村田真/原久子 |
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7/16-7/17 |
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居城純子+メメント森「Hotel Pantaloon」展 7/1〜31 Pantaloon[大阪] |
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平日は夜間のみ、週末は昼下がりから開いているカフェ・ギャラリーのPantaloonは梅田から一駅の中津にある。古い家屋をセルフビルドでリノ
ベーションした居心地の良い場所。居城はペインティングを、森はサウンドを主に担当した2人の展覧会は、この会場をホテルに見立てて、そこから見える風景として描かれた平面作品があったり、窓のないトイレにも、疑似窓風に作品がある。ビューロー机には日記風に書かれた小説があるが、その頁を焦がして穴を開けていく作業も日々行なわれていたらしい。1カ月間でどんな変化があったのか、毎日は見に行けないけど、そのドキュメントを観てみたかった。
[7月16日(土) 原久子] |
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成瀬修 展「26」 7/12〜17 iTohen[大阪] |
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だまし絵っぽくもあり、寓話的かつ物語テキな世界をシュールに描いていた。展覧会名 の「26」というのはアルファベットの26文字からきている。
[7月16日(土) 原久子] |
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レクチャー New Visionaries 13 マニュエル・サイズ 7/16 remo[大阪] |
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世界中のアーティストの映像作品を25時間ぶっ続けで上映する企画《25hrs》など、さまざまなプログラムのオーガナイザーであり、アーティストでもあるマニュエル・サイズのレクチャーがあった。バルセロナとロンドンの2箇所に拠点を置き、日本にも頻繁に調査等で来日している事情通だけあって、話題も豊富。現在進行中の企画Video
Dictionaryやこれまでのさまざまな企画の運営方法に、これまたインフラ整備好きなremoの甲斐さんも、がっつり食いついて質問していた。
[7月16日(土) 原久子] |
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Nomart Projects#03_02 木村真由美
7/16〜8/6 ノマル・プロジェクトスペースCUBE & LOFT[大阪] |
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野菜や果物などを用いて女性のイメージを伝える写真シリーズは、シニカルな笑いを含んでいる。木村の作品は女の子チックなのだが、カワイ過ぎるのではなく、憧れの少女像をもうひとりの女の子の視点でみつめているかのようだ。写真もビデオ作品も同様。そしてなにより笑いを大事にしている。
[7月16日(土) 原久子] |
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ウィスット・ポンニミット個展「Melo」 7/17〜8/29 graf media gm[大阪] |
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入口はひとつだが、出口が6つある迷路。その壁には物語の一部になる絵が貼られているのだが、たどる道順によって物語の展開が変わってゆく。ただの壁と見間違えるノブのない秘密の扉まである。ショップで本を物色しながら、気付いたのだが、見に来た人が何度も何度も出口から出てきても入口に戻ってゆくのが、おかしな光景としてみえた。横浜トリエンナーレにもポンニミットは出品予定で、この迷路の変形ヴァージョンを出品するという。
[7月17日(日) 原久子] |
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『Knock,』──境界を揺らす 6/28〜7/17 ギャラリーそわか[京都] |
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重森亜紀の企画で開かれたこの展覧会に小野環、照屋勇賢、三上清仁の3人が出品。京都芸術センターでレジデンスを行なうなどした3人は、みな京都とはゆかりのない作家たち。横浜トリエンナーレ出品作家でNY在住の照屋は、世界中のマクドナルド(ハンバーガー店)のテイクアウト用の紙袋を用いたり、トイレットペーパーの芯を用いたり、どこででも入手できるものを作品に変えてゆく。小野は風景をズラす作業を平面、立体、ビデオで表現。三上はコミュニケーションを問題にした作品を出品。ばったり会場にて小山穂太郎さんと遭遇。
[7月17日(日) 原久子] |
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