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DOMANI・明日展PLUS X 日比谷図書文化館──文化庁新進芸術家海外研修制度の作家たち
[2017年12月15日号(柘植響)]
文化庁は日本の芸術界の未来を牽引する人材育成を目的として、1967年より「新進芸術家海外研修制度(旧・芸術家在外研修制度、以下在外研修) ★ 」を始め、今年で50周年の歴史を刻む。文化庁文化部芸術文化調査官の林洋子氏に、時代とともに歩んだ在...
福島から広がる表現のかたち──大風呂敷サミット2017シンポジウム「大風呂敷はどこへ行く?」
[2017年09月15日号(山岸清之進/中崎透/アサノコウタ/大風呂敷チーム/藤井光)]
2011年8月15日、東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故のあと、福島市内で開催されたフェスティバルFUKUSHIMA!で、ひとつのアートプロジェクトが生まれた。大風呂敷プロジェクトでは、人々が布を持ち寄り、大きな風呂敷に縫い合わせ、...
Mémoire et Lumière Photographie japonaise, 1950-2000
[2017年08月01日号(栗栖智美)]
2017年6月28日から8月27日まで、Maison Européenne de la Photographie ville de Paris(以下、MEP)にて開催されている、「Mémoire et Lumière Photograph...
加納光於──清澄な空気の穂先に
[2017年07月15日号(暮沢剛巳)]
加納光於が版画家として出発した美術家であることはよく知られている。ほかの表現に注力していた時期もあるとはいえ、結局は版画へと戻ってくる。CCGA現代グラフィックアートセンターで開催している展覧会「加納光於─揺らめく色の穂先に」(2017年...
【パリ】ピースクラフツSAGA×REVELATIONS 2017──ファインクラフト運動最前線──後編
[2017年07月01日号(オード・タオン/アンリ・ジョッベ・デュバル/下川一哉)]
2017年5月4日から8日まで、仏パリの国立ギャラリー「グラン・パレ」で開かれた国際工芸フェア「REVELATIONS(レベラション)」には、約380組の出展者が16カ国から参加した。いま、工芸の最前線で何が起きようとしているのか、レベラ...
多様な「日本写真」の水脈を一望する──ヨーロッパ写真館「記憶と光 日本の写真1950-2000 大日本印刷寄贈コレクションより」
[2017年07月01日号(飯沢耕太郎)]
大日本印刷は、1992年の「パリ写真月間」で開催された「両大戦間の日本写真」、「日本の広告写真」という2つの展覧会を支援したのをきっかけとして、当時開設のための準備を進めていたヨーロッパ写真館(Maison Européen...
【パリ】ピースクラフツSAGA×REVELATIONS 2017──ファインクラフト運動最前線──前編
[2017年06月15日号(下川一哉)]
2017年5月4日から8日まで、仏パリの国立ギャラリー「グラン・パレ」で開かれた国際工芸フェア「REVELATIONS(レベラション)」には、約380組の出展者が16カ国から参加した。期間中の来場者は、約4万人。バイヤーやメディア関係者の...
[PR]サントリー美術館に聞く! 学芸員インタビュー「神の宝の玉手箱」
[2017年06月01日号(佐々木康之/内田伸一)]
「たまてばこ」と聞いて私たちがまず思い浮かべるのは、浦島太郎が竜宮城から持ち帰った、あの箱だろう。「開けてはならぬ」贈物のイメージはどこかミステリアスで、かつ内に秘められた大切な何かを暗示するようでもある。 「神の宝の玉手箱」展(サント...
[PR]変化する県展──清流の国ぎふ芸術祭Art Award IN THE CUBE 2017
[2017年05月15日号(野村幸弘)]
「清流の国ぎふ芸術祭Art Award IN THE CUBE 2017」は、岐阜県美術展が一昨年、第69回をもって終了し、それに代わって今年、第1回目が開催されたまったく新しい形式の公募展である。本展は3年に1度開催のトリエンナーレ方式で...