村田真/酒井千穂 |
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田村玲子 展──空白の形
1/21〜26 ギャラリー山口[東京] |
人けのない郊外風景を撮った写真。色はついてるのにモノクロの風情だ。作者の田村さんとは4半世紀ほど前にシンポジウムでお会いしたことがあるらしい。そういえば名前もお顔もかすかに記憶が……。同じフィールドに長居してるとこういう再会もある。
[1月21日(月) 村田真] |
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加藤力
1/21〜2/2 ギャラリー山口[東京] |
14センチ四方の小画面に、指輪やご祝儀の飾りのようなゴージャスなアイテムや、ゾウのフィギュアみたいなスケール感を狂わすモチーフを描いている。みんな100円ショップで売ってるガラクタらしい。
[1月21日(月) 村田真] |
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早川桃代 展
1/17〜1/26 ギャラリイK[東京] |
犬の絵。よく見ると文字が隠れてる。これはおもしろくなりそう。へたすると福田美蘭だ。
[1月21日(月) 村田真] |
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海老塚耕一
1/7〜1/26 ギャラリーQ[東京] |
サビ模様のついたシートに鉄球、木、水、塩などで構成している。なつかしい、70年代の文法。
[1月21日(月) 村田真] |
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先端芸術表現専攻修了制作展
1/19〜27 ZAIM[神奈川] |
先端の院生の作品展。学部の卒展より全体的にレヴェルアップしたような印象を受ける。床に波紋の影を投げかけた猪股あきの装置と、民家の明かりの明滅をとらえた近藤美智子のビデオインスタレーションは、個人的に好きな類ではないけれどよくできている。グジャグジャのドローイングから少女の顔を浮かび上がらせた黒瀬陽平のドローイングは、少女マンガのグロテスクさを見事に表わしているし、部屋いっぱいに立体をつくって周囲に人ひとり通れる通路をこしらえた石山和広のインスタレーションは、空間把握が卓越している。学部生に比べ、表現力とプレゼン技術が格段に進化していることがわかる。進化してないやつもいるけど。
[1月21日(月) 村田真] |
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