村田真/原久子 |
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12/3-12/4 |
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X-COLOR グラフィティin JAPAN
10/1〜12/4 水戸芸術館現代美術センター[茨城] |
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これを観るだけに大阪からの交通費を使っても損はない、という友人からのメールを信じて水戸へ。美術館がストリート化したとはいえ、やっぱりある一線を保ちつつ、やんちゃしている。こんなライティングで観る機会はめったにないので、技法も入念にチェックしようとしている自分にちょっと嫌気がさすが、これはもうクセみたいなものなので仕方ない。
スケートボードを楽しめるスペースまであるだけに、展覧会のオーディエンスもよく美術館を訪れる層とは少し異なる。圧倒的に10代後半から20代前半の男子が多い。ジーンズはもちろん腰ばきの彼らはどこでこの情報を仕入れて来たのだろう。
JR水戸駅までの地域には何カ所か建物の外壁も使って描かれていた。カフェin水戸のときにも使用されていた芸術館の近所のセントラルビルや、その斜め向かいの旧営林署の壁などを探しながら散策するという行為も楽しかった。JR水戸駅のいつもは足を向けない南口の工事囲いのグラフィティは、ぜひ会期が終わっても残して欲しい内容だった。
[12月4日(日) 原久子] |
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アーカスプロジェクト2005 オープンスタジオ
12/3〜11 ARCUS
STUDIO[茨城]
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どの作家も、身近なモティーフをうまく使って作品化していた。スタジオに滞在している間、かなりしっかりと制作に時間を費やしていたように見受けられる。メキシコのジョナサン・ヘルナンデスの作品はトンチをきかせていて、笑いの要素を楽しめる。台湾から来たチェン・イ=チエは80年生まれで参加しているなかでは最年少。日本のお菓子の箱を素材にしている。アーティスト・イン・レジデンスもプログラムごとにシステムがかなり異なる。アーカスは10年たったが、それでもなお試行錯誤を続けているという。アーティストもスタッフも「人」なのだから、ケースバイケースで臨機応変に動くしかないのだろう。
帰りはつくばエクスプレスで楽々と秋葉原まで移動。
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左 チェン・イ=チエ
作品展示風景
右 ルビー・オソリオ
作品展示風景 |
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[12月4日(日) 原久子] |
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「東京おみやげ」by昭和40年会
11/11〜12/18 トーキョーワンダーサイト渋谷[東京] |
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東京都のマーク入りマンホール型どらやき(ワッフルも)、人型グミを電車の箱にギューづめにした「満員電車グミ」など、昭和40年会が東京ならではのおみやげをプレゼン。一画には、彼らがゼミをもつ(!)東大の学生のアイディアも展示。
[12月4日(日) 村田真] |
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都市へアクション! ベルリン-東京
11/11〜12/18 トーキョーワンダーサイト渋谷[東京]
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日独グラフィティライターの競演。出品作家は、AKIM、NOMAD&MISS RIEL、ZAST、DRAMA、TAGNOE、KRESS、KANE、SUIKO
KAMI、SASU、AMES、OWN/DEM、DISKAH、ZYS、BEE LOW、V J TOFA、RITSCHE、AMIGO、VARTAN、HUNEE、SD
JUNKSTA、ZEN-LA-ROCK……って、だれなんだよ!? よっぽどグラフィティにディープな関係者でもなければ、日独の区別さえつかないし、そもそもこれが名前であることすらわかんないよ。グラフィティそのものもパターン化していて没個性的。そーか、だから国境を超えてコラボレーションできるのか。
[12月4日(日) 村田真] |
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