村田真/原久子 |
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7/9 |
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常設展 ボランティアガイド
大阪市立東洋陶磁美術館 [大阪] |
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いつもは自分のペースで楽しんでいる常設展示を、ボランティアガイドさんの解説を受けながら観る。歴史的、技術的な側面からの解説だけでなく、こぼれ話的なものまで盛り込み、話芸もなかなかのもので、いつも観ていない点にまで興味が持てた。お疲れ様です。
[7月9日(土) 原久子] |
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森村泰昌展「フェルメールの部屋」
〜大きな物語は、小さな部屋の片隅に現れる〜
7/2〜30 MEM[大阪] |
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展示作業中にも一度来ていたが、どんなふうに完成したのかを観に森村展へ行く。展示作業がはじまったのは、約1カ月まえだったと記憶する。周到につくりこまれた作品であることがそのことでもわかる。
画廊内をフェルメールの部屋に見立て、森村の高校時代のデッサンや、使っていた油絵の具、はじめて使ったカメラなどを、フェルメールのものの代わりに置いている。画家がどんなふうに構図を作っていったのかを、綿密にリサーチし、森村泰昌の視点とフェルメールの視点が交差するような空間が出来上がっていた。
[7月9日(土) 原久子] |
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徐貞姫 展
7/9〜8/6 ギャラリー風 [大阪] |
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韓国作家の個展。ステンレスメッシュにシルクスクリーンで版を重ねてプリントした作品も、紙にエンボスを押しプリントした版画も、光を用いた作品も、浮き出すような立体感がある。
[7月9日(土) 原久子]
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遠藤秀平「Paramodern/もうひとつのモダニズムとして、建築の可能性」
7/2〜8/10 アーリーギャラリー[大阪] |
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昨年のヴェネツィア・ビエンナーレで賞をとるなど活躍のめざましい建築家・遠藤秀平の作品の写真、映像、模型を用いた個展が開かれていた。実際の作品は3つほどしか観たことがなかったが、作品集でもいまだみたことがなかった作品なども紹介されていた。情報が詰まりすぎという感じもあったが、天井に映像を映すなど、展示構成にもこっていた。
[7月9日(土) 原久子] |
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末森愛 個展
7/4〜9 Oギャラリーeyes[大阪] |
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この展覧会の出品作を素直に受け入れられないのは私だけだっただろうか。わかりやすさを求めているわけではないと思いつつ、どう受け取るのがいいのか、頭で考えることも止めてしまうほどだった。きっかけを方程式通りにつかんでも、興味が持てなかった。
[7月9日(土) 原久子] |
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涌井達 展
6/27〜7/16 ギャラリーwks.[大阪] |
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コンテのスティックのような形状のワックス。壁にそって小さな長い棚ができ、スティックが並び白から濃いグリーンまでのグラデーションができている。角がすべて同じくらい減っているものが並んでいる。それと対応するように壁にはタテにまっすぐに下ろしたラインが全体でみるとグラデーションをなした紙の作品がある。棚のうえのワックスで描かれたものだ。ほかに人体より大きな立体作品なども設置。
[7月9日(土) 原久子] |
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飯田朋宏 展
7/4〜16 ギャラリーH.O.T.[大阪] |
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桶井達展の会場で出会ったのが、この飯田さんで、目と鼻の先にあるギャラリーH.O.T.へ誘導されてゆく。このギャラリーの近所の風景を写真におさめているが、天地、左右共に反転させている。近くをよく歩いているので、既視感のある風景なのだが、反転させていることで、しっくりしない。窓枠の並んでいるようなグリッドがきちんと見えるものであっても、垂直、水平もとれているのに、違和感がある。なんでもない写真なのだが、こう思わせただけで成功なのかな。
[7月9日(土) 原久子] |
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小橋陽介作品展
6/29〜7/13 under public[大阪] |
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裸体の自画像が並ぶ。画家にとっては、自分の姿はもっとも身近なものなのだろう。ただのオレ好きってことではないようにみえる。オレってものは何かを伝えるためのひとつの媒体にすぎないように思える。
[7月9日(土) 原久子] |
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Movie Listening!
7/9、10 remo[大阪] |
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第1部と2部では観客がスクリーンの前後を移動して着席。相馬大(ユダヤジャズ)のドキュメント・タッチの映像はPAAP[稲田誠(コントラバス)/水谷康久(サックス)/香取光一郎(ピアノ)]の演奏を目の前にしながら、映像の上でも演奏する人の姿をみせる。第2部の高橋匡太による即興的な光と影のライブでは、PAAPのそれぞれの楽器から聞こえる音の波形をタテに上から降りてくるようにプロジェクション。演奏者の影も用いているので、演奏も含めてそこでの行為がすべて連動しているライブなのだった。高橋の映像のライブパフォーマンスは、どんどん独自の領域で広がりと進化をみせている。
[7月9日(土) 原久子] |
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