2008年8月アーカイブ

8月30日

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6日ぶりにPCの前に座り、ブログを見て過ごす。
まずはお約束のさん。いやー精力的に動いている。
3日の集中講義を2校でこなし、あっちこっちの現場に出向き、クスタケシとなって彫り物に勤しんでいる。
彼には、9月3日に、秋のプログラムのためにまた水戸で会う。プロジェクトがスタートする前に、このような会議も沢山こなしているんだろうな。打ち合わせ日が実務日だったり、密かに、そのための作り物をしていたり、タフな作家業に脱帽。

窪田さんの手がける赤坂のプロジェクトのブログを訪ねる。いやー、まじめに打ち合わせしている。オープニングがとてもたのしみ。

CIMG1266.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育館のエントランス部分は淺井裕介が頑張って毎日制作している。

赤坂の土を数種類使ったペインティングが徐々に出来ていく。

階段部分の作業は小川君(アーティスト兼腕っぷしのいい大工)特製の台に脚立を置いて作業。

ケガには気をつけましょ!

CIMG1295.JPG小沢剛、さすが巨匠と呼ばれるだけある。作品の途中段階ですでに美しい彫刻作品。

とはいえ本人は彫刻だとは思っていないだろうが。

下が小沢剛のインスタレーションの途中、天井がパラモデルのほぼ完成。

贅沢で気持ちの良い空間になりそう。

昨日は、カフェ・イン・水戸2008の定例会議の日。
最初は2時間くらいで終わっていた定例会が、いまとなっては懸案事項が残ったまま3〜4時間かかって終わる。ようやく、街中の展示の展開も見えてきた。
9月中旬に広報印刷物の入稿があるので、それまでにバタバタと、背中を押されるようにして決まっていくだろう。

かたや、『ビエンナーレの現在』を読書。
この本で言及されている「専門的鑑賞者」と「非専門的鑑賞者」の話、「市民芸術論的転回」という言葉が、カフェ・イン・水戸2008の企画に携わっていて、かつ今年のサイト・サンタフェ国際ビエンナーレにも提携機関のキュレーターとして関与した身として、とても興味深い。ふむふむ。

CIMG1270.JPG今日から巨匠小沢剛が搬入のため、それまでに終わるべくパラモデルが急ピッチで作業中。

いい感じになってます。

寿町

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横浜で関連プログラムの打合せ後、寿町でアートプロジェクトを推進している河本さんと会食。

日雇い、高齢化、訳ありの過去、、、そうした人たちの集まっている街においてアートの果たせることってなんだろう。色々と深い話しを聞き、考えさせられるところ多し。

アーティスト大津達と打合せ。

前回の横トリで中華街にホテルを作ったり、エルメスで展覧会をした西野達が、AKASAKA ART FLOWER 08では心機一転、新しい名前で参戦する。

西野さん、いや大津さんの作品プランはいつもの通り実現が超困難なものばかりだが、ようやくほのかな光が見えてきた。

最後まで予断を許さないのがスリリング。

金沢21世紀美術館で、日比野克彦アートプロジェクト「ホーム→アンド←アウェー」方式 meets NODA [But-a-I]が開催中。

8月22日にレセプションがあった。

レセプションの日は、金沢での5日間のワークショップの最終日。
展示室には、檜丸材でステージと観客席が組まれ、仮設の劇場に。
そこは、野田秀樹さんのビジバシの演出指導の声が飛ぶ、即興演劇の練習場と化していた。

これは、美術館? ワークショップ? はたまた稽古場?
越境的な位置づけがいまの自分の興味にぴったりあった。

日比野さんの紐の刺繍の新作も見れて大満足。

水戸に帰ってきた翌日。今度は日比野さんが来水。秋の展覧会の打ち合わせ。
ひびのこづえさんも来水され、秋の展覧会関連事業について打ち合わせ。

スタッフが日々の状況をアップしています。

スタッフの募集もこちらでしているので、興味のある人はチェックして下さい。

http://artflower.jugem.jp/

かなり楽しい現場です!

8月の3週目

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週の前半、水戸でカフェイン水戸や日常の喜び関連の会議。週の後半は日比野克彦。
8月22日
金沢入りし、日比野克彦アートプロジェクト 「ホーム→アンド←アウェー」方式 meets NODA
[But-a-I]
の公開ワークショップを見る。
多摩美・金沢美大・芸大の学生が70〜80人の規模で参加する夏期集中のワークショップの最終日。
最後の最後の通しの30分。まさにNODAマジック。居合わせることのできた幸せを久しぶりに味わう。
写真はその後のプレス用のトーク挨拶時風景
IMG_0037.jpg

日比野さん左脇の毛糸の線。客席からはこのように見える。で、舞台に上がって回り込んでみる。
なんと作品。指示をもらいつつ、これらの作品を見ている風景が、自然と舞台で演じているように見える効果をねらってのこと。工房に寄ると、毛糸による朝顔の種のシリーズがあった。いろいろと仕事をしている。そういえば、会場で久しぶりに日比野克彦の下期の予定がわかるカレンダーをもらった。
莇平の収穫祭は10月26日。水戸でのプログラムがあり出かけられない。(しかたない。)
IMG_0024.jpg

      

午前中は横トリの仕事で四谷の国際交流基金にて打合せ。

その後、渋谷で横トリのイベントに参加するアーティスト数人と打合せ。

夕方、いくつかの展覧会オープニングに出席。

その後、体育館での作業が終了したパラモデル&スタッフに合流。

遅くまで付き合ってもらい済みません!面白かったです。>パラの林さん

 

午前中は赤レンガで打合せ。

午後に青山のTWS(トーキョーワンダーサイト)で今村館長、パラモデルと打合せ。

その後赤坂の現場で校正作業をし、また横浜のZAIMで打合せ。

最後は代官山のナンジョウ事務所で西山さんと打合せ、終了したのが夜中の12時過ぎ。

夕食を取る時間がなかったので、西山さんと駒沢で遅いディナー。

昼に鉄割の戌井さんを交えてTBSで打合せ。

AKASAKA ART FLOWER 08の会期中に体育館で公演をしてもらうことになった。

楽しみ!しかも入場無料とは!!(ただし展覧会チケットは必要)


http://www.tetsuwari.com/webapp/top/index.html

来年

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フリーランスの場合、直近の仕事だけに振り回されると、来年は仕事が無いことになる。

とはいえ、これだけプロジェクトに関わっていると来年のための営業なんて出来るわけがない。

そんな不安がたまによぎるのだが、どうしようもない。

果報は寝て待つか。

ホープ県最終日。

ドラマー2人のユニットPARARIPAの演奏には鳥肌がたって、途中目頭が熱くなった。

CDで聞いていて気になっていたDODDODOも出演してラッキー。

基本的に、今日は、盛り上がる(げる)タイプのバンドの演奏が多かった。

そんななか思ったのは、大阪で活動している人たちは、基本的に音楽や音の演奏プラスアルファのところで、パフォーマーとしての芸があること。

演奏だけでなくて、どうすればオーディエンスが喜ぶか、盛り上がるかを意識した"パフォーマンス"。

大阪でないところでたとえば水戸で彼らが演奏したら果たしてどうなるだろうなぁ、などと想像してみた。

ホープ県のおかげで、思いのほか、刺激的な帰省となりました。

8月11日 北本市での藤浩志のアーツキャンプに参加。水戸に泊まった藤さんと途中合流し、一緒に北本市に向かう。ゲストの秋元雄史(金沢21世紀美術館館長)らが市内を案内されている間に、藤さんを手伝って6張りのテントを広げる。藤流のデモンストレーション。テントを張るだけで、世界が広がる。19時からのオープンディスカッションでの秋元氏の直島の事例報告は衝撃的。数字で推移を具体的に聞くとやはりインパクトがある。20時に会を終えてから、2時までドームテントで藤さんらと語らう。

8月12日 午前中は地図を見ながらの調査。その様は、ボッヘンクラウズールらと藤さんがいっしょにした仕事を彷彿とさせた。午後は、車で藤さんが調査にでるのに同行する。15時過ぎ、ゲストの曽我部さんが到着。16時、日比野克彦さんが到着。2時間ほどかけて明後日朝顔のホームステイ先のお宅を訪ね歩く。夕食を済ませて、オープンディスカッションに参加。電車都合で逃げるように会場を後にする。

8月13日 水戸芸術館で仕事。移動時間を考えてぎりぎりまで仕事し、北本に向かう。今日は秋の出品作家のKOUSGE1-16がゲスト。話を聞き逃す手はない。なんとも味のあるプレゼン。良いぞKOSUGE! キャンプ場に場を移して、懇談。

8月16日 休日出の当番。静かな事務所で捗る。満足量の仕事を終えて帰宅。2週目が終わる。明日でオリンピックも中盤。
お盆が終わる。昨年のお盆は「ひびのこづえの品品──たしひきのあんばい」展展示準備に勤しんでいた。1年が早い。8月2回目の書き込み。

8月5日 来客が続くなか、梅佳代がやっと空間を見に芸術館に登場。やはり作家が現場に足を踏み入れるといろいろと動きがある。夕方からは部門会議

8月6日 旧東水ビルの跡地に関する会議に午前中出席。大人のやりとりを垣間見る。ファシリテータをこの秋募集する。そのチラシのデザイン案を地元のデザイナーが届けてくれる。午後から2時間、実習生に講義。夕方は、MeToo推進室の会議。23時まで。夕食をとるタイミングを逃す。

久しくブログを書いていない、やばい!と思ったところ、

書きたくなるようなわくわくすることに出会ってしまった!

 

ただいま大阪に帰省中。

ホープ県という、とてもインディーズな音楽の3日間のライブ・イベントが今日から始まった。

お目当ては、テニスコーツと、クリテリオムで出品している梅田哲也くん。

テニスコーツは1日目。

テニスコーツの演奏をはじめてライブで見て、感想はただただ最高!としかいいようがない。

音楽を愛するひとたちが楽しく演奏する様子を見ていると、開花された才能を同空間で分かち合える場として、ライブというものがとてもありがたいものだと思う。心が洗われる演奏だった。

そして、1日目のトリとして出演した、ウリチパン郡にはびっくりした。新たな才能を見てしまって興奮がおさまらない。

美術もいいけど、音楽も最高です。

と、平凡なことを改めて書きたくなる晩でした。

夜行性

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この日は夜9時半から終電ぎりぎりまでハードな打合せ。

その後、元同僚の高橋瑞木、元BTの阿部謙一、隈千夏と会食、というか飲み会。

アートの話しをみんな熱く語っていたはずだが、あまり覚えていない。。。

藤さんが、埼玉県は北本市で8月11日〜15日まで展開する「北本アーツキャンプ」。

そもそものことの発端は、藤さんのブログに詳しい。

初日から1泊2日で参加してきた。3日目は夜のディスカッションのみの参加。

これはそもそもアートプロジェクトを始める前段階のプロジェクト。
骨子として、毎晩、ゲストを迎えたオープンディスカッションがあるが、
日中にも、藤さんは市の都市計画などについてリサーチをしたり、北本でアーツなプロジェクトをするには何が必要かなどなどについて、市の関係者やボランタリーな参加者らと話合いをする。

わたしはボランタリーな参加者として参加。
これまで日本全国のさまざまな地(自治体)で、街にかかわるプロジェクトを数多く展開してきた藤さんが、まったくのゼロから関わる現場を調査するのがわたしの参加の目的。

けれども、あまりにも実地な今回のキャンプは、いつものように展覧会を調査するのとは訳がちがう。展覧会はいわば"仕上がり"。当然、今回のキャンプは"仕上がり"ではなくて、進行形。いや、進行形というと、物事が順調に進行しているような印象があるから、どちらかというと"探索過程"というようなところか。。。

調査といっても、まずその現場に居合わせ、藤さんの思考や探索の様子をそばで見ながら、自分なりに街でアートプロジェクトをゼロから起こすことがどういうことかを考える、といったところ。

1日目のゲストだった秋元雄史さんは、直島の事例についても紹介された。

北本や最初の直島の例に比べると、水戸の「カフェ・イン・水戸2008」は街中アートプロジェクトの3回目として、街ではそれなりに認知度があり、それなりの素地ができている。
(といっても、まだやっぱり"それなり"でしかないのだけれども)

街でのアートプロジェクトは、いうまでもなく、すでにいろんなところで行われてきている。
アートで街を元気に!などの意気込みをもって開催されることが一般的だけれど、
ゼロからの段階に立ち会うことで、街でアートをするということは、一般の人々にとっては驚くようなことだったり、はたまた乱暴なことのように思われる場合だってあるということを体感した。

今年関わっている横浜、赤坂、シンガポールはすべて街中にアート作品が点在するプロジェクトだ。

そうなると作品の設置場所を探すため、作家のデータを知るためにガイドブック/マップは必須。

それぞれのプロジェクトで編集方針が異なっているが、一体どれが観客にとってフレンドリーなのか。

その答えは9月に出る。

午前中は赤レンガホールで打合せ。

昼からフラフープで作られるドーム状の作品「リングドーム」でのイベント打合せ。

ここでは会期中、音楽、ダンス、トークショーが約20回おこなわれる予定。

東京に戻り、夜は赤坂で打合せ。

来客

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3月にオフィスを構えてからちょくちょく事務所に来客がある。

もちろん、来客がないと困る。

今日は午前中から事務所で某プロジェクトの打合せ。

仕事につながるか分からない案件でも、夢のような話を聞くのはいつでも楽しい。

 

 

 

080814_1703~01.JPG国道246に面した旧赤坂小学校の体育館外壁にペインティングを依頼したKAMIとSASU(ユニット名 HITOTZUKI)。

彼らが今日から作業に入った。 

KAMIくんはこのために高所作業車の操縦免許を取得。

SASUは生まれたばかりの赤ちゃんを連れて制作開始。

行き交う人々が興味深げに見ていくのが屋外でやるプロジェクトの醍醐味だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜更かしして眠いはずなのに、なぜか妙に頭がさえているのを不思議に思いつつ、午前、水戸の街中の銀杏坂を、カフェ・イン・水戸のために、商店会の方とMeToo推進室のメンバーやスタッフらと歩く。

森さんが、けっこう大掛かりなプランをこぼす。さて、はたして(財政的に)可能か?

お店に入ってコーヒーを飲みながら、このお店の壁に、ある作家さんの絵があうのではないか、というような話に。

ちょうど時間があったので、午後、MeToo推進室室長と、街中展示プランの現状について確認する打ち合わせ。

そうこうしているうちに、仙台から藤浩志さんが水戸着。仙台から水戸へは特急が日に数本しかなくてちょっと不便。秋の「日常の喜び」と、「カフェ・イン・水戸2008」両方に参加していただく藤さんとは、打ち合わせることがてんこ盛り。。。

-館内での展示

-館の近くの街中のショールームを会場とした「カエッコ・ヤ」

-かえっこフォーラム(11月8日、9日)

-連続講座へのパネラー参加(11月1日)

と、藤さんにはサンタフェのビエンナーレにひきつづきかなりのボリュームでこの秋もお世話になる。

http://www.biennial.sitesantafe.org/2008/intro.html

 

、とその前に、「北本アーツキャンプ」にもリサーチでおじゃまします。

http://geco.exblog.jp/7351953/

水戸

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CIMG1223.JPGたまたま水戸でグラフィティの仕事を依頼されコーディネートをする。

KRESSとPHILの共作。

作品の仕上がりに立ち会うために水戸へ。

 

 

 

 

 

 

当然、高橋瑞木がキュレーションしているジュリアン・オピーも目的の一つ。

 

CIMG1228.JPG         

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

有馬かおるのきわまり荘も行ってきた。

夕方から水戸時代の同僚や街の友人らと宴会し、当然お泊まり。

結局明け方まで痛飲。。。

久しぶりの水戸を大満喫した日。

今日は森美術館でアネット・メッサージュのオープニング。

そして北京オリンピックの開会式。

結局、両方見れずに遅くまでスタッフと仕事。

夜も更けてから森美術館に行ってきたアーティストの青山悟とオペラシティの飯田さんに合流し一杯飲む。

その後アートフラワーチームも合流し宴会は続く。

横浜トリエンナーレが開幕してすぐにオープニングシンポジウムがある。

CIMG1201.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その会場が横浜シンポジア。

そこは海に面したビルの9F。

そこから見える景色がこれ。

地元の人間じゃない僕にとってこの景色は横浜!っていう感じですね。

大使館

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横浜トリエンナーレでは会期中、大使館主催のイベント「ナショナルデー」がおこなわれる。

その関係で最近色んな大使館に行く機会があるが、お国柄がセキュリティや建築にも反映されているのが面白い。

大ざっぱに言うとヨーロッパは堅牢なセキュリティとモダンな建築、アジア、南米はフレンドリー(ゆるい)という感じ。

あくまで主観。

午前中、旧赤坂小学校の体育館で打合せ。

立っているだけで汗がしたたり落ちてくる。

 

昼はスタッフと青山の246カフェでランチミーティング。

 

午後から横トリの横浜事務所で仕事をし、会期中の関連プログラムについて作戦を練る。

OFF SITEの岡崎さんにお会いしてダンス、パフォーマンスの企画についてご相談。

ブロガー

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