村田真/原久子 |
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2/12-2/13 |
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ミシェル・ヴェルジュ新作展
1/20〜2/23 ケンジタキギャラリー東京[東京] |
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天井と床ぎりぎりに丸い光を壁に映し出している。今回はそれだけでなく、光の手前に目の粗い布を吊り下げているので、丸い光には網目の影ができている。気になるお値段のほうは280万円。だれが買うんだろ、買ってどうするんだろ、そもそもどうやって売るんだろ。奥の部屋には四角い光の作品もあった。
[2月12日(土) 村田真]
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日本人アーティストによる新作・近作展
1/14〜2/19 ワコウ・ワークス・オブ・アート[東京] |
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平川典俊、政田武史、矢部奈桜子、横溝静、横谷奈歩の5人展。横溝の写真も美しいけど、今回は横谷だ。ギャラリー隅のヘコんだ空間に人ひとりが入れる小さな扉をつけてる。なかに入ると正面がジオラマのようになっていて、モニターから映像が流れる仕掛け。扉やジオラマ、そしてのぞき見的なたたずまいはどこかデュシャンの遺作を彷佛させる。昨年のワコウ、ヒロミヨシイと映像インスタレーションを発表してきたが、どんどん進化している。
[2月12日(土) 村田真] |
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アート・ミーツ・メディア:知覚の冒険
1/21〜3/21 NTTインターコミュニケーション・センター[東京] |
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メディアアートの「入門編」らしい。常設展の延長ともいえる。インタラクティヴなのはいいけれど、注文が多いのはウザイ。それに調整中や長時間待ち(本日は締め切ったというのもあった)で約半数は見られなかった。
[2月12日(土) 村田真]
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森山新宿荒木展
1/15〜3/21 東京オペラシティアートギャラリー[東京] |
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森山大道と荒木経惟。新宿に縁の深いふたりのおやじが、西新宿の祝祭的空間で2人展を開いたとせよ。ちっとも意外感がないではないか。映画やコンサートのポスターを撮った大道の写真がすんばらしい。
[2月12日(土) 村田真]
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古代ローマの饗宴
2/12 レッドキューブ[東京] |
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なぜか古代の饗宴のお誘いがあったので行ってみた。ローマ時代の美食家アピキウスの遺したレシピ集をもとに、独自の解釈と予算の制約を加えてつくったという。「バルサミコ風味のライスサラダ、青い魚のガルムマリネ添え」はイワシ寿司、「蜂蜜風味の塩漬け豚バラ肉のやわらか煮、白ワインと各種スパイスのソース」は豚の角煮みたいなもの。でもおいしゅうございました。食べながらNHKスペシャル「ローマ帝国」シリーズのビデオを見る。そのディレクターを務めた倉森京子さんによると、どうやらビデオの鑑賞がメインで、ついでに古代食もつくって人を呼んじゃえってことになったらしい。どっちでもいいけど。
[2月12日(土) 村田真]
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Nature Art Camp 2004 報告シンポジウム
2/12 神戸市役所1号館2階[兵庫] |
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昨夏に神戸で催された子供を対象にしたイヴェントの報告会があった。充実したカタログが完成していて、写真、映像、Tシャツなどで、展示構成されている。子供たちがどんなプログラムに参加したのか、追体験できる。そのなかでも特に面白かったのは、作曲家野村誠の「火の音楽会」。ホールなどではタブーとされる「火」を素材にして、野外で音楽会を開いた。廃棄寸前のピアノを燃やし、その時燃える音を聞いたり、燃やしたピアノの燃え残りをさらに使ったりしたキャンプ時の演奏のビデオ上映もあった。
[2月12日(土) 原久子]
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成安造形大学卒業制作展
2/10〜2/13 大津市歴史博物館、三井寺境内、ほか[滋賀] |
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展示を観るには、三井寺の境内をぐるりと全部歩きまわらねばならない。途中みぞれが降ってきた。作品がどうのこうの、というよりも見晴らしのよい場所にいくと琵琶湖が眼下に見えるのが気持ちいい。このお寺のつくりと風景に勝る作品をつくるのは容易じゃない。卒業制作展に来年から三井寺は使わないときいた。美術館の白い壁のまえに設置するよりも、三井寺に設置することを考えてつくるほうがより創作意欲がわくようにも思うが、、、どうなのだろう。
[2月13日(日) 原久子]
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