2008年7月アーカイブ

CIMG1167.JPG午前中は代官山で来年の「浜松モザイカルチャー世界博2009」の打合せ。

その後、横浜の赤レンガ倉庫で横トリ関連企画についての打合せ。

一方で今日は「赤坂アートフラワー」のチラシ、ポスター入稿日、なはず。しかしレイアウトがあがって来な〜い。

ああ問題山積〜。

最近は週に3回は「AKASAKA ART FLOWER 2008」のために赤坂に行っているが、今日はめずらしく別件で赤坂へ。

一件目の打合せは、映画とアートの関係について某企業から相談を受ける。

二件目は横トリ関係。

その後、代官山での打合せが夜10時くらいまで続く。

最後は駒沢に移動して「駒沢テーブル会議」、、、要は打合せをしながらお酒と四方山話。

横トリでフラフープをつなげたドーム状の巨大な建造物が屋外に設置される。

会期中そこでイベントをおこなっていく予定。

何が出来るか考え中。

前回のブログで建築の展覧会についてふれたあと、建築をアートの領域のひとつ、とするような記述にふれ、ちょっと頭をがつんとされた。

Art
1. 美術史として知られるナラティブの一部として提示されたモノの総称。このナラティブによって批評の系図が作成され、絵画、彫刻、建築の3種のモノを通して掲げられた問題が扱われる。(Nicolas Bourriaud 'Relational Aesthetics', "Glossary"より)

荒い訳だけれどだいたいこんな内容。
これを読んで、ニューヨークの近代美術館は1932年に、いまは歴史的となった、当時の同時代建築、モダニズム建築の展覧会をすでに開催していたことを思い出した。
たしか展覧会名はInternational Style。
 
アートの領域が拡張され、境界線があいまいになっている今、建築をアートとする考えがあっても驚かないけれど、今ではなくて1930年代に、すでに建築展が美術館で企画されていたということが興味深い、といまになって思った。
となると、欧米では建築をアートとする考えが当時からあったのかもしれない、もしくはこの展覧会でその考えが打ち出されたのかもしれない。。。

これよりも先に建築展が美術館であった例もわたしが知らないだけであるのやもしれないけれど。。。

90日

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10月25日オープンの「日常の喜び」まであと90日。休日当番出で芸術館。to do list に項目を書き連ねると簡単に二桁。もくもくと事務処理。こんな日がもっと欲しい。

7月29日から2週間の学芸員実習が始まり、8人の学生が来る。29日はMeToo推進室の合宿。アジェンダに盛り込む要素をメールで募集。秋の展覧会は延40名規模。

<ほんとに簡単な開催概要>

AKASAKA ART FLOWER 2008は9月10日から10月13日です。

作家は18組、会場は赤坂周辺一帯です。

活きのいい若手作家からベテランまで、幅広いアーティストが場に合わせて作品を展示します。

 

今日はスタッフが会場の一つである旧料亭の大掃除。

酷暑の中、本当におつかれさまでした!

もう週末!

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24日 第23回国民文化祭開催まであと100日。大巻伸嗣さん来水。芸術館前の空間をお借りして作品を制作する。オーナーにご挨拶。上海での展示時のエピソードで盛り上がる。展示作業の日程他すりあわせる。旧相馬画材の2階、3階をお借りする話もまとまる。夜は、定例のMeToo推進室のコアメンバーによる会議。
今日は、東京で展覧会調査。
昨夏の、当館での展覧会「ひびのこづえの品品ーたしひきのあんばい」でお世話になったひびのこづえさん。

こづえさんの展覧会が六本木のMITATEであったので行ってきた。
使用済みの衣装を流用して、こづえさんがコラージュしてリメイクしたワンピースがとてもかわいくて購買欲をそそられたが、10万を超えるその値に断念。。。

TAKE NINAGAWAで開催中の大竹伸朗展を見に行く。
新作のコラージュに、春にニューヨークのNew Museumで見たUnmonumental展を思い出し、
まだ欧米では認知度が低い大竹さんが、期せずしてアメリカの現代美術のひとつの動向とシンクロしているのではという印象を受ける。
オフィス内に展示されていた大竹さんの過去の作品にとくにパワーを感じた。

天井からつられた浮いた台のうえにマケットが載せられて、床ともうひとつ、空間内にレベル(水平地)がつくられたような展示方法がおもしろい。
青木さんのひとつの案件に対する試行錯誤の思考のながれがていねいになぞられた内容で興味深かった。
ただ、自分が建築の縮小されたマケットを読み取り、頭のなかで1:1大へ拡大して想像をふくらませる作業になれていないため、途中からはマケットよりもむしろ青木さんのテキストを楽しむ。

ふと森美術館で開催されていたル・コルビュジエ展のときの音声ガイドを思い出した。
音声ガイドなしで展覧会を見た1巡目。
音声ガイドつきで見た2巡目。
建築マケットや図面の鑑賞に慣れていない自分にとっては、音声ガイドが展覧会のおもしろさを倍増させ、コルビュジエの特徴やこだわりなどをよりよく体感するのに役立った。
とくに美術でない領域の展覧会を構成する際に、音声ガイドの有用性の高さを実感した。

となると。。。美術になれていない鑑賞者にとっては美術展でも音声ガイドがあった方がよいのか、と自問。
美術については、たとえばトーカーが来場者といっしょに展覧会をまわりながら対話して楽しむという鑑賞は作品が多角的に見れて有意義だ。
でも、音声ガイドとなると対話ではなくて「情報を与える」という一方向性の機能に集約しがち。そこにすこしひっかかりを感じる。
すでに「歴史」になり、立場が確立した作家の展覧会には、情報提供という機能は有用だけれど、現代美術の、とくに「これから」の作家に対しては、見る人が自 由に楽しめるのがいちばんと思う。そういう意味では、現代美術に限っていえば音声ガイドは「必須」ツールではないかな、というのが現時点での答え。

そういえば、昨夏の「ひびのこづえの品品ーたしひきのあんばい」展で、当館ではじめての音声ガイドを私が担当として制作した。
建築ではもちろんないが、美術という領域にはすっぽり入らない、こづえさんの活動のなかでも新境地だった、メーカーとの協同制作に焦点をあてた展覧会。
ここでは、こづえさんの独特の企業との協同のとりかたなどがかいま見れるような、音声ガイドを脚本。原案者であるこづえさんの声、それを商品におとしこむメーカー側担当者の声を紹介した。

原高史

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原高史.jpg赤坂で朝から原さんと打合せ。

住民との会話を絵と文章でパブリックスペースに展示するプロジェクトをされているアーティスト。

前回の「シンガポール・ビエンナーレ」や「越後妻有アートトリエンナーレ」に参加しており、今回は「AKASAKA ART FLOWER 2008」に出品していただく予定。どういう展開になるのか楽しみだ。

お茶をしながら刺激的な話しが出来た。

クリテリオムの梅田くんが午前中に水戸OUT.
滞在中、梅田くんは当館の「レジデンス」という名の民家に泊まっていた。
そこでの生活環境にもあい、展示もパフォーマンスを終えた頃から余裕ができて、
映画を見たり、水戸の街を自転車で探索したり。
最初はわかりにくかった街のよさ、特徴が、数日いるとわかるようになったそうで、
いろんなところを探索。きっと住民のわたしよりも通になっていそう。
すっかりローカルのひとのリラックスしたいでたちで、東京へと経っていった。
そんな傍ら、クリテリオムの英語訳とデザインが完成して、入稿。
最速で8月5日に納品予定。まちどおしい。

そのほかもろもろ書類作成をした日。

暑い!

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来年の「浜松モザイカルチャー世界博2009」のアートプロデューサーを仰せつかっており、朝から代官山で打合せ。

昼食後、オフィスに戻って「横浜トリエンナーレ2008」の仕事をこなし、夜は赤坂で「AKASAKA ART FLOWER 2008」の打合せ。

あちこち移動するには厳しい暑さ。。。

そういえば今日は都現美の「パラレル・ワールド」オープニングだった。内覧会は行けないまでも夜10時から始まるパーティには参加しようかな、と思ってたら、駒沢で飲み会の誘いがあり、そちらを選択。

今日は、大巻さんが来水。
秋の展覧会で、館外展示の設置場所のオーナーとお会いして許諾をいただくための来訪。
ついさきごろオープンした大巻さんの上海の展示風景画像を見せながら、大巻さんご本人が作品の話をすると、こちらまで改めて吸い込まれた。使用許可をいただいて、その後現調して、実際のつくりこみを想定。その後、ワークショップのつめをする。

秋の「日常の喜び」展に出品する岩崎貴宏さんの作品素材となる、古本をアマゾンで購入していたのが続々届く。でも、まだ足りなそう。エジンバラ滞在中の岩崎さんから連絡が来るのを待って、さらに購入するかなど後日協議。素材サンプルの消しゴムも届く。

同じく出品作家のGuy Ben-Nerの作品をNYから船便で送ってもらう手配にそろそろ着手。

MeToo推進室との定例ミーティング。19時から22時までみっちり。それでもまだまだ決められていないことが満載。来週の合宿ミーティングがキーポイントとなる。

クリテリオムの冊子のレイアウト案があがってくる。明日ごろには決められればうれしい。
英文校閲者からもフィードバックが昨日から入っていて、やりとりを通して微妙な訳のおとしどころを調整中。こちらもそろそろあがりそう。

サイト・サンタフェのビエンナーレから、水戸芸術館からの作家として出品していただいている藤浩志さんに、ロサンジェルスからラブコールがあったという連絡をうける。

仕事が終わりきっていないまま時間切れで帰宅。
明日はミーティングがないので、デスクワークに専念する予定。

夏が来て本格的に慌ただしくなってきました。

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◇ショップにならんだ800頁の公式カタログ(赤々舎刊行)
本の左には、オリジナル金太郎飴。左下に顔が並んでいるのはマグネット。


19日 ジュリアン・オピー展とクリテリオム73梅田哲也展がオープン。オープニング・レセプションと関係者会食とキワマリ荘での3次会。終電で帰宅。
こちらのアート日報も4日ぶり。
その間に、クリテリオム梅田哲也くんの展示完成(17日)と、秋の「日常の喜び」展に出品する森田浩彰さんの撮影のための来水(17日〜19日)、オピー展/クリテリオム内覧会(18日)、オープニング(19日)、そして、梅田くん即興ライブ(今日21日)があり、どたばたしつつも濃密で楽しく、有意義で、手応えも感じた4日間だった。

梅田くんの作品は、展示も即興ライブも、好き嫌いがはっきりする。
けっして万人ウケするタイプの作品ではない。
が、あるゾーンの人々は梅田くんが織りなす現象についてわけがわからないままにも、
ざわざわという胸騒ぎを感じたり、直球で琴線に触れてきたりする。
もとはといえば、自分もそうだった。
展覧会が開いて、即興ライブもおこない、スタッフなども含め、ひとびとの反応がざっくりと掴めてきた。
作品を気に入ったひとは、けっして声高ではないけれど、そう感想を伝えてくれる。
作品がよくわからないまま、消化不良の衝撃を受けたひともいて、そのことも耳に入ってきた。

テキストも予定どおり、内覧会までにアップ。
18日には撮影も入り、火花が飛び散る梅田くんの作品をどうすれば臨場感あるように撮れるかなど試行錯誤していただいた結果、よい写真をいただけた。
テキストは、昨日、梅田くんが即興ライブの設営をするのと並行して英訳し、今日、英文校閲に出したところ。これからデザインして、印刷されるには3週間弱。仕上がりが待ち遠しい。

「できた」とほっとするのもつかのま、秋の展覧会の準備がそろそろヒートアップしていく。

古本の購入

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web ishot-1559521.gif◇「日常の喜び」展に出品する岩崎貴宏さんが会場下見時に偶然目にした水戸市内のタワーの写真。メールに添付されて送られてきた。制作用に新たに個別に撮影しデータを送る。


岩崎貴宏さんが水戸芸での新作として本のしおりで鉄塔を造るという。古本屋に物色しに出かけ、たんまり購入。
海外滞在先に送るために、学芸の竹久さんが頑張って梱包する。他の部材と一緒に発送する手配をする。

今日は内見会。担当学芸員は3回の解説をする。1回1時間。結構大変ながらのギャラリートークの練習としては最適で、1日でグッと上手くなった実感を強く持つ。僕は終日裏方。


夜は、「カフェ・イン・水戸」と「日常の喜び」と「クリテリオム」と「遊戯室」と、それぞれ目的がばらばらながらも水戸入している4人の作家を交え計9人で会食。

移動と会議

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16日 15時からの会議のために上京。18時30分から水戸での会議のために16時過ぎに移動開始。どうしても17時の上野発の特急に乗りたい。エイヤ!とタクシーに。これが当たりの運転手。とっても満足。実りある会議の後、こぞって夕食。

17日 10時30分からの山九平和島での作業のために上京。反対側の最寄り駅からタクシーに乗った。これが大ハズレ。急ぐから乗るタクシーも、ハズレると大幅な遅刻になる。今日はその典型。遅刻をわびつつ合流。
12時にモノレールの流通センターから移動を開始し15時からの水戸での会議に向かう。オピーの展示もすっかり終わっている。明後日朝顔の手入れをしたり、あれこれ事務処理で時間切れ。外飯をせず、空腹のまま帰宅。

明日 内見会。オピーは取材に追われる1日。記者・フェイス・CACトーカーと展覧会関係者は午後いっぱい解説と注意事項の周知に追われる。自分は終日在館。書類仕事が進もことを祈る。
梅田くんの設営も、昨晩おそくまでがんばったおかげで、今日でだいたいの形が見えた。
あとは、壁の磁石のドローイングを作りながら、全体の最終的な調整が残る。

昨日から、ちょくちょくと関係者以外の方々が設営中の現場に顔を出す機会がある。
梅田くんの作品をはじめて見る人がほとんどで、みんなそれぞれに食いつき方がちがい、反応もずいぶん違う。その違いがとても興味深かった。

作家が設営をすすめるのに並行して、企画担当者としてわたしはテキストを書いている。
梅田くんが水戸に入る前に書いていた第一稿が、先週末の恵比寿での即興ライブと、初日の設営の様子を見て、急激に変わった。
その後も、現場で制作をする梅田くんの様子を観察し、あいまあいまに交わす対話を通して、梅田くんの考え方や立ち位置を確認していくうちに、自然と文章も変容していく。
展示が仕上がっていくにつれ、文章はその後を追うように形になっていく。
展示をすることが作家の仕事なら、その展示をふまえ、作家の性分を知り、文章にするのがキュレーターの仕事のひとつと思う。
18日が内覧会。それに間に合わせるように明日もうひとふんばり。


IMG_0018.gif◇打ち合わせ時、ちょっと学芸員室で待ってもらっているすきに痕跡を残す淺井。書ける隙があったら書いていたい衝動の強さをおもわせる。ちなみに7月26日に水戸をOUT するのはこの冬の企画展出品作家のスーメー。

この秋開催する「日常の喜び」展に出品し、さらに街中で展開する「カフェ・イン・水戸 2008」にも参加してもらう淺井裕介さんに、下見のために水戸に来てもらった。

2006年のTAP以来、売れっ子になり忙しい。描くことに埋没するひたむきな姿が愛される。それ以上に旺盛な制作意欲が、与えられた場をその都度見事に凌駕してきた。現場の回を重ねるほどに、どんどんと、たやすく大きな仕事をこなす作家になった。目にした旧東水ビル跡地の広さにひるむどころか、ワクワクしている。確かに今の彼にはできるだろう。そう思わせてくれることは、とてもすばらしいことだ。
第30回日本文化デザイン会議「本会議」の会場から直結する赤坂駅で地下鉄に乗り、ドカッと椅子に座ったとたん、なぜか日常に帰還した気分を味わった。予期せぬ自分の感覚に、その訳を探るにも思い当たらない。それもして、さっきほどまで身を浸していた空間は、それほどまでに特殊な空間だったのか。
今日、クリテリオム作家の梅田くんが水戸入り。
これから19日のオープニングに向けて、現場での制作・設営に入る。

まずは、ソウルから着いた荷物と大阪から送った荷物を現場で開梱して、イメージづくり。
作品プランはもう決まっているが、今日から実際に現場でつくりあげていくなかで、細かいところがつめられていく。

梅田くんの傍らで作業を見ていると、決してむずかしい仕組みじゃないことがわかる。
なんでもない材料からシンプルな仕組みをつくって、不思議な現象をつくりだす--梅田哲也の醍醐味を再確認した。

クリテリオムの出品作家の梅田くんが恵比寿でライブをするということで、
水戸でMeToo推進室の出品アーティストによるプレゼンを聞いた後、東京へ。

着いたのは19:30過ぎ。
恵比寿のとあるビルの2階、事務所のような小さなスペースにぎっしりと人が肩を寄せ合っていた。
梅田くんの20:00からの出演に間に合い、頼まれていたガスバーナーを渡す。
(梅田くんは、火を使って音を出すのです)
スペシャルゲストに梅田くんの仲間の、堀尾寛太くんと植野隆司さんも参加。
植野さんは、今晩はなんと実況中継のリポーター役として、
梅田くんと寛太くんが繰り広げる、不思議な音の現象を説明する役。
でも、そんな植野さんもすっかり一緒になって楽しんでいました。
そんな3人のパフォーマンスに会場のお客さんもかぶりつき。

今晩のパフォーマンスは、水戸で予定している21日のパフォーマンスが雨天になった場合のプランB。プランAもいいけど、プランBもいいな、両方したいな、と思って帰路に就く。

22時の特急にすべりこみ、23:30ごろ水戸駅に着いたら、
最終電車に乗って帰宅しようとしていた森さんに遭遇。
まだMeTooのみんなが2次会中と聞いて、飲み会に顔を出す。
けっきょく2時すぎに解散。

梅田くんといい、MeTooといい、なんだか楽しいことになりそうな気持ちになった1日。

作品設置

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水戸芸術館の中庭。オピーも無事到着し、午後から作品設置が始まる。
赤い色の動物はキツネ。この他、キジ、リス、ニワトリ、ハリネズミの5体が設置される。フォルムは子供用の木のおもちゃをトレースし拡大したもの。

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ジュリアン・オピーの作品搬入

11tトラック2台、4tトラック1台分の作品が搬入される。

オーピーの作品が会場に入り、明日のオピー自身の芸術館入を待つ。
展覧会の会期は、7月19日から10月5日。レセプションは19日16時から。



19日から、水戸芸術館の若手作家を紹介しているプロジェクト「クリテリオム」で梅田哲也さんの展示が始まる。

画廊調査。

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場所を移しオープンしたばかりのTARO NASUギャラリーの案内DM

午前中の打ち合わせを終えランチに向かう。そのビルのエレベータは、ダブルクリックすると停止階の指定を解除できた。間違って押してもキャンセルできる。小さな感動を覚えながら昼食。お腹を満たした後、資生堂ギャラリーで「夢の饗宴」を見る。

移転したTARO NASU ギャラリーを探しに日比谷線で小伝馬町に向かう。

上記DMの写真は、模型を写したも。実際には、このように空間を輪切りにした状況を目にすることはできない。張り出した2階の床が天井のようになったトンネル状のアプローチを通り、2階の床=天井が途切れ、空まで抜けた場所を経る。とそこに玄関ドア。玄関から数歩先に床を抜いたために下まで見える階段がある。地階の展示スペースまで一気に視線を導く。このように仕組まれた導線空間が、不思議な感覚を抱かせる。青木淳の手による仕事だ。

竹久 侑です。水戸芸術館現代美術センターで昨年1月より学芸員を務めています。
これから数ヶ月間、artscape BLOG2:アート日報に参加することになりました。

前々から、常日頃、展覧会を見ていたり作家と会っていたりして思ったことを書いていくメディアがほしいと思っていました。
まとまりきっていないけど気になって仕方がないことなどを、日報に散りばめながら書いていきたいと思います!

MeToo推進室

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この秋、11月1日から9日まで茨城県下で第23回国民文化祭が開催される。
この時期、ギャラリーでは「日常の喜び」と題した14人の作家によるグループ展を10月25日から2009年1月18日の会期で開催する。
同時に、街中でも10月25日から11月9日をコア会期として「カフェ・イン・水戸 2008」を開催する。この担い手となるチームが《MeToo推進室》だ。運営スタッフによる定例の打ち合わせ会議を開催。

ブログへの復帰。個人的にちょっとした複雑な思いがある。僕がブログを書けなくなって(理由はいろいろあるけど)休眠していた間―藤浩志さんは、活動アップし続けてきたし、茂木健一郎さんもどうやって時間を捻出しているのかわからないけど―きちんと欠かさず日記をアップしている。

休眠していたモリチャンネルが装いも新たに再始動。
アートスケープは、今、フルモデルチェンジの準備中だ。デザインはもちろん、更新作業用のプログラム開発も始まっている。11月から12月には新しいデザインのアートスケープを、お披露目することができると思う。

ブロガー

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