村田真/酒井千穂 |
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6/10 |
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木島孝文×グループ2時間
6/9〜6/21 ASK?[東京] |
なんだか巨大な労作。ZAIMのスタジオを借りてつくったそうだ。ごくろうさん。
[6月10日(火) 村田真] |
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原口典之
6/2〜6/21 ギャラリー現+イイダオフィス[東京] |
高さ2.5メートル、幅4メートルくらい、厚さ30センチ近い黒い物体が壁2面を背に立てかけてある。せまい画廊いっぱいいっぱいに鎮座するその存在感は有無をいわせぬものがある。いったいどうやって搬入したのか(出入口やエレベータよりはるかに大きく、しかも作品の表面には継ぎ目が見えない)という疑問などどうでもよくなってしまうほど圧巻、というほかない。
[6月10日(火) 村田真] |
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日々是好日 内田かんぬ・菊池絵子
6/9〜6/21 巷房2+イイダオフィス[東京] |
以前ギャラリーなつかにいた飯田裕子さんの企画した2人展。飯田さんは昔『ぴあ』の美術欄のアシスタントをしていた。どうでもいいけど。で、なつかから独立して奥野ビルにオフィスを構えたのだが、この奥野ビル、1932年ごろ建てられ、新橋芸者や社長の妾らも入居していた女性だけの高級アパートだったらしい。いまは半分近い部屋が画廊で占められている。ま、どうでもいいだ。今回の2人展、ふたりともギャラリーなつかの取り扱い作家かと思ったらブー、藍画廊のアシスタントをしながら絵を描いてるそうだ。どうでもいい話ばっかりで、どうもすいません。
[6月10日(火) 村田真] |
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レフトオーバーズ N.S.ハーシャ展
6/11〜9/15 メゾンエルメス8階フォーラム[東京] |
床にイミテーションのバナナの葉が並べられ、その上に米やカレーなどロウ細工のインド料理が置かれている。その多くは食い散らかされ、食事の途中で突然人がいなくなったような状態だ。作者はインド人で、「レフトオーバー」とは残飯のこと。オープニングレセプションではシャンパンとともに作品と同じような料理がふるまわれたから、食糧危機への警鐘を意図した作品ではないだろう。
[6月10日(火) 村田真] |
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佐野研二郎展 ギンザ・サローネ・オオサカセイケイダイ
6/2〜6/22 大阪成蹊大学芸術学部111Aホール[京都] |
アートディレクター・佐野研二郎の仕事をポスターやコマーシャル映像、関連グッズなどの展示で紹介。納豆の「とろっ豆」、LISMO!、Tブー!S、「ラ王」などなど、もはや誰もが知っている商品やキャラクター、全部この人が手がけていたとは知らなかった。口に出してみると「とろっ豆」は言いにくいし、「Tブー!S!」もムリあるオヤジギャグみたいだし、動物のユルキャラ(?)もかわいすぎるくらいだけど、いまいちスマートではない、そんな最初の印象もかえって気持ちに引っ掛かる。シンプルかつ雄弁なデザインの説得力もさることながら、それらがシリーズとしてパターン展開する商品の楽しさにもグイグイ引き込まれる。規模は小さいけれどデザインの魅力がぎっしりと詰まっていた。
[6月10日(火) 酒井千穂] |
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