村田真/原久子 |
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3/29 |
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「都市とあそぼう」展
3/29〜4/6 スパイラルガーデン[東京] |
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東京湾の運河に囲まれた6ヘクタールの芝浦アイランド。ここを官民一体となって魅力のある街づくりをしていこうという「ブロックリノベーション」プロジェクトが始まる。そのためにクリエイターたちがアイディアを提案したのがこの展覧会。参加クリエイターは高木正勝、津村耕佑、中村哲也、原倫太郎ら。彼らに聞くと、依頼があってから今日のオープニングまで1カ月もなかったという。付け焼き刃で街はできませんね。
[3月29日(火) 村田真] |
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玉井健司個展「苔のむすまで」
3/5〜4/2 レントゲンヴェルケ[東京] |
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風景のつくり出し方が、ますます巧妙になってきた玉井健司。「巧妙」などと言う表現は、ご本人にとってはむしろ歓迎できない言葉かもしれないが、最高の褒め言葉として素直に受け取ってもらいたい。文字を書いた透明のガラスの上には生花が一輪あった。パフォーマンスとしてガラス板のうえにサラダを盛り、オーディエンスが食べたという。個人的にはこのガラス板の作品は展示のなかにないほうがヨロシイかと思った次第……本人にこの作品の意図をきちんと聞いてみたい。
[3月29日(火) 原久子]
壁に海中写真。天井から大きなガラス板を吊るし、そのうえに1輪のバラを挿したグラスをのせ、かたわらになにやら文字が書いてある。なんだろ、次いこ。
[3月30日(水) 村田真] |
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西原功織
3/22〜4/16 タロウナスギャラリー[東京] |
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色面でざっくり塗られた抽象画。よく見ると花札がもとになってたり、十二単をさかさまに見たところだったり、ハンカチの図柄を裏が透けて見えるように描いてたり。絵を描くというより、絵画を描いてる。おいしさ満点の絵画。
[3月30日(水) 村田真] |
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泉太郎展
2/12〜4/2 ヒロミヨシイ・ファイヴ[東京] |
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また行ってみたら、怪しげな青年が突っ立っていたので帰ってきた。あれが泉太郎だったのか。
[3月30日(水) 村田真] |
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「Oaxacan wood carving 進化するメキシカン・フォークアート」展
4/2〜5/8 graf media gm[大阪] |
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メキシコのオアハカの木彫りは素朴な形状、明るい色調など、その風土や歴史、人が育んだものだ。作家たちをアーティストと呼ぶべきか、職人と呼ぶべきか困るが、来日したイシドーロさんの手元を見ていると一流のマエストロと呼ぶにふさわしいと思った。grafの工房の入口にいつもいる犬「親方」を、この展覧会のためにたくさん作って展示していた。
[4月1日(金) 原久子]
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錦市場でフィレンツェ・トスカーナを捜そう
「錦市場でアートギャラリー」
3/25〜31 京都錦市場商店街[京都] |
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京都の台所として有名な錦市場でアートイヴェントが開催された。イタリア在住のスタジオアッズーロや黒田アキといったキャリアのある作家と、関西を中心に活動する若手作家の作品などが、市場の店頭に商品とともに何気なく置かれていたり、レストランの坪庭に設置されていた。ポスター作品などは、商品の広告ポスターなどと並んで、紛れ込ませるような展示が行なわれるなどの試みがなされた。専用マップを持ち歩いていると、「ここに作品あるよ」と声をかけてくれる気さくなお店の方や、かなり気に入っておられるのか店の奥まで案内してくださる店主もいた。商品に負けないように、作品も頑張れ〜、と声援したい部分もあった。
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左上: |
パラモデル(林+中野)のプラレールを用いたジオラマ作品 |
右上: |
京都ならではの麸を販売する店先にオブジェ |
左下: |
鮮魚と一緒に並ぶ黒田アキ作品 |
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[4月2日(土) 原久子]
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村井美々展
3/28〜4/3 ニュートロン[京都] |
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水彩画を5階ギャラリーで展示、地下ギャラリーでは新作アニメーションを上映。これまでの油彩を原画に用いた色彩や風合いとはかなり異なる柔らかな印象を与えるものとなっていた。描かれている対象もしなやかな女性の姿や、幾何学形を構成したかたちで描いた花など。アニメーションのストーリーも変化してきている。新しい展開が今後も続いていくのだろうかと期待させる。
[4月2日(土) 原久子] |
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パラモデル新作展 極楽横型
2/25〜4/2 mori yu gallery[京都] |
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コンピュータ上で合成した写真作品と、スライドショー的にパラパラと変化してゆくデジタル作品。大自然のなかの露天風呂にはマッチョな男子と浴衣姿の女子が出現したり、消えていったり。極楽のイメージとしてはちょっぴり薄い感じ。どこにもないものを見せて欲しかったです。
[4月2日(土) 原久子] |
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