村田真/原久子 |
|
4/24-4/25 |
|
|
|
|
「美の生命力と唐草」展
4/8〜5/25 HOUSE OF SHISEIDO[東京] |
|
|
|
|
日本の固有の模様のようにすら思える唐草は、ナイルにはじまり大陸を越えてやってきたものだ。広い地域で長い間親しまれてきたこの唐草について他角度から資料が収集され、映像などを用いてわかりやすい展示になっている。唐草模様をあしらった工芸品なども陳列。
[4月24日(土) 原久子] |
|
|
|
|
堂本右美展
4/13〜5/14 ギャラリー小柳[東京] |
|
|
|
|
いつも閉まっている扉が開放されていて、中の照明がついていない。建物全体が停電になってしまったらしい。しかし、おかげで入口の扉部分から入ってくる自然光だけで作品を観るチャンスをえた。このギャラリーに来る前に立ち寄った「椿会」にも堂本作品があったが、同じシリーズ展開しているタブローなのに、ずいぶんと違ってみえる。黒く彩色された部分が浮き上がったようにも、周囲の色彩が発光しているようにもみえた。
[4月24日(土) 原久子] |
|
|
|
|
マリ=アンジュ・ギュミノ Shoe/Chaussure 1:1
4/10〜5/29 ハヤカワマサタカギャラリー[東京] |
|
|
|
|
古代から使用されてきたいろいろな国、時代の靴を真横から撮った写真図版が床に敷き詰められている。踏んでもいいのかどうかわからず、図版のない場所からのぞきこむ。これじゃあ歩くのたいへんかもしれない!と思うものや、子供の靴のようなてん足もあれば、さまざまなデザインの古今東西の靴。図版のかたちをシンプルに再現したグレーのオブジェをいくつか点在させる。必要なもの以外はすべてを排除した空間で、タイムトリップと世界旅行を足元で楽しんだ。
[4月24日(土) 原久子] |
|
|
|
|
マグダレーナ・アバカノヴィッチ
「メルキオール・ヨナ・8つの白い顔」展
4/17〜5/29 タグチファインアート[東京] |
|
|
|
|
人をかたどったファイバーワークで知られるアバカノヴィッチの個展。今回は「白い顔」というシリーズの、紙に墨とグアッシュ(不透明水彩絵具)で描いたドゥローイングが10点と、ブロンズの男性像、女性像が展示されていた。ワルシャワ生まれの彼女が過ごしてきた苛酷な時代の記憶が作品につまっているのだろう。気分がローに入ってしまった。
[4月24日(土) 原久子] |
|
|
|
|
福永信・村瀬恭子「あっぷあっぷ」
4/23〜5/23 ナディフ[東京] |
|
|
|
|
『あっぷあっぷ』という名の書籍の出版を記念して開かれた展覧会。壁に福永が言葉を書き、そこに村瀬が絵を描いていった。フレームにはいった作品はその書籍にもおさめられている。ドイツに住む村瀬がいつも愛飲しているというハイビスカスのお茶と、グミを床に座って頂く。水のなかに心地よく漂うような気分と、新しいお客さんが入ってくるたびに訪れる緊張感が不思議に気持ちよかった。ちょうど印刷を担当した方が来ていて、微妙な色を印刷で復元することの苦労話しをされていた。沢山の人に支えられながら素敵な本に仕上ってホントによかった。
[4月24日(土) 原久子] |
|
|
|
|
中尾倫子「Blue into the light」
4/25 中野医院/美術待合室[東京] |
|
|
|
|
町医者の待合室の壁に青い紡錘形の物体が20個あまり。青い物体は石鹸で、ここの通院者のためにつくられたインスタレーションだが、休診日の今日は特別に一般公開している。わざわざ見に行くほどのものではないけれど、できるところからやっていく試みとして評価したい。
[4月25日(日) 村田真] |
|
|
|
|
青木繁記念大賞公募展
4/17〜25 アクシスギャラリー[東京] |
|
|
|
|
サイズの制約があるんだろうけど、具象あり抽象ありの多彩な作品の大半が162×162センチの正方形であるのが気持ち悪い。
[4月25日(日) 村田真] |
|
|
|
|
スーザン・チャンチオロ CRYSTAL MOUNTAIN BRIDGE PARTY & LIVE
4/25 graf media gm[大阪] |
|
|
|
|
ライブ&パーティは、THE THIRD WAY(スーザン・チャンチオロ、ARIKO、木村友紀)の3人の神儀のようなパフォーマンスで午後3時すぎにはじまった。3人はスーザンの衣装に身を包み、ガムラン音楽用などアコースティックな楽器を奏でる。日曜の昼下がりたらりとビールを飲みながら、会場を出たり入ったり。登場したのはいずれもYUKI NO SHITA のメンバーとのかかわりを持つバンド。それぞれ異なる個性を放つ。12時前に木村友紀が撮影・編集したビデオ「光」が上映される頃には、スーザン等作家たちの友人ばかりになっていた。「光」にじ〜んときて、このまま終わるのかと思っていたら、YUKI NO SHITA(スーザン、ヒシャム・バローカ、木村友紀)の3人による演奏に突入。終わったのは真夜中の1時まえ。 [4月25日(日) 原久子] |
|
|
|