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東京都庭園美術館リニューアル・レビュー
[2014年12月15日号(横手義洋)]
2014年11月22日、東京都庭園美術館がリニューアルオープンした。本館は前身である朝香宮邸になるべく忠実な復原や修復を果たし、新館は杉本博司監修により21世紀にふさわしい美術館建築として建て替えられた。結果として、戦前のアール・デコ邸宅...
シンポジウム「来たるべきアート・アーカイブ 大学と美術館の役割」 レポート:どこへどのように向かうのか? 芸術作品の資料の行方
[2014年12月15日号(影山幸一)]
2014年11月24日、東京・六本木の国立新美術館で、 京都市立芸術大学芸術資源研究センター 主催のシンポジウム「来たるべきアート・アーカイブ 大学と美術館の役割」が開催された。芸術家を目指す学生の多い芸術大学が、「創造のためのアーカイブ...
dddギャラリーが大阪・難波から京都・太秦へと移転&リニューアルオープン! DNP京都太秦文化遺産ギャラリーを併設
[2014年11月15日号(多田智美)]
2014年10月9日、DNP文化振興財団が運営する、関西の文化活動拠点「dddギャラリー」が大阪・難波から京都・太秦へと活動の拠点を移し、リニューアルオープンした。初日のプレス内覧会では、同財団理事で審査委員長を務める柏木博(武蔵野美術大...
ルーヴル - DNP ミュージアムラボ 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門 マルチメディア・ディスプレイ導入レポート
[2014年10月15日号(栗栖智美)]
2014年9月24日、大日本印刷とルーヴル美術館が共同開発したマルチメディア鑑賞システムが、ルーヴル美術館の古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術部門に3種設置された。当美術館への設置は今回で4度目となる。これらのシステムは、今後、来場者が...
国立西洋美術館「橋本コレクション 指輪」──観覧への期待感が高まるデジタルガイダンスパネルの導入
[2014年08月15日号(artscape編集部)]
2014年7月8日から9月15日まで、国立西洋美術館にて、同館および東京新聞主催の「橋本コレクション 指輪 神々の時代から現代まで──時を超える輝き」が開催されている。2012年に国立西洋美術館に寄贈された「橋本コレクション」を記念する企...
ルーヴル美術館 ルイ14世からルイ16世までの美術工芸展示室リニューアル──王侯貴族の生活空間を再現したピリオドルーム
[2014年08月01日号(栗栖智美)]
約10年にわたる改修を経て、ルーヴル美術館の18世紀美術工芸展示室が、2014年6月6日リニューアルオープンした。第33展示室から第65展示室まで、2,183m 2 の広さの33の展示室には、2,000を超える作品が展示され、当美術館は、...
CCGA現代グラフィックアートセンター「20世紀モダンデザインの誕生」:年表と映像とを組み合わせた鑑賞補助システムを導入
[2014年08月01日号(森﨑陵子)]
2014年7月5日から9月7日まで、CCGA現代グラフィックアートセンターにて「20世紀モダンデザインの誕生─大阪新美術館建設準備室デザインコレクション」を開催している。本展では、日本屈指のデザインコレクションを誇る大阪新美術館建設準備室...
国立西洋美術館「ジャック・カロ─リアリズムと奇想の劇場」──美術の見かたをより豊かにするデジタル鑑賞ツール「みどころルーペ」の導入
[2014年05月15日号(artscape編集部)]
2014年4月8日から6月15日まで、国立西洋美術館にて「ジャック・カロ─リアリズムと奇想の劇場」が開催されている。ジャック・カロ(1592-1635)は、西洋美術史を代表する版画家のひとり。今回の展覧会では、国立西洋美術館のコレクション...
アメリカ現代美術の巨匠達──CCGA現代グラフィックアートセンター所蔵版画名品展 レビュー
[2014年05月01日号(小吹隆文)]
1973年に開館した奈良県立美術館は、日本の公立美術館のなかでも歴史のある館である。同館の館蔵作品数は約4,200点。その中核は、風俗史研究家で日本画家の吉川観方が収集した江戸時代の日本画、浮世絵、工芸品のコレクション、近世日本画と浮世絵...