村田真/原久子 |
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2/13 |
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川村直子展
2/2〜14 コバヤシ画廊[東京] |
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うらわ美術館の「まどわしの空間」では、トップバッターでいきなりクリーンヒットを放った川村。これも同じく糸に小さな鉛の粒を規則正しく吊るした錯視的なインスタレーション。しかし、作業量対効果のコストパフォーマンスはずいぶん低いに違いない。
[2月13日(金) 村田真] |
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多田布美子展
2/9〜14 藍画廊[東京] |
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アウトフォーカスでこもれびを撮ったようなもやもやした絵画。よく見れば、キャンヴァスのうえに薄絹を張ってそのうえにも色をのせている。
[2月13日(金) 村田真] |
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宮崎進──素描・記憶のメモ
2/12〜25 ギャルリー東京ユマニテ[東京] |
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香月泰男と同じく山口県出身で、香月より10歳ほど年下の宮崎もまた、シベリア抑留者だった。その記憶をもとに描いた素描の展示。そういえばユマニテは、香月が毎年個展を開いていたフォルム画廊から独立した画廊ではなかったっけ。
[2月13日(金) 村田真] |
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京都市立芸術大学制作展
2/11〜15 京都市美術館[京都] |
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やってきました卒展シーズン。京芸の場合は、全学生が参加するから卒展ではなくて「制作展」。この大学に合格したことが不思議に思える作品もあったりするので、いろんな見方ができて、それなりに毎年楽しんでいるのですが、今年の美術館展示は全般的に低調。そんななか、展示しているときから、彫刻科の某教員から「キミ訴えられるで」と何度も言われたという構想設計コースの大学院生山本麻紀子の郵便ハガキの配送システムを用いた作品は愉快だった。これは犯罪にはならないと思うが、もし訴えられてもこのハガキを実際に手にした郵便局員が証言台に立てばきっと彼らは彼女に不利になる発言はしないだろう。ハガキには「郵便屋さん、ありがとう」という感謝をこめたメッセージや郵便屋さんを尊敬するメッセージが書いてあるのだから。
[2月13日(金) 原久子] |
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「芦屋市立美術博物館を考えるワーキンググループ」準備懇談会
2/13 芦屋市立美術博物館講義室[兵庫] |
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芦屋市立美術博物館が存亡の危機に瀕している。こんなふうに書きはじめると大げさにとられるかもしれないが、事実である。美術博物館の存在価値に対する行政側の意識の希薄さ、そして文化施設を運営してゆくことについての不勉強ぶりが話しを聴いてゆくとうかがえる。問題は、当局側だけの責任ではなく、そこに働いていた館長以下、職員も含む人々の責任でもあることは当事者たちも理解しているようだ。とはいえ、これからの具体的な運営についての方向性を打ち出すのにもあまり時間がなさそうで心配である。
[2月13日(金) 原久子] |
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