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瞬く皮膚、死から発光する生
2020年11月01日号
命の輝きはいかにもたらされるのか。その源を探ることは、芸術が普遍的に追い求めてきた主題の一つといえるものです。限りある時の中で輝く命のあり方として表される幾多の色あいや形、光と闇は、日常の中に息づく「生」と「死」を浮かび上がらせます。そして、世界を覆う災禍に見舞われ、従来の死生観が根底から問われている現在にあって、命の様々なあり方を伝える芸術が、より強く求められています。
現実の姿をあらわにする写真においても、多様な視座や手法をもって、死生観や命の姿が、長い歴史の中で表わされてきました。8名の現代写真家によって開催される本展は、「皮膚」をテーマにそれぞれの眼差しのもと、命に迫ります。
「皮膚」は、人の存在そのものを包んで成り立たせる役割を担っています。私たちは「皮膚」を通して、他者や光景の中に宿る無数の命と、生涯を通じ呼応し続けています。そうした実感の中で撮られる写真もまた、一枚一枚が「皮膚」のように世界と接し、「死」と「生」をつらぬく命の姿が、瞬く光の中に写し出されるのです。[広報資料より]
足利市立美術館
地域 | 関東・甲信越 |
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会場 | 足利市立美術館 栃木県足利市通2-14-7 |
会期 | 2020年8月25日(火)~11月3日(火・祝) |
入場料 | 一般=710(560)円 高大生=500(400)円 *( )内は20人以上の団体料金 *中学生以下は無料 *各種障がい者手帳をご提示の方とその付添の方一名は無料 |
休館日 | 月曜日(9/21は開館)、9/23 |
開館時間 | 10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) |
問い合わせ先 | tel. 0284-43-3131 |
主催 | 足利市立美術館 |
公式サイト | http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/index.html |