トークシリーズ:「Artwords」で読み解く現在形

[シリーズ1:“美術”の現在形]「現代美術用語辞典 ver 1.0」から「Artwords(アートワード)」までの10年を振り返る[第2部]

暮沢剛巳/足立元/沢山遼/成相肇2013年02月15日号

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「シリーズ1:“美術”の現在形」目次

第1部

0. イントロダクション──「美術用語辞典」への関わり方
1. 美術における「インフラ」の問題
2. 国際展とキュレーション/編集の問題

第2部

3. 戦後日本美術を再検討する展覧会

○「具体」──ニッポンの前衛 18年の軌跡(国立新美術館、2012)
○「日本画」の前衛 1938-1949(東京国立近代美術館、2011)
○「TOKYO 1955-1970」(Moma、212)
○エイドリアン・ファベル『Before and After Superflat: A Short History of Japanese Contemporary Art 1990-2011』
○尾崎信一郎「重力」展、「痕跡」展画

4. 戦争画

○「会田誠」展
○アジアのリアリズム展
○鶴岡政夫

5. 境界領域の展覧会

○増える建築系展覧会──石上純也、建築模型
○「石子順造的世界──美術発・マンガ経由・キッチュ行」
○「東京国際マンガ図書館」オープン
○メディア・アートの歴史化

6. アーカイブ、記録、インターネット

○展覧会図録の変容──長時間化と記録媒体
○展覧会のカタログ化
○9・11と3・11──アーカイブのアーカイブ化
○美術批評の危機?
○「炭鉱」展──産業考古学的資料
○『尊厳の芸術展 -The Art of Gaman-』

7. 言説編

○美術評論の衰退と小さなメディア
○美術批評の「御三家」
○椹木野衣、岡崎乾二郎、松浦寿夫、林道郎……
○「新しいメディア」?

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  • トークシリーズ:「Artwords」で読み解く現在形

暮沢剛巳

1966年青森県生まれ。東京工科大学デザイン学部教授。美術批評・美術館研究・文化批評。著書に『「風景」という虚構―美術/建築/戦争から考える...

足立元

1977年生まれ。美術史家。専門は日本近現代の美術史、漫画史、評論。2000年東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。2008年東京芸術大学教育研...

沢山遼

1982年生まれ。美術批評。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程修了。2010年「レイバー・ワーク──カール・アンドレにおける制作の概念」...

成相肇

2005〜2012(3月)まで府中市美術館学芸員。2012年4月より東京ステーションギャラリー学芸員。主な企画展=「石子順造的世界──美術発...

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