村田真/原久子 |
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7/10-7/14 |
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ZAZEN
7/10 graf
media gm [大阪] |
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asymmedleyという名で登場した和泉希洋志を目当てにイヴェントをのぞいたら、以前HIROMI YOSHIIでもグループ展に出したことがあるという内田耕造という若い作家がライブペインティングをしていた。途中、映像と重ね合わせるなど、ちょっと実験的なことも試みたり。grafの工場の人が作った小さなイス、テーブルにも絵を描いたり。一つひとつのことがどうっていう大げさなことではなく淡々と繰り広げられている日常のかけらっぽかった。
[7月10日(日) 原久子] |
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トリエンナーレ学校(14)
7/12 旧関東財務局ビル(現・トリエンナーレ・ステーション) [神奈川] |
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上:アーティストを紹介する川俣正
下:プレゼンテーション中のKOSUGE1-16 |
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毎週火曜に行なわれている「トリエンナーレ学校」は今日が14回目。横浜トリエンナーレに出品予定のアーティストがプレゼンテーションを行なうなどしている。KOSUGE1-16の2人が、これまでやってきた活動と、横浜でやろうとしていることについて画像を使いながら、イキイキと現場の空気が伝わってくるようなプレゼンをやっていた。自転車、スケボー、スケートなどこれまでも継続的にスポーツをモチーフに扱ってきたが、今度はサッカー。巨大サッカーゲームも登場。スタジアムはアトリエ・ワンといっしょにつくる。
講師としてやってきたもう一人は、ミハエル・サイルストルファー。野原のなかに小屋が1軒。ストーブの煙突から煙があがっていて、家を少しずつそのストーブで燃やしていくと、最後にはストーブだけが残るという記録映像の作品は、ジーンときた。ほかには、乗用車を発射台代わりにして外灯をミサイルのように飛ばすプロジェクトもある。なかなかユーモアのセンスが素敵な1979年生まれの若いアーティスト。横トリが楽しみになる。
[7月12日(火) 原久子] |
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群馬青年ビエンナーレ‘05 6/11〜7/18 群馬県立近代美術館[群馬] |
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高校生のユニット吽派の作品《現代女子高生論──オマージュ ゲルハルト・リヒタ − ルーズ・ベネディクトに捧ぐ》は、コンセプトといい、携帯電話でのムービーの
使い方などの手法といい、高校生がつくったというよりは、むしろその視点は他者か ら向けられたもののようにすら感じられた。同じく高校生の入選作で自分自身が日々
の生活に欠くことができない義足を使った作品を出した片山真理の作品も、この人の 創造の必然を感じることができた。出品対象年齢が16〜29歳と限られているので、地元の高校生の出品も多かったのがほかの公募展と異なるところ。審査委員をやらせて
いただいたので、すべての作品を長い時間かけて観ていたが、最終的にどんな展示に なったのかが気になって出かけた。ほかのコンクールにはないセレクションになって
いたのではないだろうか。会田誠、やなぎみわといった個性的なアーティストも審査委員として参加したそんな結果があらわれていたように思う。
[7月13日(水) 原久子] |
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夏の蜃気楼 6/25〜8/31 群馬県立館林美術館[群馬] |
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並んでいるアーティストの名前を見て行きたくなった。そして、もうひとつどうして も観ておきたかったわけは、某新聞に書かれていた記事のせいだ。執筆した編集委員
がいつもは明らかに興味をもたない範疇にあるこれらの作品。小瀬村真美の作品に主 に言及していたのだが、いつにない書きようでもあった。
通り過ぎる風や、そこに見えてくる光の帯に瑞々しさを覚えるような雰囲気。展覧会 名にある「蜃気楼」のネーミングは企画者の意図がよくイメージできるし、全体から
感じ取れる雰囲気もこの名前とおりであった。
[7月13日(水) 原久子] |
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横浜トリエンナーレ2005公開ミーティング
7/14 graf media gm[大阪] |
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横浜トリエンナーレのディレクター川俣正の全国行脚は続いている。今回の出品作家でもあるgrafの豊嶋秀樹をまじえて、ハマトリ2005の参加作家や、見どころについて紹介する。るさんちまん、COUMAなどの関西から出品するアーティストたちも客席に混じっていて、なごやかな会となる。grafでプロデュースするgraf
media gm : YOKOHAMAの宣伝も。
[7月14日(木) 原久子] |
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