村田真/酒井千穂 |
|
4/5〜4/6 |
|
アートフェア東京2008
4/4〜4/6 東京国際フォーラム・展示ホール[東京] |
今年は内外108軒のギャラリーが参加。アートマーケットの好況を反映し、参加希望ギャラリーは増える傾向にあるそうだ。しかし売り上げは昨年並の約10億円と頭打ち。ここらがピークなのか、まだまだ伸びるのか?
[4月5日(土) 村田真] |
|
知られざる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展
3/15〜5/6 東京都写真美術館[東京] |
マリオ・ジャコメッリというと、かつてパリで『PHOTO POCHE』というシリーズの1冊を買い求め、そのモノクロ写真に見ほれたものだが、フランス語が読めず、日本で紹介されることもなかったので、どういう写真家か知らないままだった。というのがおそらく私だけでなかったことが、今回の「知られざる鬼才」というタイトルからわかる。きわめて絵画的な写真。
[4月5日(土) 村田真] |
|
ティモシー・グリーンフィールド・サンダース展
4/1〜4/30 MA2Gallery[東京] |
イラク戦争で負傷したアメリカ兵の現在を大型ポラロイドで撮った写真。手足が欠けていたり、顔に火傷を負っていたり、実物だと正視に耐えない容姿だが、写真だからつい凝視してしまう。かたわらには本人のその後の人生も記されている。だが、それらを見たり読んだりすればするほど、彼らより圧倒的に多く、また悲惨だろうイラク人の負傷兵に思いを巡らさざるをえない。いや、負傷ならまだしも、虫けらのように殺されていったイラク兵はどうなっちゃうの?
[4月5日(土) 村田真] |
|
101Tokyo Contemporary Art Fair 2008
4/3〜4/6 旧練成中学校[東京] |
アートマーケットの活況にあわせ、新たに立ち上がったアートフェア。28画廊の半分が海外からの出展という国際ぶり。そのせいか、チラシもウェブサイトも英語だらけでわかりにくい。展示は、中学校の校舎の1フロアを正方形にほぼ28等分してあるのだが、天井が低くなんか息苦しいなあ。でもお祭りみたいな熱気は感じられるけどね。4日間で総入場者は5000人、売り上げは1億円だったそうだ。
[4月6日(日) 村田真] |
|
アートアワードトーキョー
4/4〜5/6 行幸地下ギャラリー[東京] |
今年の全国の美大の卒業制作展から選んだ44人の作品を展示。絵画が多いが、映像やインスタレーションもある。佐藤翠(名古屋芸大)と住田大輔(武蔵野美大)を要チェック。
[4月6日(日) 村田真] |
|
板野久美子陶展 saihateII
4/1〜4/6 ギャラリーマロニエ[京都] |
以前にも「最果て」というタイトルの個展を開いていた板野。山間の大きな川の流れのような勢いと緩やかさをもつフォルムが大自然の風景を連想させるつやのない白い陶だが、今回は荒々しさや繊細さだけでなく、どの作品にもなんとなく軽やかさが感じられる。天井近くの高い位置に展示された鳥の翼のような作品は本当に飛んでいるみたい。そこで気がついたけれど板野の作品はその影がまた美しい。
[4月6日(日) 酒井千穂] |
|
|
Index |
|
|