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[PR]レポート:文化庁主催シンポジウム 芸術資産「評価」による次世代への継承──美術館に期待される役割
[2019年01月15日号(内田伸一)]
去る2018年11月30日、文化庁主催シンポジウム「 芸術資産『評価』による次世代への継承──美術館に期待される役割 」が開催された。文化庁主催ということ、およびそのタイトルから来場者の多くが予想・期待したのは、同年5月に突然報道され議論を...
アートミュージアム・アンヌアーレ2018開催レポート
[2018年12月01日号(artscape編集部)]
美術館に関わる人々が、立場を越えて議論し交流する場「アートミュージアム・アンヌアーレ2018」が、10月30日から11月1日の3日間、パシフィコ横浜で開催された。本展は今年から始まった新しい試み。アートをとりまく環境が大きく変化するなかで、...
[PR]サントリー美術館に聞く! 学芸員インタビュー「扇の国、日本」
[2018年12月01日号(上野友愛/内田伸一)]
1878(明治11)年のパリ万博では、エジソンの蓄音機やウィルソンのミシンなど、後の文化に大きな影響を与える発明品が存在感を示した。他方、日本からはまた異なるアプローチで、この国の小さな発明品が出品されたと伝わる。それが、狩野派や土佐派から...
メディアから考えるアートの残し方第1回 エキソニモインタビュー
[2018年11月15日号(赤岩やえ/千房けん輔/水野勝仁)]
美術館ではコンサバターやレジストラーといった専門家が、貴重なアート作品の保存や修復、管理を担っています。しかし、モノとして保存することが難しい作品の場合、どのように未来に伝え、残すことができるのでしょうか。近年、メディアの特性を活かした作品...
今、アート購入に注目が集まるのはなぜ? その3──若手アーティストはマーケットをどう見ているのか
[2018年10月15日号(ユミソン)]
これまで2回にわたって紹介してきたように、このところアートマーケットに対する一般からの関心が少しだけ高まり、政府や産業界からも注目を浴びつつある。ある意味で流動的なこの状況に対して、若手アーティストの中には受け身になるのではなく、アーティス...
今、アート購入に注目が集まるのはなぜ? その2──データとアートフェアの現場から見えること
[2018年09月15日号(墨屋宏明)]
現代美術のアートマーケットは国際的に好況が続いているが、日本のアートマーケットはいわゆるバブル崩壊以降は低成長が続く。しかし日本最大級のアート見本市「アートフェア東京」の来場者数と売り上げは伸びているという。このギャップはなぜか。アートを買...
現代日本写真が伝える眼差しの方法──「記憶と光 日本の写真1950-2000 パリ・ヨーロッパ写真館所蔵 大日本印刷寄贈コレクションより」モスクワ展
[2018年06月15日号(鈴木佑也)]
今年の4月6日から6月3日まで、モスクワのマルチメディア美術館で「記憶と光 日本の写真1950-2000 パリ・ヨーロッパ写真館所蔵 大日本印刷寄贈コレクションより」展(以下「記憶と光」展)が 「ロシアにおける日本年」 の公式イベントとして...
今、アート購入に注目が集まるのはなぜ?──5万円から始めるコレクションと運用方法の勉強会
[2018年06月15日号(東成樹)]
近年、近現代美術のグローバルな美術市場での値上がりはすさまじい。海外に比べてアートが売れないといわれる日本でも、昨今は政府・経済界もアート市場の活性化への期待を寄せていると報じられている。他方で、人々が「アートを購入したい」という関心が高ま...
日本・フィンランド発 2つのアートプロジェクト──アートが私達にもたらしてくれるもの:フィンランド国立アテネウム美術館×DNP ミュージアムラボ セミナーレポート[後編]
[2018年04月01日号(坂口千秋)]
セミナーレポート「日本・フィンランド発2つのアートプロジェクト──アートが私達にもたらしてくれるもの」 ★1 の後編。 前編 では、フィンランド国立アテネウム美術館とDNPミュージアムラボが取り組む、高齢者を対象とした美術鑑賞プログラム研究...