展覧会レビュー 03年11月

村田真／原久子

10/20-10/25

Premonition －M－
10/20～11/1　IRC大阪成蹊大学芸術学部内［京都］

表現、手法の多様性などもさることながら、これをみるといまの関西の若手の状況というのが手にとるようにわかる、そんな展覧会です。伊藤存＋青木陵子、金田勝一、カワイオカムラ、児嶋サコ、みやじけいこの2ユニット＆3人が最近作といくつかの旧作をまじえて展示。
［10月20日（月）原久子］

Kobe Art Annual 2003
10/25～11/16　神戸アートビレッジセンター［兵庫］

恒例の神戸アートアニュアル。今回も現役学生、卒業して間もない若手アーティストなどがそろって展覧会をつくりあげた。力作という表現は彼らの作品には不似合いで、むしろ力の抜け具合に注目したい作品が集まっていた。
［10月24日（金）原久子］



	小川信治展 10/24～11/21　レントゲンヴェルケ［東京］


	展覧会に行くのも1週間ぶり。私事ですが、じつはこの間ににこさんの弟が生まれたのでした。なわけで、今日も遠出をひかえて近くのアートコンプレックスへ。小川信治展の会場にはなんと、フェルメールが並んでいるではないですか。人物が抜け落ちてるのは残念だけど（ていうか、そういうコンセプトなんだけど）、17世紀オランダの室内風景がみごとな描写技術で復元されているのだ。「こ、これ買う」、思わず口から出てしまったのでした。ま、長男の生誕記念てことで。［10月25日（土）　村田真］

さわひらき展
10/3～11/1　オオタファインアーツ［東京］

室内を飛行機が飛び交ったり、トイレットペーパーや食器に足がはえて台所を駆けめぐったり。おちゃめな映像作品。おもしろいんだけどね。
［10月25日（土）　村田真］

小粥丈晴＆雄川愛展
10/17～11/15　タロウナスギャラリー［東京］

熱帯の森林や川、トロピカルな海水浴場、砂漠の風景などを忠実に再現したモデル。いいなあ、こういうのって見ていて飽きない。
［10月25日（土）　村田真］

Index

9/26-10/1

10/2-10/5

10/7

10/9-10/10

そちらの空はどんな空？　─とおいお空のこうかんにっき─

10/11-10/16

O JUN×ハンス・ベンダ

レオ・ファンダークレイ　東京デイリーライフ2003

コマール&メラミッドの傑作を探して

「アート・スコープ」の12年――アーティスト・イン・レジデンスを読み解く

10/17

10/18

10/20-10/25


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