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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
11/3
CAPARTY vol.20 10 parties
11/3 CAP HOUSE[神戸]
非営利で活動するグループC.A.P.[芸術と計画会議]が設立10周年を迎えた。私も個人的にメンバーとしてかかわってきて10年。思えば早いものである。10年前から続けているイベントで、CAPとPartyをかけあわせた造語CAPARTYも20回目。CAP HOUSEプロジェクトは2001年にはじまったが、この会場を用いて、10のパーティが開かれた。30分ごとに展示を替えてゆくという展覧会など、アーティストらしくそれぞれにかなり個性的なパーティを演出。最後の10個めのパーティはメンバーも参加者も全員で。
CAPARTY CAPARTY
CAPARTY
[11月3日(水) 原久子]
武谷大介 こどもの絵
10/29〜12/30 カナダ大使館高円宮記念ギャラリー[東京]
武谷大介
武谷大介ってだれだろう。なんでカナダ大使館で個展を開くんだろう。なんて疑問は抱かずに、案内状の絵と「こどもの絵」のタイトルに惹かれて訪れる。実際、子供がつくった絵や立体もあって、どうやらカナダで美術教育にたずさわっている人らしい。興味をそそられたのは、子供が、ではなく子供を描いた数十点の小品。顔だけが古典的なタッチで描かれていて、これだけ横一線に並べたほうがインパクトがあったと思う。
[11月4日(木) 村田真]
第19回平行芸術展
11/1〜13 小原流会館[東京]
第19回平行芸術展
もう19回、年数でいえば20年以上続く「平行芸術展」。ひとりの企画者(峯村敏明)が毎回異なるテーマを立てて開く現代美術展としては瞠目すべき偉業といえるが、そのわりに日の目を見ないのはテーマも出品作家も地味なせいか。地味(=たぶん低予算)だから続いてきたともいえるが。今回は「彫刻は自分の半身を取り戻す」という峯村氏ならではのテーマのもとに、大森博之、川島亮子ら5人の出品。戸谷成雄の大理石版みたいな水上嘉久の地形図のような彫刻がいい。
[11月4日(木) 村田真]
安食陽展
11/2〜7 ギャラリーGAN[東京]
安食陽展
アマゾンのジャングルを空中からとらえたような風景。上半分は雲におおわれたようなグレー、下半分は濃いグリーンで陸と海(川?)に分けられ、境界はぼかされている。こればっかり描いてるところがエライ。
[11月4日(木) 村田真]
「かにのこうら煮干かに」岩井知子個展
10/28〜11/9 複眼ギャラリー[大阪]
「かにのこうら煮干かに」岩井知子個展
岩井知子は大阪芸術大学で写真を専攻。まだ卒業したばかりだが、今回メインで出品していたのは、ドローイングと本人(?)。かなりセンスがいい。また一人関西から有望な新人が登場した。
[11月5日(金) 原久子]
Noism04 新作 "black ice"
11/5 びわこホール[滋賀]
金森穣率いるダンスカンパニーの公演は、客席をぎっしり埋めたオーディエンスの期待に応え素晴らしいものだった。ベッドから動けない患者が病室の窓辺の患者から毎日外の様子を聞いていた。しかし、窓辺の患者が亡くなった後にベッドを窓辺に移してもらった患者は、自分の目で外の風景を見て驚いた。そこにはなにもなかった。亡くなった患者は盲目だったのだ。そんな幕からはじまり、最後は光の下で金森が全身で表現するダンス。このステージは高嶺格が美術を担当したこともあって、普段はダンス公演をそれほど観ない観客も多かったかもしれないが、だれもが満足して帰ったに違いない。
[11月5日(金) 原久子]
 
Index
10/22-10/27
映像で見るマレーシア
宇治野宗輝
モノつくりの逆襲
蓮杖&金幣
横濱写真館
10/29
滝波重人展
英恵
松波路美
佐藤万絵子展
新鋭展
WORM HOLE 松場昭典
小粥丈晴「泉への道の上で」
Soi Music Festival
法貴信也「スリップ・ノット」
10/30-11/1
吉田暁子
杉浦康平
失楽園 風景表現の近代1870〜1945
スー・グリアソン展《Slice》
TARNATION
11/2
佐伯祐三展
アトリエ・ワン「街の使い方」展
谷山恭子展
画廊の視点gallerism 2004
「これはデュシャンではない」、ですか。藤本由紀夫・森村泰昌二人展
高柳恵里展
マルセル・デュシャンと20世紀美術
浅田暢夫展
[オーストラリアの映像作品の現状]
11/3
CAPARTY vol.20 10 parties
武谷大介 こどもの絵
第19回平行芸術展
安食陽展
「かにのこうら煮干かに」岩井知子個展
Noism04 新作 "black ice"
11/6
速水御舟展
第2回東山魁夷記念日経日本画大賞展
Sound Fields of WrK 視覚的聴覚と聴覚的視覚の世界
フジタマ 「くばるひと」
「ホルスト・アンテスとカチーナ 現代ドイツの巨匠とホピ族の精霊たち」展
ジャック!+GalleryにのっとられたCAS、さえも
stay with art 〜境界線〜
11/7-11/8
森万里子
縄文──光の化石 トランスサークル展
西洋が伝えた日本/日本が描いた異国
北村公写真展
神戸アートアニュアル 2004
小西真奈展
隅田あい夏展
富田有紀子展
小瀬村真美「四季草花図―春秋―」
北村奈津子展
西島直紀展
11/9-11/12
INDEXLESS
──ノブのないドアー
陳維錚展
長崎県美術館 新館見学
三嶋りつ惠 「光の縁側」
前沢知子
タイトル:イングリット・ヴェーバー「ファルブミッテル」
安藤正子
木村伊兵衛展
西尾康之
中山ダイスケ
アントニー・ゴームリー「アジアン・フィールド」
アントニー・ゴームリーによるアーティスト・トーク
"live FAR"
11/13-11/16
すぎなみアートNPO展
佐伯祐三展
名和晃平個展「Catalyst」
松尾藤代
金氏徹平「小動物と大洪水」
Remember 3rd Monday
小川信治展
11/17-11/23
関西邦画展覧会
日本近代洋画への道
絵をかく人々の集い展2
宇佐美圭司展 「アテネの学堂」より歩み出す
第36回日展
フィレンツェ
──芸術都市の誕生展
横尾忠則
──in the bath
京都造形芸術大学国際藝術研究センター開設記念シンポジウム
取手アートプロジェクト2004
代官山アートフェア2004
オージーレポート
サスティナブル・アートプロジェクト2004 言の問い
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