―1/15号掲載ー
札幌/鎌田享
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福岡/山口洋三
―2/1号掲載―
東京/岡塚章子
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大阪/中井康之
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神戸/木ノ下智恵子
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高松/毛利義嗣
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山口/阿部一直
指定管理者制度/市場化テストによる公立/国立美術館の行く末
東京/
国立新美術館準備室
南雄介
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2006年の気になる展覧会、動向
これは毎年いただくお題なのだけど、毎年何を書けばいいのか困ってしまう。キュレーターが見巧者かと言えば、必ずしもそうとは限らないんだけどな、と思う。自分の当面の関心事に引き付けて――つまり、作品や作家やテーマやなんかが「使える」かどうか、考えながら――、見ていることが多いし、よりプラクティカルな視点から――ケースや壁の仕上がり、作品の所蔵のチェック、(不)出品に関する裏事情(の想像)、予算の推定、等々に着目しながら――見てしまうこともあるわけだ。
さて、いま一番気になる美術(館)界の動向と言えば、指定管理者制度/市場化テストによる公立/国立美術館の行く末、というのが正直な気持ちである。私自身はパブリックな美術館でずっと仕事をしてきた人間ではあるが、美術館が「官製」でなければならない必然性はない、という主張に対して反論する気持ちはない。だが、現在進行している事態は、民営化と効率化を抱き合わせにしたものであり、一種の議論のすり替えが行なわれている。もともと文化に対する予算が少ないと言われてきたこの国で、さらなる効率化を進めていけば、乏しい蓄積を費消しつくしてしまうことになるだろう。10年経ったら何も残っていない、なんてことになりかねないのではないか。
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2006年担当の企画および抱負
これは、国立新美術館の開館記念展ということになるでしょうね。2006年ではないものの、年度内には、ということになっているので、本当にもう1年ほどの話となった。詳しくは申しませんが、乞うご期待、ということにしておきます。
[みなみ
ゆうすけ]
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