アロハ・デザイン展 海と時代を越えたヴィンテージアロハストーリー
世界や日本で多くの人に愛されるハワイのシャツやドレス。その発展には日本人が深く関わっていました。今回の展覧会は、1930年代から50年代に仕立てられた貴重なヴィンテージアロハシャツやハワイアンドレスを中心に、約200点を一堂に展示する日本初の試みです。
前半の見どころは、和柄のアロハシャツと着物との対比。昭和初期の日本の着物と最初期のアロハシャツを並べて展示し、図案家の斬新なデザインや友禅の染色技術などを感じながら、アロハシャツの発祥に日本人が深く関わったという事実を検証します。後半は、「着られる絵はがき」としてハワイの存在を世界に知らしめた戦後最盛期のアロハシャツを、5つのデザインパターンに分けて展示します。モチーフには土地柄が、テーマには時代が色濃く映し出されています。
異なる文化の移民を受け入れ育まれた“アロハスピリット”。アロハシャツの多様なデザインの中に、その精神が今も息づいているのです。[広報資料より]
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