村田真/原久子 |
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3/17〜3/18 |
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児島サコ個展──The gloaming
3/17〜4/4 山本現代[東京] |
児嶋サコというと、自らがハムスターに扮するパフォーマンスやオブジェを思い出す人が多いだろう。一部オブジェも出ているが、この個展では油彩を中心に出品。ちょっとした新境地を切り開いた感がある。小動物が登場するが、自身の深層心理をそのキャラクターに託して描いているのだろうか? しばらくはタブロー中心に描いてゆくようなので、じっくり見守りたい。
[3月17日(土) 原久子] |
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川口奈々子個展
3/17〜4/21 Yuka Sasahara Gallery[東京] |
コレクション展が開かれていた児玉画廊も含めて、神楽坂の画廊の壁はどこも関西のアーティストたちの作品で埋まっている。川口奈々子も京都市立芸大出身で現在大阪在住。女の子っぽい色遣いなのだが、中身はちょっとコワカワイイ(怖い+可愛い)。個人的な趣味で言えば、色味はこのままで、もっと怖くなってもいいかもしれない。
[3月17日(土) 原久子] |
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できやよい展
3/17〜4/28 高橋コレクション[東京] |
懐かしい作品が並ぶ。気がつけばできやよいも三十路の声が聞こえてくる歳になっている。一昨年のKPOキリンプラザの個展以来、最近の新作を観る機会がないが、年を重ねて、どんな作品になってゆくのか、興味が尽きない作家である。
[3月17日(土) 原久子] |
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メゾン四畳半 藤森照信
3/17〜6/10 エルメス[東京] |
8階のギャラリースペースまでエレベーターで上がると、靴を脱ぐことに。制作途中の四畳半の部屋が並び。巨大な漆喰の貝殻の上では記念撮影もできるサービス(?)付きである。一緒に作業をすることもできるのだと、あとで知人から聞いたが、かなり気合いを入れていかないと手伝いまではできないかな。でも、西野達展に続き、エルメスのものづくりへの取り組みはいつも本気である。
[3月17日(土) 原久子] |
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中村宏──図画事件1953-2007
1/20〜4/1 東京都現代美術館[東京] |
中村宏とはこういう作家だったのか。セーラー服、機関車、飛行機……これらは男子の永遠の憧れなのか?! 近作などを観ていると年齢を感じさせない。大胆な構図だが、破天荒な人物というより、むしろものすごく几帳面な人なのではないだろうか、と勝手に作家像を想像する。
[3月18日(日) 原久子] |
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MOT アニュアル──等身大の約束
1/20〜4/1 東京都現代美術館[東京] |
「等身大」という言葉はけっこう私もよく使うのだが、確かに便利な言葉である。ここにもいろいろな等身大があった。
[3月18日(日) 原久子] |
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ポル・マロ──傷ついた世界でみつける僕らのたいせつなこころ
3/3〜21 京浜運河大井競馬場桟橋横に停泊中のバージ船内[東京] |
どこにボートを停泊させているんだろう、と友人に電話をかけ、捜索開始。でも、電話が繋がって場所がすぐにわかるってことそのものが凄いことだ。モノレールの駅を降りればすぐ分かるとのことだったが、駅横の橋のたもとにボートはあった。アーティストはいなかったけれど、企画者の兼平彦太郎君が出迎えてくれた。
[3月18日(日) 原久子] |
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MAMプロジェクト「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン」
2/28〜5/6 森美術館ギャラリー2[東京] |
ジョン・ウッド&ポール・ハリソンの映像作品には、笑いが満載されていた。シンプルで、スマートなんだけど、ユーモアに富んだ可笑しみがある。だから、まるで同時開催中の「日本美術が笑う」展「笑い」展の一部かと思ってしまうほどである。全作品しっかり堪能したので、1時間ほどずっと立ちっぱなしだったが、笑いっぱなしでもあった。床に投影した作品のまわりはつねに人が取り囲んでいて、すっかりみんな2人の作品にはめられてしまっていた。
[3月18日(日) 原久子] |
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