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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
10/3-10/7
磯崎新 美術館と住宅
3/2〜10/17 アートプラザ[大分]
磯崎新 美術館と住宅
磯崎新の設計で、もともと図書館として用いられていた建物がいまアートプラザと名称を変えて、展示空間として利用されている。そのアートプラザで、磯崎がこれまで手掛けた美術館建築と住宅建築の模型や図面、彼のこれまでの活動の足跡を読むことができる年表の展示が行なわれていた。
[10月3日(日) 原久子]
南蛮文化の精華
9/17〜10/24 大分市美術館[大分]
キリシタン文化を中心とする鎖国時代に日本に伝わったり、日本でその影響下で作られた生活用品、調度品、宗教行事に用いるような道具が並んでいた南蛮文化を紹介する展覧会。踏み絵の表面がつるつるになっていたのは、磨かれるほどたくさんの人たちが踏んだのだろうか、と驚く。キリシタン大名として有名な大友宗麟の住んだ大分だけにいろいろある。しかし、美術館へ来て聞いた話で感慨深かったのは、いま美術館が建っている丘に雪舟の「天開図画楼」というアトリエがあったという話。
[10月3日(日) 原久子]
大島成己展 “Reflections”
10/2〜30 ノマルプロジェクトスペース[大阪]
“Reflections”シリーズは、建物のガラス面に映り込んだ周囲の風景を写した作品。何層にも画面が構築されている。今年のヴィネツィア国際建築ビエンナーレにも、大島のこのシリーズが出品された。
[10月6日(水) 原久子]
第15回ART-EX グレアム・トッド展
9/29〜10/10 海岸通ギャラリーCASO[大阪]
第15回ART-EX グレアム・トッド展
大阪府のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムで3カ月大阪に滞在したグレアム・トッドの個展。涼しいスコットランドから来た彼は、暑い日本の夏を体験した。彼が見た大阪の町、そして町を取り囲む空気(暑さも含めて)も作品のモチーフとして絵画作品を完成させた。
[10月6日(水) 原久子]
TAMA VIVANT 2004 たとえばの新しさ
10/6〜13 みなとみらい駅地下3階コンコース[神奈川]
TAMA VIVANT 2004 たとえばの新しさ
多摩美の八王子キャンパスで展示したのち、なんと地下鉄のコンコースで公開。なるべく多くの人の目に触れさせたいとの意図はわかるが、このコンコース、ぼくが行ったときはほとんど人が通ってなかった。逆に通勤ラッシュだったら作品が壊されちゃうかも。だからつねに2〜3人の学生が張りついていて、夜はそのまま置いとくわけにもいかないから、いったん作品を引き上げるのだそうだ。出品は雨宮庸介、伊庭靖子、曽谷朝絵ら7人で、平面が過半数を占めているけど、壁と天井がカマボコ型なので展示には向いてないと思う。苦労対効果のコストパフォーマンスやいかに?
[10月7日(木) 村田真]
藤幡正樹 モレルのパノラマ
9/18〜10/24 山口情報芸術センター[山口]
藤幡正樹 モレルのパノラマ
メディア・アートって能動的に体験しなくっちゃいけなくて、面倒ダ〜という人もいる。対面させてプロジェクションした2つの画像は、もともとのデータに360度を撮影可能な会場内のカメラで撮られた画像が合成されて投影される。表裏がひっくり返ったりして、自分がどこにいるのやら、わからなくなってゆく。ひとりで平日の昼間にこの場所にいたのは私ひとり。もし会場内で撮られた画像データが蓄積されているとしたら、カメラの周囲をくるくる回って自分の姿を追いかけていた自分が記録に残っているなんて、あまりうれしくないナ。
[10月7日(木) 原久子]
佐藤時啓 「obscura machina 2004」
7/21〜10/31 山口情報芸術センター[山口]
巨大カメラオブスキュラが設置され、屋外の景色をそのまま壁に映し出している。いくつかのピンホールがあり、横に長い画面は、景色が反復している場面もあり、道を走るクルマが作品にうまく取り込まれている。
[10月7日(木) 原久子]
 
Index
9/22-9/26
黄色の庭 弐
日本洋風画史展
福井篤展
荒木経惟展「冬春」
小林正人 星の絵の具
牧谷光恵展「サルのいる花の島」
International Meeting Between Autonomous Cultural Centers Stemming from Citizen and Artistic Initiatives
COLORS:ファッションと色彩展
小沢剛:同時に答えろYESとNO!
9/28-10/1
Shanghai Biennale Techniques of the Visible
Odyssey(s) 2004 フランス在住芸術家のグループ展
鳥とともに/須田悦弘
マティ ス展
10/2
エミール・ノルデ展
奈良美智 From the Depth of My Drawer
ルイージ・プレジッチェ展
GINZA PHOTO STREET 1930s / 2004
イサム・ノグチ、ランドスケープへの旅
濃淡の段階的な推移 風倉匠展
越前谷嘉高展
アトリエ・ワン「街の使い方」展
小松純展
常設展(石川亮)
中村協子展
藤本由紀夫×西宮市大谷記念美術館 美術館の遠足8/10 
10/3-10/7
磯崎新 美術館と住宅
南蛮文化の精華
大島成己展 “Reflections”
第15回ART-EX グレアム・トッド展
TAMA VIVANT 2004 たとえばの新しさ
藤幡正樹 モレルのパノラマ
佐藤時啓 「obscura machina 2004」
10/8-10/13
青木野枝展
「21世紀の出会い──共鳴、ここ・から」
香月泰男展
金沢・まちなか彫刻作品国際コンペティション選抜作品展
アナザームーヴメント
喜多順子「水彩画」
中津川浩章展「まなざしと存在」
マサルとミツル bitter & sweet
10/15-10/17
リアクティヴィティ 反応=再生する可能性
宇治野宗輝「カーマ・オヴ・サバーバン・ヴィラ」
ヴォルフガング・ティルマンス
竹川宣彰展
クリスチャン・ホルスタッド『アメリカン・エキスプレス』
ピーター・ポマー
オラフ・ブルーニング『HOME』
ダグ・エイケン This Moment is the Moment
山口牧生
八木一夫展
クリエーターズミーティング Play Time
10/18-10/20
緑の森の一角獣座・風の塔1995-2004記録
芸術家の家アートセンター
新収蔵品展
美しい、ひと 山川順子展
乃美希久子展 空き家
ミュージアム・シティ・天神2004「芸術家の家を作る」
The Owl Project「交信/更新するカメレオン」
大阪アート・カレイドスコープ OSAKA05 プレイベント
福岡空港児童画展2004
フィレンツェ──芸術都市の誕生
9/19-9/24
岩佐又兵衛
モノクローム絵画の魅力
Wi-CAN Station 2004
マダンTv_千葉中央
メタユニットMRプロジェクト
SPIRAL TAKE ART COLLECTION 2004
草間彌生展 永遠の現在
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