村田真/原久子 |
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7/7 |
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国谷隆志
6/29〜7/16 APS[東京] |
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ボコボコのかたちをした小腸みたいなネオン管が並んでいる。作者が呼吸しながら制作したもので、ひとつの膨らみが一呼吸だそうだ。なるほど、呼吸をアートにできるなら、だれでもいつでもアーティストになれる。でも実際にやるヤツはあんまりいない。それがアーティストだ。
[7月7日(木) 村田真] |
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大森裕美子
7/4〜16 ギャラリー現[東京] |
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いろんなサイズのゴムの筒をあれこれいじくって遊んでる。ドナルドダックのくちばしみたいなものもある。それでか、タイトルが「嘴仕事或いは囀り」になってるのは。
[7月7日(木) 村田真] |
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下道基行 展―戦いのかたち―
7/1〜27 INAXギャラリー2 [東京] |
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小型戦闘機を爆撃から守る掩体壕(えんたいごう)や、円形に残った砲台の跡。まるで伊藤誠の彫刻みたいだ。各地に残された戦争のためのデザインを撮った写真展で、写真集も出ている。これはおもしろい。
[7月7日(木) 村田真] |
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瀧口修造とタケミヤ画廊
7/1〜14 お茶の水画廊[東京] |
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佐谷画廊の佐谷和彦さんのライフワークともいうべき「オマージュ瀧口修造展」。26回目を迎えた今回の「瀧口修造とタケミヤ画廊」はとくに力が入っている。タケミヤ画廊は神田駿河台の画材店の一画に開設された伝説の画廊で、瀧口が50年代に200本あまりの展覧会を企画したことで知られる。ここで個展を開いたのは、第1回の阿部展也をはじめ、北代省三、難波田龍起、山口勝弘、河原温、草間彌生、前田常作、池田龍雄、八木一夫といったそうそうたる面々。今回は場所も神田駿河台近くのお茶の水画廊を借りて、このタケミヤ画廊の企画展に出された作品を中心に、瀧口のデカルコマニーなどを出品。
[7月7日(木) 村田真] |
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不思議な回転扉のように
7/4〜23 文房堂ギャラリー[東京] |
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小山穂太郎、河口彩、城戸保、田口和奈の4人展。いずれも油画を学び、写真を使うアーティスト。最初に絵を描き、それを写真に撮って作品にするという田口がいいですねえ。監修は西村智弘。
[7月7日(木) 村田真] |
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サビーヌ・デルクール展
人の住む風景
6/18〜7/18 横浜美術館アートギャラリー[神奈川] |
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サビーヌ・デルクールは、写真と言葉によって土地や建物の社会的背景を探る作品を発表してきたフランスのアーティスト。2002年には茨城県のアーティスト・イン・レジデンス「アーカス」に滞在し、日本独特の建築に関する作品を制作した。今回は日本での作品を含めて3つのシリーズを紹介している。いずれの写真にも共通するのは、カメラを地面に置いて撮ってること。まるでゴキブリの視点で人間文化を見上げているような感じ。
[7月8日(金) 村田真] |
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Visions on the move vol.2
森本美絵
7/8 graf media gm[大阪] |
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どんな経緯で写真家として活躍するようになったのか、仕事のスタンスなどざっくばらんなトークを間に交えながらスライドショーが行なわれた。印刷物ではしょっちゅう写真にお目にかかっていたが、本人に会うのもはじめてで、写真から抱いていた森本像とはかなり違っていた。さばさばした性格が、ちょっと突き放したような写真とつながってくるようにも思えた。
[7月8日(金) 原久子] |
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