村田真/原久子 |
|
2/14-2/15 |
|
|
|
|
モア・ウインド! トルコ現代美術の4人
2/6〜25 ヨコハマポートサイドギャラリー[神奈川] |
|
|
|
|
現代美術っていうと地域性や国民性を感じさせないものだが、これはもろトルコな現代美術。昨年の「トルコ美術の現在」とは対照的に、ここではイスラムの細密画や神秘主義が匂って、とてもわかりやすい。
[2月14日(土) 村田真] |
|
|
|
|
イスクラ・ディミトロヴァ展 こども会議
1/31〜2/29 横浜美術館アートギャラリー[神奈川] |
|
|
|
|
入口でアラームつきの懐中電灯を渡され、暗幕をくぐる。と、真っ暗な空間に豆電球がぽつぽつ灯り、子供たちの声が聞こえてくる。暗闇に豆電球という同じ素材を用いても、草間彌生とはまるっきり違う。
[2月14日(土) 村田真] |
|
|
|
|
LOVE展
2/10〜22 神奈川県民ホールギャラリー[神奈川] |
|
|
|
|
スウェーデンと日本の芸術交流プログラムで、「LOVE」とは「Link Our Valuable
Earth」の略。出品はスウェーデンから9人、日本から20人と大人数だが、いかんせんおもしろい作品が少ない。
[2月14日(土) 村田真] |
|
|
|
|
RED PAINTING
2/10〜15 大津ギャラリー[神奈川] |
|
|
|
|
先週の「YELLOW PAINTING」の続き。なるほど、こんどは赤っぽい作品が多いけど、「RED
PAINTING」というにふさわしいのは、血便をなすりつけたような絵くらい。とうとうよくわからないグループショーなのであった。
[2月14日(土) 村田真] |
|
|
|
|
天竜市立秋野不矩美術館[静岡] |
|
|
|
|
個人美術館をめぐる某誌の取材。今回は浜松市の北に位置する天竜市出身の日本画家、秋野不矩の美術館だ。開館したのは存命中の1998年。その翌年、不矩さんは文化勲章を受章し、2001年に93歳で亡くなった。死の前年、つまり92歳のときにアフリカに旅行したというのも驚きだが、そのときの写真を見ると、なんとタバコを手にしているではないか。不矩さんもすごいけど、藤森照信設計の美術館はもっとスゴイ。天竜杉や土壁を多用した黄褐色の建物はどこかで見たような、でもどこにもない無国籍風。展示室は一見ホワイトキューブだが、よく見ると漆喰の白壁にはワラが混じり、床にはムシロや大理石が敷かれている。入口で靴を脱いであがるので、床に座って鑑賞もできる。作品が低い位置に掛けられているのもそのためだ。考えてみれば日本画というのは、畳の間で座って見るものだった。これもまあ、究極の美術館のひとつ。
[2月15日(日) 村田真] |
|
|
|
|
京都市立芸術大学制作展 学内展
2/11〜15 京都市立芸術大学[京都] |
|
|
|
|
美術館の展示もそうだったが、今年はやや低調。絵画系にいくつかそそられるものもあった。学内展では体育館を使った渡辺一杉(彫刻・4年)の作品が気になった。自分の存在や位置を確かめようという愚直なまでの試みがよかった。
[2月15日(日) 原久子] |
|
|
|