学芸員レポート
バックナンバー
アルスはどこに?(サイバーアーツジャパン展)/三上晴子「Desire of Codes|欲望のコード」展
[2010年03月01日号(阿部一直/渡部里奈)]
「サイバーアーツジャパン──アルスエレクトロニカの30年」と題された展覧会が東京都現代美術館で開催されている。現代美術を中心に見ている人たちには「アルスとはいったい何?」という反応が当然かもしれない。またメディアアートの人たちから見れば、...
「知覚の扉」/「知覚の扉II」
[2010年03月01日号(能勢陽子)]
2010年は、明けて早々慌しい年になった。1月9日から、中原浩大、小谷元彦、カールステン・ヘラー、オラファー・エリアソンなどの美術館のコレクションに加え、4人の作家──市川平、中西信洋、山極満博、和田みつひと──が参加する「知覚の扉」が始...
高山登 展/公会堂アートショウ+
絵画の庭──ゼロ年代日本の地平から
[2010年02月15日号(植松由佳)]
筆者が勤務する国立国際美術館が大阪の中心地である中之島に移転して5年になる。とはいえ自身が大阪に勤務するようになったのは1年4カ月ほど前からであるのだが、以前の万博記念公園内に位置した時に見た数々の展覧会も強く記憶に残ってもいる。その国際...
‘文化’資源としての〈炭鉱〉展
[2010年02月15日号(山口洋三)]
──近代絵画は虚像の表現論にいろどられながら、かろうじて自立の道を開いてきた。しかし近年における絵画状況は、ますます業界化し、観念化し、作為だらけの八百長の舞台ばかりに終始して、人間や社会の隠された構造と正面から切り結ぶことに背を向けてしま...
札幌美術展「真冬の花畑」
[2010年02月01日号(鎌田享)]
このレポートが掲載される時点ではすでに終了しているのだが、1月31日(日)まで札幌芸術の森美術館にて「真冬の花畑」という展覧会が開催されていた。今回はその紹介というよりは、これをきっかけに改めて考えた公立美術館の役割について、備忘のために...
ベルギー・レポート Vol.3:シャンブル・ダミ展の再評価
[2010年02月01日号(鷲田めるろ)]
ベルギーのゲントでの半年間の滞在を終え、昨年12月に帰国した。今回は「ベルギー・レポート」の最終回として、1986年に行なわれたシャンブル・ダミ展(Chambres d'Amis=友達の部屋)について行なった調査の概要を報告する。
ヨコハマ国際映像祭のレビュー記事
[2010年01月15日号(住友文彦)]
ヨコハマ国際映像祭の仕事で、前回の寄稿以降はほとんど展覧会を見に行っていない。そのため展覧会レビューを書くことはできないのだが、むしろ他の人が書いた展覧会レビューは丁寧に見たので、レビューのレビューのようなことを試みることにした。すでに発...
ネットワークをカタチに──秋冬・青森のアートシーン:「ラブラブショー」&「文化芸術による創造のまちあおもりプロジェクト」
[2010年01月15日号(日沼禎子)]
2008年4月に開館した十和田市現代美術館は、2009年9月までに常設および企画展の累計入場者数が30万人を突破したそうだ。空き地が目立つ官公庁街の全体を美術館に見立てることで魅力的な景観を作り出し、新たなにぎわいを創出させる手法が見事に...
坂口恭平「熊本0円ハウス」/岡田裕子「翳りゆく部屋」
[2010年01月15日号(坂本顕子)]
国と都がホームレス対策として開設した公設派遣村が閉村し、行き場を失った人々は用意されたカプセルホテルに移動したというニュースを見ながらこの原稿を書いている。1年前のデジャヴュのような光景が、新年になっても変わらず続いている。早いもので、す...










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