村田真/原久子 |
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4/15-4/17 |
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佐久間誉之 展
4/10〜15 ギャラリーQ[東京] |
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カップ麺、自動車、タバコなどグローバルなブランド商品のポップイメージが画面中央にデーンとプリントされ、バックにはウォーホルばりに小さな画像が羅列してある。「Command+D」シリーズというそうで、コピーの繰り返しのコマンドらしい。なかなかの手際よさだが、なんかものたりないなあ。
[4月15日(土) 村田真] |
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加藤崇 展
4/10〜15 ギャラリイK[東京] |
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長いビニールチューブをコップに入れて、お口でぶくぶくミルクを出し入れしたり、ポリ袋にすっぽり入って身もだえしたり、お口にくわえた蛇口をひねって赤い液体を出したりする映像。どれも閉鎖系ですね。
[4月15日(土) 村田真] |
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記憶の存在
4/10〜15 なびす画廊[東京] |
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皮肉な見方をすれば、いまどきの小さな物語絵画なのか、古くさい日本風シュルレアリスムなのか、その境界が曖昧化している最近の傾向を如実に示す絵画。
[4月15日(土) 村田真] |
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大岩オスカール幸男“Paper Works 1998-2004”
3/28〜4/28 フジテレビギャラリー[東京] |
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タイトルどおり紙にドローイングか淡彩の小品がほとんど。ためらいのない線描が気もちいい。イラストっぽいけど。
[4月15日(土) 村田真]
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榎忠 展 「その男、榎忠」関連イベント
トークショー ローズチュウ×ヤノベケンジ
4/16 KPOキリンプラザ大阪[大阪] |
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半身の体毛を剃ってハンガリーに出かけて、現地での写真を残した榎忠の名作《ハンガリー国へ半刈(ハンガリ)で行く》。この作品は、容易に実現したかにみえるが、当時は社会主義国であったハンガリーへは、招待者がいなければ入国も難しい。これを実現させた影の立役者が登場した。それは美術関係者や政府関係者ではなく、当時、ハンガリーのアカデミーで研究生活を送っていた日本人科学者。女装をしてローズチュウに扮して、榎忠を第3者的に語ろうとするのだが、すぐに「自分」に戻ってしまうところもご愛敬。ホスト役のヤノベケンジの冒頭の雰囲気づくりもとてもよいトークショーでした。
[4月16日(日) 原久子] |
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企画展「牡丹──花咲く東洋のやきもの」
4/4〜7/23 大阪市立東洋陶磁美術館[大阪] |
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企画展示室以外の常設展示作品にも範囲を広げて、「牡丹」という花がどれほどまでにアジア諸国で絵付けなどのモチーフとして好まれ、描かれてきたかがわかる。立派な器を使う人々にとっては、ステータスや「よろこび」を表現する華でもあったのだろう。「花」と書くより、「華」と書くほうが字面としてしっくりくるようなゴージャスな植物だ。
[4月16日(日) 原久子] |
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永岡大輔 Daisuke Nagaoka drawing exhibition
4/6〜18 Triton
Cafe[兵庫] |
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CAP HOUSEに行った帰り道、午後8時閉店間際の永岡大輔展に駆け込む。居そうでいなさそうな動物をパネルに鉛筆で細密に描いた平面作品。小さめのドローイング、アニメーションなど、カフェ空間の壁に自由に展示。窓ガラスに白い線で描かれていたドローイングは、ガラスに映った自身の姿をトレースするようにライブドローイングしたものだという。少しずつ自分の位置をずらしながら窓に向かう本人の姿を想像する。日本での出版を控えたタイ人アーティストのウィスット・ポンニミットがカフェの片隅で絵を描いていた。永岡さんとはこの展覧会を通してとても仲良くなったのだという。よい連鎖が生まれそうだ。
[4月17日(月) 原久子] |
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ジグマー・ポルケ展──不思議の国のアリス
4/18〜6/11 国立国際美術館[大阪] |
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国際的な活躍をする巨匠級の現代美術家の個展が関西で開かれるのは久しぶり。ポルケ自身が作品セレクトに関わった約30点。70年代のものから30年以上に渡る期間の作品が並ぶが、どれが初期で、近作がどれかという作品の系譜による見方をするより、それぞれの作品をどんなふうに読み解こうか、あるいは異なる作品をどうつないで観てゆこうか、と考えることが楽しい。
[4月17日(月) 原久子] |
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藤江民 新作版画展
4/17〜5/6 ギャラリー福果[東京] |
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美術出版社で謀議のあと、元社員の三上豊氏と神保町のギャラリーへ。タブローとはまた違ってとても軽快で装飾的だが、それだけに、ありがちな安売り版画との差が見えにくくなっている。
[4月17日(月) 村田真] |
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