村田真/原久子 |
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1/11, 1/12 |
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プライスコレクション 若冲と江戸絵画展
1/1〜3/11 九州国立博物館[福岡] |
京都会場で同展はすでに観ていたので、常設展示のみ観て出ようかとも思ったが、思い直して正解だった。同じ作品が出ているのだが、建築空間の違いはもとより、作品の高さやライティングがほどよく、とても見やすい展示だった。とくに屏風など画面が横に長いものがガラス面との距離のせいなのか、非常に身近に観られ、見逃していたものを再発見できた。
[1月11日 原久子] |
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南隆雄
1/13〜2/17 オオタファインアーツ[東京] |
暗くした部屋のなかでいろんな角度から映像を投影している。ブラインド越しに投影している作品もある。床には段ボールや工具も散らばっている。「すいません、まだ片づけてないもんで」と画廊のおねーちゃん。そうでしたか、出直します。
[1月12日 村田真] |
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小川信治
1/9〜1/27 ヴァイスフェルト[東京] |
ミルクが滴り落ちて王冠状になった一瞬の現象(ミルク・クラウン)を高速撮影でとらえたイメージを描いたもの。なぜかそれが8枚もあって、見比べてもほとんど変わりはない。なぜ8枚なのか、っていうより、こんなの注文でもされない限り8枚も描けないよ。
[1月12日 村田真] |
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ジェイソン・テラオカ:隣人たち
11/3〜1/14 原美術館[東京] |
BankARTスクールの美術館ツアーで行く。ジェイソン・テラオカって聞いたことない画家だけど、ハワイに住む日系4世の画家。2年前にホノルル現代美術館で奈良美智とコラボしたことがあるという。《隣人たち》のシリーズはテレビや雑誌からインスピレーションを得た作品で、グロな人たちが小さな紙にアクリルと墨で描かれ、パネル張りされて並んでいる。光に満ちあふれたハワイで、こういう人間の闇の部分をえぐり出すような作品を描き続けているところが健全だ。
[1月12日 村田真] |
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キッズワークショップ「ゆびでアニメーションができた」
1/12 サントリーミュージアム[天保山][大阪] |
色のついた細かな砂やビーズで描いた絵を動かして、コマ撮りでアニメーションをつくった。電子パーツにマジックで顔を描いてキャラクターをつくることに熱心な子ども。風景を動かすことにはまる子ども。きちんとストーリーをつくって絵を動かそうとする慎重派の中学年のグループ。キラキラした可愛いものが動く女子グループ。200コマ以上撮影して大作を作った小学校1年生のグループがもっとも元気がよかった。作品にタイトルをつけて子どもたちは満足そう。
[1月12日 原久子] |
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