村田真/原久子 |
|
2/17-2/19 |
|
|
|
|
「BankART 1929」記者発表
2/17 BankART
1929 Yokohama[神奈川] |
|
|
|
|
横浜のバンカート1929の記者発表と内覧会。記者や関係者が50人くらい集まった。ぼくはスタッフでありながら、なぜか記者席に座ってしまった。取材する側であると同時に取材される側でもあるという矛盾した立場。ボケとツッコミをひとりでやるようなもんだ。とにかく、バンカート1929はおもしろくなるぞお。
[2月17日(火) 村田真] |
|
|
|
|
フランス・ハルスとハールレムの画家たち
1/24〜3/7 佐倉市立美術館[千葉] |
|
|
|
|
ハールレムにあるフランス・ハルス美術館からの出展。といってもハルスの作品は最初期の肖像画と最晩年の集団肖像画など3点のみで、ちょっと寂しい。そりゃかつてはレンブラント、フェルメールと並ぶ17世紀オランダ絵画の巨匠と称されていたけど、近年はフェルメール株の上昇で相対的にハルス株が落ちていたので、もっとがんばってもらわねば。でもハルス以外の作品も、ベルクヘイデやサーンレダムの教会画、デ・フレッベルの血色のいい市民隊の集団肖像画、伝承を口実にしたファン・ハールレムの春画など、それぞれ興味深いものがあり、やっぱり17世紀オランダ絵画はおもしろい。
[2月18日(水) 村田真] |
|
|
|
|
Visions on the move
ビジョンズ・オン・ザ・ムーブ スライド・ショー
2/13〜22 graf
media gm[大阪] |
|
|
|
|
日替わりでスライド・ショーを行なう人が変ってゆくこの企画。この日は澤文也が担当。国内外の各地で撮った写真を時系列の並びに縛られずに、さまざまな共通項などを紡いでゆきながら、それぞれの土地と関係したサウンドといっしょにみせてくれた。余裕のない日々を送る人間としては、旅した気分を味わうことができ、こんな企画に感謝。
[2月18日(水) 原久子] |
|
|
|
|
パリ・ルーヴル美術館の秘密
2/1〜19 ユーロスペース[東京] |
|
|
|
|
絵画も彫刻も動かない。だから美術館は人が入らない限り永遠に静止したままだ。この映画は、その美術館を文字どおり動かす人を主役にしている。作品を運ぶ人、修復する人、掃除する人、警備する人、また、彼らの食事をつくる人……。驚くのは、館内で空砲を撃つ人がいることだ。これは展示室の残響を調査するためらしい。ラストシーン、彼らは静止したポーズでカメラの前に立つ。あたかも絵画か彫刻のように。
[2月19日(木) 村田真] |
|
|
|