村田真/原久子
5/17-5/18
アサヒ・アート・フェスティバル2005 プレス発表会
5/17 アサヒビール吹田工場[大阪]
7月1日から北は北海道から南は沖縄まで全国津々浦々で開催される企画のプレス向けの制作発表。オーディエンスの拡大もさることながら、制作者間のネットワークの強化などが今年の一番のテーマとなっている。参加企画が多いためひとつずつプレゼンテーションするわけにはいかなかったが、関西だけではなく、他の地域からも企画担当者が参加し、発表後は工場で出来たての生ビールを片手に、記者やライターの方達とも交流をはかった。ちなみに「
アート遊覧編集部
」として、アートツアーを企画しているので、よろしければ7〜9月に読者の皆様もごいっしょに遊覧いたしましょう。
[5月17日(火) 原久子]
楢橋朝子
4/16〜5/19
ツァイト・フォト・サロン
[東京]
日本各地の海や湖の沖に出て、岸を振り返って撮影した写真。ふつう岸から海を撮ると、杉本博司や山崎博のように水平線が画面の中央を走ることになるが、これは水面から顔を出してアップアップしながら撮るので、水平線が高く、しかも水平でも直線でもなかったりする。地球温暖化で海面が上昇し、陸地を襲ってるような感じでもある。
[5月18日(水) 村田真]
トム・サックス展
4/22〜5/28
小山登美夫ギャラリー
[東京]
マクドナルドの屋台に座席、ゴミ箱などのインスタレーション。すべてベニヤに赤レンガ模様の安っちいつくりで、価格表示のモニターを見てるとサブリミナル効果をねらったかのように一瞬ポルノ映像が流れる。悪意に満ちた作品。もっと点数を増やしてマックの店内みたいににぎやかにすればさらに効果的だった。
[5月18日(水) 村田真]
劉野(リィウ・イエ)
4/22〜5/28
(小山登美夫ギャラリー)プロジェクトルーム
[東京]
一見メルヘンチックな画風だが、頭部の上半分が間延びし、目と目、目と眉のあいだが異様に開いた顔はかなりキモい。その彼ら彼女らがモンドリアンの絵を見つめている。おそらくモンドリアンは20世紀モダンアートの象徴であり、同時に「わけのわからない現代美術」の代表でもあるだろう。まあ作者自身オランダにレジデンスしていたこともあるというから、身近な素材だったのかもしれない。いずれにせよ、中国人の西洋へのあこがれと反発が見てとれる。
[5月18日(水) 村田真]
川原直人展 NU
4/28〜5/28
タカイシイギャラリー
[東京]
どこかで見たことのある構図だ。これらはバルテュス、ボナール、デューラーらの絵を参考に写真を撮り、それをもとに絵を描いたもの。つまり絵から絵への模写ではなく、単なるフォトリアリズムでもない、絵→写真→絵という紆余曲折を通過した絵画。そそられるなあ。
[5月18日(水) 村田真]
写真はものの見方をどのように変えてきたか
4/2〜5/22
東京都写真美術館
[東京]
開館10周年記念特別企画の4回連続展、今回はその1「誕生」。最初期のダゲレオタイプから、タルボットによる世界初の写真集『自然の鉛筆』、ベアトらが撮った幕末の江戸・横浜、そして日本人の写真師による銀版写真まで、コレクションを公開している。バブル期にごっそりコレクションを買い集めといてよかったね。
[5月19日(木) 村田真]
Index
4/24-5/1
「fragile」笹岡敬、少年少女科学クラブ、辻和美、ニシジマアツシ
ベルギー象徴派展
ジェームズ・アンソール展
奈良美智 From the Depth of My Drawer──弘前
安楽寺えみ「HMMT?」
Re-Olympic
宮永甲太郎
5/2-5/3
永島京子 リズム
ビヨルン・メルフス展 イースタン・ウェスタン・パーク
第6回スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル
思文閣大文化祭
紺泉 Interior 3
研究公演「珍しいキノコ舞踊団トーク&ライブ『LIFE ON DANCE? DANCE ON MARS?』」
タイムスリップ昭和展
5/4-5/5
レイモンド・サヴィニャック
ストリートペインティング完成イヴェント
ARKO 津上みゆき
会田誠 小沢剛 山口晃
八代亜紀絵画展
ブリコラージュ・アート・ナウ 日常の冒険者たち
シュテファン・バルケンホール
手塚愛子
5/6-5/7
大木裕之上映会+ワークショップ
曾我蕭白──無頼という愉悦
村上華岳展
宴の器 提重
The Road Not Taken 05・京都
言ノ葉ノかげ 二人の詩人の二つの美術
「篠原資明+佐倉密」展
宮本隆司 PALAST
5/8-5/9
ワークショップ 〈ブリコラージュな家具づくり〉
An experience of modern music
東義孝個展「嘘および秘密アリ地獄」絵画
SPACE WALKING開館10周年記念展
『アニメーションの最前線からのメッセージ』
──日本のアニメーションの最前線を担う
和田誠のグラフィックデザイン
5/10-5/11
伊藤誠展
PATH Sculpture & Drawing
岡崎和郎展
梅原龍三郎 晩年の造形と愛蔵品
松本春崇展
河井晴香展
5/13-5/14
塩田千春
岡美里
長島有里枝展 Her Projects
──memories of no one
宮本佳明展 巨大建築模型ミュージアム
MAMプロジェクト003: R.O.R.(レボリューションズ・オン・リクエスト)
小西真奈展
DREAM DAYS
子供時代の博物館
木村太陽
5/15-5/16
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展
アール・デコ展
資料は繋ぐ──名作と下絵・連作
岡倉天心展 日本文化と世界戦略
佐々木卓也展
田所美恵子・針穴写真展
青木克世展
池内晶子
青木野枝展
5/17-5/18
アサヒ・アート・フェスティバル2005
楢橋朝子
トム・サックス展
劉野(リィウ・イエ)
川原直人展 NU
写真はものの見方をどのように変えてきたか
5/20-5/22
志賀理江子個展「Lilly」
今村源
今村源展
沢居曜子
Line and Carbon Work 1976-79
数寄者達──琳派以後の方法No.6
北野吉彦、鈴木 隆、福田篤夫+小野田賢三、カール・ストーン
フランスの至宝 エミール・ガレ展
笑いの奇才 耳鳥斎
──近世大坂の戯画
ドレスデン国立美術館展
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