村田真/原久子 |
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12/10 |
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パトリシア・ピッチニーニ WE ARE FAMILY
12/6〜2/1 原美術館[東京] |
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ヴェネツィア・ビエンナーレにも出ていた半獣半人みたいなグロリアリズム(グロリア主義ではなく、グロテスクなリアリズム)の彫刻を中心に、CGビデオや動物用(?)ヘルメットの新作も。ヴェネツィア・レポートにも書いたけど、こうした彫刻にはロン・ミュエックという大御所がいるのだから、新作に期待したい。
[12月10日(水) 村田真] |
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ANZAI meets the superstar
12/2〜25 TERMINAL[東京] |
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DESPERADOと同時開催の写真展。ウォーホル、ボイス、ブライアン・イーノ、ローリー・アンダーソンら、いまやなつかしのスーパースターのポートレートを、ポスターサイズから葉書大までお店の壁や陳列ケースに展示している。
[12月10日(水) 村田真] |
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代官山インスタレーション'03
11/22〜12/14 代官山界隈 |
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141点の応募プランのなかから選ばれた10点のインスタレーションが、代官山の各所に実現。稲岡稔の《意識の光景》やPEA…の《アミダコミュニケーション》は、観客が参加できるインタラクティヴな作品だけどヴィジュアルな魅力に欠けるし、小川次郎の《EPSP》は巨大な発砲スチロールのブロックを何十個も並べた力作だが、質より量が勝っている。いちばん好ましく感じたのは、ヴィジュアル作品ではなく、吹寄席亭による《代官山ささやき寄席》。公園にいると背後からボソボソ声が聞こえるのでなにかと思ったら、柵に仕掛けたスピーカーから流れてくる小噺だった、という作品。噺そのものは他愛のないものだが、押しつけがましくなくささやいてくるところがいい。
[12月10日(水) 村田真] |
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オーストラリア現代画家鮮烈美術展
12/9〜14 ヒルサイドフォーラム[東京] |
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オーストラリアの現代画家、ジェイソン・ベンジャミンとアンガス・マクドナルドによる2人展。どちらも古典的技法にポップな味つけをしたリアリズム絵画で、どこが「鮮烈美術」なんだか。
[12月10日(水) 村田真] |
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白井美穂展 ジョイ・オブ・ライフ
12/9〜26 ヒルサイドギャラリー[東京] |
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ヘタクソな味わいのペインティングと謎めいたインスタレーションの展示。ペインティングにはデモ風景が描かれていて、22.3.03の日付も。これはイラク戦争の開戦日だっけ?
[12月10日(水) 村田真] |
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会田誠「My県展」
11/12〜12/20 ミヅマアートギャラリー[東京] |
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模造紙にマジックと水彩で描いたエロ、テロ、グロ、スカトロ、ナンセンスな絵を、つまりは思いっきり悪趣味な絵を、学校の掲示板みたいな額に貼っている。一種の文人画といえなくもない。ミッキーくんとミニーちゃん(らしき生き物)が後背位でズコズコやりながら、「著作権? 関係ねーよ」「来るなら来い!!」と叫んでたり。だいじょぶかよ。
[12月10日(水) 村田真] |
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奈良美智展「S.M.L.」プレオープン
12/10〜18 graf
media gm[大阪] |
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20日からはじまる個展のために、奈良美智が東京からクルマに画材などを積み込んでやってきている。ギャラリー内にアトリエをつくってそこで制作をしているらしい。壁には最近出版された写真集の色校正用紙がそのまま留められていて、そのまえに展示につかうのだというこれまで奈良が描いてきた作品をもとにつくった人形(S.M.L.サイズ)が並んでいる(ファンの方たちの手づくり)。「S.M.L.」っていったいどんな展覧会になるんだ。ちなみに、毎日「今日の1枚」と書いた扉の部分に日替わりでドローイングが展示されるという。本展まで何が起こってゆくのか?? 平面作品などを壁に展示するタイプの普通の個展ではないらしい。
[12月10日(水) 原久子] |
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