ペインティングとオートバイ彫刻」
9/17〜11/6 神奈川県立近代美術館鎌倉[神奈川]
篠原有司男「ボクシング・ペインティングとオートバイ彫刻」
すごいなあギューちゃん。これまではその破天荒ぶりにばかり目を奪われてきたけれど、今回まとめて作品を見て、あらためて彼の絵画に対する意識の高さとリスペクトの念を知ることができた。ボクシング・ペインティングもオートバイ彫刻もいいけれど、やっぱり絵画がすばらしい。カタログのなかで「何を見たいですか?」と問われ、「やっぱりルーベンス見たいなあ。一番すきなんだ、アイツ」と答えているのには納得。
[10月8日(土) 村田真]
渡辺剛 展「Mt」
10/4〜29 ギャラリーGAN[東京]
渡辺剛 展「Mt」
古墳、ボタ山、植栽でおおわれたビル、ディズニーシーのハリボテ山……。どの被写体もゆるやかな∧のかたちをしている。タイトルの「Mt」はマウンテン(山)のことで、古代から現代まで人の手でつくられてきた「山」を集めたもの。これは資生堂ギャラリーの「TRANSPLANT」と違って、網膜で楽しむ形態論だ。
[10月8日(土) 村田真]
米田知子「雪解けのあとに」
9/10〜10/1 SHUGOARTS[東京]
どうしても観たかったので、もう会期は終了しているが、ダメモトで画廊に電話してみた。いくつかの作品をのぞいては未だ個展のときの状態で展示されていると聞き、急いで7時すぎになんとか新川に到着。そこがどういう歴史をもっている場所か、あるいは街かを知らなくても、その場が内包するものを印画紙に克明に刻んでいるような写真。タイトルを読むと、それぞれをさらに深く観るきっかけとなった。横浜トリエンナーレに出品している阪神淡路大震災をテーマにした写真とはまた全然趣が異なる。
この展覧会を最後に画廊は清澄に移転。
[10月8日(土) 原久子]
グローバル・プレイヤーズ 日本とドイツの現代アーティスト
9/17〜10/17 BankART1929、BankART Studio NYK[神奈川]
ふらりと入ったのだが、クオリティの高い作品が並んでいて、腰を据えて観ないと駄目だということに気づく。ドイツ人作家の作品ばかりが印象に残っているのは、映像が多かったせいだろうか。
[10月9日(日) 原久子]
横浜トリエンナーレ2005
9/28〜12/18 横浜中華街内[神奈川]
横浜トリエンナーレ2005
ドイツ在住のアーティスト西野達郎の《ヴィラ會芳亭》は全体の展示より早く公開していたが、やっと観ることができた。中華街のなかはいつも観光客が多くて、人酔いしてしまうので避けていたためだ。もともとは広場にあった東屋だったことを知っているし、そこで近所のご年配の方が休憩していた様子なども見たことがあった。東屋がダブルベッドの豪華な天蓋となって、よこにはコルビュジェのソファや大きなテレビがあって、素敵なホテルの客室になっている。部屋が素敵とかなんとか、っていうよりこの状況が面白い。会期中は、宿泊もできるのだが、なるほど、たった2日間でフルブッキングとなったのは納得できた。
[10月10日(月・祝) 原久子]
藤山貴司 展
10/7〜16 エスパスOHARA[東京]
藤山貴司 展
ウサギや壷をパターンのように並べて描いてる。この人、昔インスタレーションやってたような気がする。気がするどころか、会場にいた藤山氏によれば、ぼくは昔カタログかなにかに彼の作品についての文章を書いたことがあるらしい。すっかり忘れとる。
[10月12日(水) 村田真]
Index
9/26-9/28
シンガポールビエンナーレ・光州ビエンナーレ記者発表
横浜トリエンナーレ2005
生の芸術──アール・ブリュット 展
松波路美
岩尾善幸 展
岡崎乾二郎
建築家・長島正充「ドローイング100点」展
9/28-9/30
国際シンポジウム「展覧会とはなにか──空間と意志」
ナカニワロック
Red Carpet : Art Video Screening OZ Night
X-COLOR/グラフィティin Japan
Red Carpet : Art Video Screening Taipei Croquis
10/1-10/3
『希望の美術・協働の夢──北川フラムの40年1965-2004』出版を祝う会
MOTOMIYA KAORU 2005
「YOU or IT」O JUN×棚田康司
ジグマー・ポルケ展
渡辺剛「TRANSPLANT」
遠山香苗 展
10/6
一色ちか子
山本浩生 展「WORLD-SMALL」
鮎川廉「絵画に成るもの」
アントニー・ゴームリー
秋廣誠 展
ghazel展
やなぎみわ「無垢な老女と無慈悲な少女の信じられない物語」
10/7-10/12
冨井大裕
もとみやかをる「ホワイト・ブック」
篠原有司男「ボクシング・ペインティングとオートバイ彫刻」
渡辺剛 展「Mt」
米田知子「雪解けのあとに」
グローバル・プレイヤーズ 日本とドイツの現代アーティスト
横浜トリエンナーレ2005
藤山貴司 展
10/14-10/15
スーパーピュア2005
横浜トリエンナーレサテライト 野村誠+野村幸弘
港千尋 展「Augustine」
“ZONE-POETIC MOMENT”
ゾーン──ポエティックモーメント
エロディ・ポン ペリフェラル・エリア
イ・ブル展 S2
児島サコ
10/16-10/21
桃谷恵理子「ホームステイ・アート・プロジェクト」
杉浦康益 展
Yoshitomo Nara + graf 横トリ報告会
TAMA VIVANT 2005──美術・そのひろがる輪郭
石の思考
七人の小侍+1
美術百貨店
アート&テクノロジーの過去と未来
10/22-10/27
日韓五世代の対話
アサヒ・アートフェスティバル2005報告会
法貴信也 展
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ 展
MobLab:日独メディア・キャンプ2005
ドイツ写真の現在
アウグスト・ザンダー展
レオナルド・ダ・ヴィンチ展
赤木仁 展「積良」
垣内玲 She said "Repeat after me."
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