村田真/酒井千穂 |
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1/11〜1/17 |
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カトウチカ「BETWEEN」
1/11〜2/9 麻布アートサロン[東京] |
麻布十番にいつのまにかギャラリーができて現代美術をやっている。やってるのはいいのだが、カトウチカのビデオインスタレーションなんて売れるんだろうか。よけいなお世話だが。カトウさんはいなかったけど、商売がたきの白坂ゆりがいた。アート@アグネスに行く途中に寄ったそうだ。同じことを考えてる。
[1月11日(金) 村田真] |
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ART@AGNES
1/11〜13 アグネスホテル[東京] |
白坂さんに連れてってもらう。老舗の東京画廊から最若手のギャラリーカウンタックまで33画廊が出品する、ホテルの客室を会場にしたアートフェア。現代美術の画廊もいつのまにこんなに増えたのか、知らない画廊もいくつかある。展示のほうは、場所が場所だけに巨大作品は運び込めないし、壁に釘打つわけにもいかないので、ベッドに小品を寝かせたりトイレで映像を流したり、いろいろ工夫している。作品そのものより展示風景のほうがおもしろい。
[1月11日(金) 村田真] |
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食と現代美術part4 食堂ビル1929
1/11〜29 BankART1929ほか[神奈川] |
1929ホールでは「レストラン1929アゲイン」として、食にまつわる新作・旧作を置いたりランチを提供したり、「横濱芸術のれん街2」ではBankART周辺の飲食店100軒に作品を展示したりしている。時間もスタッフも不足してるのによく100軒も作品を置かしてもらったもんだと感心する。と人ごとみたいに書いてるけど、ぼくの作品も置いてもらったんだ。いちばん見ごたえがあったのは、1929の3階の泉太郎と岩井成昭の映像作品。
[1月11日(金) 村田真] |
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石田尚志 展「海の壁──生成する庭」
1/12〜1/31 ギャラリー16[京都] |
横浜美術館での滞在制作プログラム「アーティスト・イン・ミュージアム横浜2007」にて制作された映像は、同館での昨年の展覧会にて発表された作品。スクリーンに映る白い空間に、青い描線がわき上がるように現われ、その色が室内を浸食していくかのように覆っていく。水が一気に溢れるようなドローイングのイメージや、実際に撮影した沖縄の海の光景など、3つの画面で同期展開する映像のスピードと、波の音の響きはときに緩やかでありながら、迫りくるような力強さを感じさせる。緊張感をともなって、見終えてからも高揚感が続いた。
[1月17日(木) 酒井千穂] |
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諏訪敦絵画作品展「複眼リアリスト」
1/17〜2/24 佐藤美術館[東京] |
しわやほくろはもちろんのこと、髪の毛1本1本にいたるまで執拗に描いたハイパーフォトリアリズム絵画。はっきりいって技法の誇示以外なんの意味も見出せない絵だが、蚊の刺され跡やパンツの脱ぎ跡まで克明に写しとったヌードはスケベ心をそそる。そうか、これはポルノだったんだ。
[1月17日(木) 村田真] |
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