村田真/原久子 |
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10/28 |
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さわひらき展
10/28~11/26 オオタファインアーツ[東京] |
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家庭内を飛行機が飛び交い、船が航行し、木馬が駆ける映像作品。3面スクリーンではカラーも登場。
[10月28日(金) 村田真] |
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マックス・ヘッドルーム
10/7~29 ヴァイスフェルト[東京] |
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こんな企画展、初めて。「そう。問題なのは高さだ。」「頭上注意の絵画」とのキャッチコピーのもと、小川信治、カンノサカン、内海聖史の3人が天井ぎりぎりサイズの作品を出している。しかしカンノと内海はともかく、レオナルドの《岩窟の聖母》をもとにした小川の絵は、サイズが小さいうえ上辺がアーチ型。本来ならこのテーマにそぐわないはずだが、なんと天井のほうを絵にあわせてアーチ状にしているのだ。
[10月28日(金) 村田真] |
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法貴信也
10/22~11/19 タロウナスギャラリー[東京]
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輪郭線だけの風景画のようにも見えるが、そのなかにムーミンやイルカやブタさんが隠れてたりして。
[10月28日(金) 村田真] |
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グラハム・パークス
10/14~11/12 ギャラリーミンミン[東京] |
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樹木や森林の入り組んだかたちにシールを切ってキャンヴァスに貼り、上から絵具を厚く塗った作品。
[10月28日(金) 村田真] |
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奥村雄樹「トランスファー」
9/24~10/29 ヒロミヨシイ5[東京]
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風船がいくつも破裂するシーンをつなぎ合わせた映像。よく見ると破裂する瞬間を逆回しにしてつなげてあるようにも見えるが、だからなんなんだ。
[10月28日(金) 村田真] |
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イサム・ノグチ展
9/16~11/27 東京都現代美術館[東京]
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屋外にはイサム・ノグチのデザインによる遊具があって子どもたちが楽しげに遊んでいた。今年の夏に完成した彼のマスタープランに基づいてつくられた《モエレ沼公園》(札幌市)の模型なども展示。《彫刻のワークシート》で実際にパーツを組み立てて、それぞれが彫刻テキなものをつくることのできる小部屋が用意されていた。これは本来は子どもたちのために用意されたようなのだが、すっかりはまってしまい、いくつもつくって棚に並べてきてしまった。帰りにはショップで家でできるキットをしっかりお土産に購入。
[10月28日(金) 原久子] |
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東京府美術館の時代 1926~1970
9/23~12/4 東京都現代美術館[東京]
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上野の東京都美術館の前身であり、開催館(東京都現代美術館)の前身でもある東京府美術館の建物の写真を見ると、どうしてこんなに素敵な美術館が建て替えられてしまったのかと残念だ。個人の寄附によってつくられた美術館であったというのも驚きだ。ここで半世紀の間に展観されてきた作品を観てゆくと、これもまた立派で、当初の目的としては1970年の「東京ビエンナーレ」の写真パネル展示を観に行ったつもりが、全体をゆっくり観ることに。イサム・ノグチ展はそれなりに入場者があるのに、同じ館内でありながら、こちらはガラガラ。でも、こっちのほうが私テキはお勉強になったしゼンゼンよかった。
[10月28日(金) 原久子] |
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野村誠+野村幸弘『ズーラシアの音楽』
10/28~12/18 横浜トリエンナーレ2005会場ナカニワ大スクリーン[神奈川]
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岐阜県内やイギリスの何カ所かで撮影された「動物との音楽」のシリーズを5作品、10月に大阪にて上映させてもらったが、大きなスクリーンで観る新作もまた楽しさが違う。動物園と呼ばずに、動物王国みたいな「ズーラシア」という施設で撮られた作品では、いつものように野村誠が鍵盤ハーモニカを演奏しながら動物に語りかけたり、勝手に音楽を聴かせたりしている。動物たちのリアクションは、野村のサウンドに対するものなのかどうかは定かではないが、一人で観ていてもニカニカ、頬がゆるむ。
[10月28日(金) 原久子] |
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BankART Life--24時間のホスピタリティ
10/28~12/18 BankART
1929 Yokohama+BankART Studio NYK[神奈川] |
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artscape編集の方々といっしょに出かける。もうオープニングレセプションが始まる時間だというのに、昭和40年会の松蔭浩之は何やら手直しをしている。ガーっという機械音はなんとなく現場っぽくてよい。半数近くの参加作家は建築家。みかんぐみのレンガ積みの列車のような厨房やサウナは普通に使えるものらしい。屋根の部分が発泡スチロールだったので一見フェイクっぽくも見える。小池一子さんたちのチームは布団がバッグのように壁に掛かっていたり、椅子ごと上着でもありベッドでもある一体型のもの。衣服としてのベッドという感じだ。いくつもの部屋にわかれて展示されているので、あっここにも作品があったって感じで、たまにはほかの人といっしょに展示を観て歩くのもいいかも。そして、村田さんに遭遇。
[10月28日(金) 原久子]
ハマトリの連動企画として、ハマトリ関係者の滞在場所をつくっちゃおうという発想が出発点。いわば「夜のトリエンナーレ」。なんかやらしいな。もちろん単に寝床を提供するだけじゃ意味ないし、BankARTがホテル業をやったらまずいし、ってことで、岡崎乾二郎、昭和40年会、磯崎道佳、アトリエ・ワン、みかんぐみ、オフ・ニブロールら、アーティストと建築家にくつろげる生活空間を提案してもらうことに。だから「展覧会場で泊まれるか?」とのキャッチはあるものの、あくまで疑問形で止めてあるのだ。岡崎は文士向けのカンヅメ用に本格的な和室を提供する《甲羅ホテル》、昭和40年会は7人がそれぞれデザインしたカプセルホテル《助々荘》、アトリエ・ワンはこたつごと家にした《こたつパビリオン》、みかんぐみはサウナと炉端焼きをつなげた《銀行美術的石焼蒸気温泉》……。会期が終わっても残しておきたい「作品」ばかりです。
[10月28日(金) 村田真]
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ランドマーク・プロジェクト
10/28~ BankART1929
Yokohama+BankART Studio NYK+北仲White[神奈川] |
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「BankART Life」とも連動して境界が曖昧だが、こちらは横浜市が推進している歴史的建造物の文化的再利用の提案。北仲ホワイトの縦長の空間をパブリックスペースによみがえらせた福井裕司、1929ホールの大きな窓に映像を映し出し、外からも見えるようにしたオフ・ニブロールなど。圧巻は、現在使われてないNYKの3階に壮大な動くインスタレーションを設置した牛島達治だ。
[10月28日(金) 村田真]
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