村田真/原久子 |
|
7/23-7/25 |
|
|
|
|
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006
7/23〜9/10 越後妻有地区[新潟] |
|
|
|
|
前日も翌日も用事があったので、しかたなく日帰りでオープニングのツアーに参加。まずは十日町のキナーレで開幕式に立ち会ったあと、760平方キロにもおよぶ山野に点在する作品をバスで見てまわる。バスは13台ほど出るので、山道でバッティングしないよう別々のコースをとってるらしい。ぼくのバスに同乗したのはアサヒビールの加藤種男さん、大阪の加藤義夫さん、ピアニストの向井山朋子さん、国立国際美術館の建畠晢さん、慶應大学の近藤幸夫さんら10数人。結局5〜6時間かけて十日町から松之山を抜けて松代まで縦走したのだが、立ち寄ったサイトは6カ所、見た作品は14〜5点にすぎない。でも同乗したアートフロントのスタッフが気をきかせてくれて、今回の特色である「空家プロジェクト」を中心にまわってくれた。これは、過疎化の進むこの地域に目立つ廃校や空家に作品を展示したり、空家そのものを作品化したりするもの。それぞれの空家は売ったり貸し出されたりするので、展覧会後に別荘やセミナーハウスとして活用すればある程度コミュニティの荒廃も防げるというわけだ。これについてはあらためてレポートするつもり。帰りは最終の新幹線のなかで爆睡。
[7月23日(日) 村田真] |
|
|
|
|
tenants 永岡大輔×飯田紀子 A部屋引き継ぎ企画
7/23 graf media gm[大阪] |
|
|
|
|
A、B、Cの3つの部屋は、それぞれ異なる会期で次々と展覧会が変わる。早いもので、永岡大輔の滞在公開制作も最終日。次にこの部屋を使う飯田紀子と彼はもともと知り合いということもあり、搬出前に引き継ぎ企画が行なわれた。四方の壁に毎日描いて撮影したアニメーションの痕跡をまえに、どんなことをいったい永岡が考え、作品づくりをしていたのか、公開プレゼンテーション。そして、山形県出身らしく訪れていた人たちとみんなで和気藹々と芋煮会を行なった。美味しいものを食べ、いい作品を観ると、健康に良さそうだ。
[7月23日(日) 原久子] |
|
|
|
|
結晶学研究分類編
7/23〜30 BankART Studio NYK[神奈川] |
|
|
|
|
NYKのスタジオの一室を借りている松宮朋子の展示。スタジオ内を実験室のように装い、本人も実験服みたいなものを身につけ、空間のエネルギーを摂取する生物でありながら結晶であるというワケのわからないものを研究しているという設定だそうだ。まあよくある疑似科学的フィクションなのだが、いまいち迫真性がなく説得力に欠ける。そこがかわいいというか。
[7月24日(月) 村田真] |
|
|
|
|
2006ADC展
7/3〜29 ggg[東京] |
|
|
|
|
移動が多いので駅や町のそこここあるポスターはよくチェックしている。だけど、すべてのポスターが必ずしもそういうパブリックな場所に貼られているわけではないので、はじめて観るものも多かった。大阪展(ddd)にてもっとゆっくり見ることにします。
[7月25日(火) 原久子] |
|
|
|
|
ロビン・ロード
6/6〜7/30 資生堂ギャラリー[東京] |
|
|
|
|
去年の横浜トリエンナーレ2005に出品していたが、日本でのこの初個展で観て改めて彼の才能を認識。チョークで塀に描いたヨーヨーをまるで、本当に操っているかのように映像化、道路の上に描いた自転車も彼の手にかかれば、自在に扱いこなせる。夢を夢ではなくする術を知っている素敵なアーティストだ。この会場で壁を使って実施したパフォーマンスの模様をビデオで観ていたら、来ていた人たちも参加させている。なんとも羨ましく、微笑ましく、ちょっと観るだけのつもりが長居してしまった。
[7月25日(火) 原久子] |
|
|
|