村田真/原久子 |
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12/19 |
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林田直子展
12/15〜25 ギャラリー21+葉[東京] |
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池、林、川などを朴訥なタッチで描いた風景画。林田は2001年に徳島県神山町のアーティスト・イン・レジデンスに滞在して以来、そこに住みついて制作しているそうだ。
[12月19日(金) 村田真] |
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「美」と「術」2003
12/15〜27 藍画廊[東京] |
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上野慶一と高馬浩の2人展。上野は例の「ルヴハイ」絵画、高馬は彫刻だけでなく最近は絵画にも進出めざましい。
[12月19日(金) 村田真] |
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井崎聖子展
12/8〜20 かねこ・あーと2[東京] |
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いつもイイとこまでいくのだがいまいちヌケない。いや絵画の話。どうも既視感がぬぐえないのは、井崎さんの奥ゆかしい人柄でしょうか。
[12月19日(金) 村田真] |
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漂流物考展
12/1〜2/21 INAXギャラリー1[東京] |
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名も知らぬ遠き島より流れ寄る椰子の実はもちろん、クジラやイルカの骨、馬の骨ならぬ歯、ハリセンボンのミイラ、使い捨てライター、開栓してないアルミ缶など、浜辺のゴミも分類すればミュージアム・コレクション。
[12月19日(金) 村田真] |
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浜田周展
12/1〜22 INAXギャラリー2[東京] |
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ゴームリーが包帯巻きのミイラ彫刻だとしたら、これはそれを入れる棺桶彫刻か。タコとイカの合いの子みたいな9本足の彫刻もおもしろい。
[12月19日(金) 村田真] |
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安斎重男写真展 NEW YORK 1979
12/8〜23 ギャラリー現[東京] |
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安斎さんが4半世紀前のニューヨーク滞在時に撮りためていた風景写真。ポストモダン以前、WTCのツインタワーがもっとも輝いていたころのニューヨーク。ツインタワーから撮ったブルックリン橋もある。摩天楼のようなクイーンズの墓地もある。ゲイの若者たちもいる。1枚5万円。
[12月19日(金) 村田真] |
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ART-EX帰国報告展 大崎のぶゆき「皮膚呼吸」
12/8〜20 大阪府立現代美術センター |
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ドイツにて滞在制作を行なった大崎のぶゆきの個展。街角で身体を模した器をピンホールカメラにしたてて撮影を行なった。そのときのドキュメント映像などとともに、ピンホール写真も勿論展示。ドイツの人たち、とくに子どもはよほど珍しかったらしくピンホールカメラ人間(?)におおいに反応していた。
[12月19日(金) 原久子] |
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京都クリエイターズ・ミーティング3 Working & Presentation
12/19 京都芸術センター |
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正座で真剣に駒を動かす2人。その真ん中に座っていっしょに将棋盤を見る野村誠。2人のゲームの進行をアナウンスする木村友紀。パフォーマンスは山下残、坂本公成。将棋のルールもなにもわからないのだが、なにか法則性があるような、ないようなパフォーマンスに見入る。実験的って言葉の響きは、逆に使い古されたもののように感じられてしまうかもしれないが、とても実験的で知的で且つ笑えるパフォーマンスでした。
[12月19日(金) 原久子] |
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奈良美智展「S.M.L.」
12/20〜2004/2/1 graf
media gm[大阪] |
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プレ・オープン期間中カフェとの間を隔てていた壁がすっかり取り払われた。小さな小屋のようなS、プレーンな白い部屋は作家が10日間使ってきたアトリエのM、廊下を曲がるとLの部屋には奈良が撮った写真のスライド・ショーを観ることができる。入口にはS.M.L.という文字型の大中小のアクリル・ボックスに、奈良の作品に登場するキャラクター(子ども)の人形たちがぎっしり詰まっている。そして、ピースマークにも。Sの部屋は120cmの子どもの目線にあわせて会場となったgrafの工房でミニサイズのソファセットが誂えられていた。いままで仕事をしていたかのように靴やジャケットもそのまま、ロックがかかっているMの部屋は等身大。Lの部屋にはジャンボサイズのソファがあって、そこに座ってスライドを観ることになる。大きさが変わっただけで、視点に変化があったり、それは気持ちにまで変化を与える。ピースマークにつめこまれた子どもたちは、いろんなふうに解釈できる。2004年こそ平和な年がやってくることを祈りたい。
[12月19日(金) 原久子] |
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