村田真/酒井千穂 |
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ロートレック展
1/26〜3/9 サントリー美術館[東京] |
ロートレックの絵をじっくり見るなんて何年ぶりだろう。つーか初めてじゃないか。かつてじっくり見ていたのは画集であって、気軽に海外へ行くようになったころにはもうロートレックを卒業していたからなあ。でも卒業どころか入学さえしてなかったってことだ。
[1月31日(木) 村田真] |
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第2回多層系展「豊嶋康子の多層系──〈マークシート〉から〈輪郭〉まで
1/26〜2/24 富士ゼロックス・アートスペース[東京] |
ややこしいタイトルはおいといて、出品作品は熱で歪めた物差しをはじめ、株券購入や保険加入の記録、1本につなげたジグゾーパズルなど、笑えるコンセプチュアルアート。自分の小中学校の通信簿まで見せている。なるほど、数学の苦手な典型的な文系だな。おいらの成績とよく似ているわい。
[1月31日(木) 村田真] |
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アウト・オブ・スクエア2
1/27〜2/3 ギャラリー青羅[東京] |
女子美大学院2年生12人の学外展。昨年に続き今年も見てしまった。みんなそれなりに変化・進化しているようだが、やっぱり昨年に続き今年も同じ人に注目してしまった。親族が集まる安江町をたずねた安江陽子のヴィデオインスタレーションと、部屋の片隅を朴訥に描いた西尾真代の絵。
[1月31日(木) 村田真] |
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エコ@アジアニズム
1/28〜2/9 銀座芸術研究所/エキジビット・ライヴ&モリス[東京] |
増山麗奈キュレーションによるエロ、じゃなかったエコ@アジアニズムは、「地球温暖化や自然破壊を起してきた欲望資本主義を追いかける文化や経済の流れを変え、循環型社会を目指す、日本、韓国、中国のアーティスト達のARTムーブメント」だそうだが、そのメッセージをだれもまともに受け止めようとしないのは、別のベクトルをもった麗奈ちゃんの強烈なキャラのせいかも。
[1月31日(木) 村田真] |
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紺泉“コレクション”
1/29〜2/23 メグミオギタギャラリー[東京] |
キャンヴァスというより布を張った箱に、ハンガーや洋服、口紅、ロウソク、サンダル、宝飾品など身近な品々をほぼ原寸大で描いている。布に淡彩のせいか一見日本画風だが、決定的に違うのは支持体の物体感。だからその上に描かれた絵は、絵画というより装飾に見える。展示も壁の上中下さまざまな高さに設置し、花瓶に生け花、白い椅子などを置いて部屋全体をインスタレーションしている。学ぶべきところの多い展示。
[1月31日(木) 村田真] |
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