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展覧会レビュー
小吹隆文/福住廉
4/9
≒草間彌生〜わたし大好き〜
2/9〜4/18 ライズエックス[東京]
草間彌生に密着したドキュメンタリー映画。制作風景を目撃することができるのも見ものだが、なんといっても草間本人の魅力的なキャラクターを目の当たりにすることができるのが醍醐味。スタジオのスタッフに向かって「この人たちは私が死ぬのを待っているのよ」と不敵に笑ったり、「晩年にこういう作品を作るのは?」という監督のぶしつけな質問に「わたしって晩年なの?」と鋭く切り返す草間は、この上なく愛らしい。
[4月9日(水) 福住廉]
衣川泰典 展「ふれて/みる」
4/8〜20 ニュートロン[京都]
衣川泰典 展「ふれて/みる」
雑誌やチラシなどの広告写真、個人的な写真などを貼り込み、その上から加筆することで作られる衣川泰典の作品。無数のイメージが宙に浮遊するかのような作品を見ていると、作者の頭のなかでイメージが明滅している様子が連想される。新作では、これまで黒だった背景を白に変更。塗り潰されてしまったイメージも薄っすらと視認できるため、以前より奥行きのある表現に成功している。貼り込みと塗り潰し方をより工夫して更なる多層化を図れば、より面白い作品になりそうだ。
[4月9日(水) 小吹隆文]
上田順平 展─パチモン─
4/9〜5/2 イムラアートギャラリー[京都]
上田順平 展─パチモン─
今年2月に行なわれた《第11回 岡本太郎現代芸術賞》で、岡本敏子賞を受賞した上田順平。本展ではその受賞作と新作の小品が出品された。昔話の主人公や伝統的な吉祥の図柄、われわれの身近にある現代的な道具類がハイブリッドされた作品は、陶芸とファインアートの混血であり、強引に西洋文化を接木されたわれわれ日本人の映し鏡でもある。あからさまに卑俗さや性的イメージを強調しているのに、むしろ大らかさが感じられるあたりも好感が持てる。
[4月9日(水) 小吹隆文]
Index
3/21〜3/22
池田亮司 新作インスタレーション展「datematics」
シェルター×サバイバル──ファンタスティックに生き抜くための「もうひとつの家」
展覧会をつくるということ 市民のこころみ、コレクション展 ─テーマは人間─
没後30年 熊谷守一 展 天与の色彩 究極のかたち
3/25〜3/27
芸術は寿し(いのちながし) 画家に長寿が多いわけ
伊吹拓 展
田中真吾 展
福居伸宏 ジャクスタポジション
3/30〜4/1
高田洋三 箱の島 ─miniature island─
第61回 日本アンデパンダン展
アーティスト・ファイル2008──現代の作家たち
We didn't do it. UKストリートアートの現在
4/2〜4/3
佐藤よう展[幼き頃の君に]
吉田廣喜 展──夢の遺伝子
中村享史 彫刻展
4/5
山本武夫 展 美人画と舞台美術
美女の図、美男の図〜藤田嗣治、高野三三男から現代作家まで
藤田桃子「トネリコ・ユッグドラシル」
NEW TOKYO CONTEMPORARIES/ニュートーキョーコンテンポラリーズ
アートフェア東京2008
101 TOKYO Contemporary Art Fair
4/9
≒草間彌生〜わたし大好き〜
衣川泰典 展「ふれて/みる」
上田順平 展─パチモン─
4/11
山下律子 展
"Who's Next" アート界のイチロー探し
池松江美(a.k.a.辛酸なめ子) セレブ犯罪トリップ
4/13〜4/19
絵画の冒険者 暁斎──近代へ架ける橋
綿引恒平「健康的なVS!」
寺田眞理子 展
本田かな写真展「私の持つ地図」
大喜喜展
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