村田真/原久子 |
|
5/2-5/3 |
|
|
|
|
永島京子 リズム
4/28〜5/21 ギャラリー360°[東京] |
|
|
|
|
がらんとした室内空間で、女性が歩いたりかがんだりする。そのさりげない動作を、レンチキュラーと映像で見せる。
[5月2日(月) 村田真] |
|
|
|
|
ビヨルン・メルフス展 イースタン・ウェスタン・パーク
4/28〜5/8 スパイラルガーデン[東京] |
|
|
|
|
スパイラルに入って右側のギャラリーの壁に、女子高生の制服を着てネイティヴ・アメリカンの装飾をしたオヤジ(作者自身だそうだ)の映像が映されている。なんじゃこりゃと思いながら奥の円形スペースに行くと、円錐形のいわゆるインディアンの小屋みたいなものが建っていて、なかに入ると6台のモニターが仰向けになって光を点滅させている。おねーちゃんが寄ってきて、振り返って出入り口から壁の映像を見ろという。なるほど、こうやって見るのかい。点滅するモニターの光も音声も壁の映像とシンクロしているのがわかる。それにしてもなんで「インディアン」なの? ドイツ人の作者は、東の果てに住む日本人と西の果てに住むインディアンが近いことに気づき、自分を含めて3者をつなげようとしたんじゃないかしら。
[5月2日(月) 村田真] |
|
|
|
|
第6回スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル
5/2〜5 スパイラルホール[東京] |
|
|
|
|
ファイル審査を通過した96組のクリエーターたちがプレゼンする、絵画デザイン映像パフォーマンスなんでもありの4日間。たった4日間?どころではなく、それを2日間ずつに分けて48組ずつが入れ代わる超過密スケジュールなのだ。いってみれば「GEISAI」の選抜展みたいなもんだが、「GEISAI」は1日限りだからまだ「SICF」のほうが余裕がある。そうやって考えると、審査なし一発勝負の「GEISAI」というのもすごい。
[5月2日(月) 村田真] |
|
|
|
|
思文閣大文化祭
5/1〜3 東京美術倶楽部[東京] |
|
|
|
|
「日本の美と文化の祭典」という大仰なサブタイトルのついたこれはいったいなんだ!? なんだかわからないけど、日本美術市場の相場がここで決まるとか聞いたことのある東京美術倶楽部に入ってみたい一心で訪れる。新橋のこのビルの前は何度か通ったことがあり、そのたびに気になっていたのだ。いやーリッパ。バブル絶頂期だか崩壊直後だかに建てられただけあって、2階はすべて真新しい畳敷き、窓から池のある庭園もながめられる、超豪華な料亭みたい。いったいここでだれがなにをしてるんだろう? 画商さんが絵の価格を決めてるんでしょうね。3階は展示即売や入札会場になっていて、耳をすませばン百万とかン千万の声が聞こえてくる。美術も奥が深い、というよりこれは世界が違う。
[5月2日(月) 村田真] |
|
|
|
|
紺泉 Interior 3
4/13〜5/2 メトロクス東京[東京] |
|
|
|
|
その東京美術倶楽部から歩いて2〜3分のところにある家具屋さんが紺さんの個展会場。いや、個展といっていいのかな、メトロクスの家具もいっしょに展示してあるのでコラボレーションというべきかもしれない。しかもただ家具といっしょに並べてあるだけでなく、その家具にあわせて作品をつくっているのだ。家具としての絵画。ちょっとおもしろい方向だ。
[5月2日(月) 村田真] |
|
|
|
|
研究公演「珍しいキノコ舞踊団トーク&ライブ『LIFE ON DANCE? DANCE ON MARS?』」
5/3 国立民族学博物館(みんぱく)[大阪] |
|
|
|
|
ステージの中央に置かれた食卓椅子テーブルを使った珍しいキノコ舞踊団(以下キノコ)のひとつのダンスが終わると、開催中の「きのうよりワクワクしてきた。」展の企画委員長の佐藤浩司さんと、展示にかかわった豊嶋秀樹さん("graf")も交えてキノコの伊藤千枝さんとのトークがはじまる。これまでのダンス作品の記録映像の上映を加えながら、キノコの全貌に迫る楽しいトークだった。400席あるみんぱくの講堂は満席。かなり高い年齢層のお客が目立っていたが、どうやらキノコの存在についてまったく予備知識なしに来られている方々らしい。ステージ上にはライオンと飛行機のかたちのオブジェがあったのだが、これらはみんぱくの収蔵品の棺と聞いてビックリ。会場を展示室に移して、キノコのダンスが再びはじまり、展示物の間をすり抜けるなどしながら、しなやかに身体が動いていた。
[5月3日(火) 原久子] |
|
|
|
|
タイムスリップ昭和展
4/27〜5/9 新宿タカシマヤ10階[東京] |
|
|
|
|
「EXPO'70とその時代」というサブタイトルが語るように、大阪万博を中心に60-70年代をシミジミ振り返るもの。まず大阪万博関連の展示があり、それに関係した芸術家代表の岡本太郎と、芸能人代表の三波春夫のコーナーが続く。どっちも死んじゃったなあ、そういえばこのイヴェントにも参加予定だった敏子さんも亡くなったし。あとは昭和の家庭が再現され、グループサウンズや怪獣などがあって、最後にまた万博があるので変だと思ったら、愛知万博の宣伝だった。パッと見、この35年間ほとんど進歩してないって印象だ。
[5月3日(火) 村田真] |
|
|
|