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アート関係団体による震災復興支援を観る

[2011年07月15日号(大澤寅雄)]

アニッシュ・カプーア「レヴァイアサン」展

[2011年07月01日号(太田佳代子)]

 グラン・パレで行なわれたアニッシュ・カプーアの新作は圧倒的なヒットとなった。あの巨大な歴史空間が、彫刻家の手によってどうはたき込まれ、どう神話が沸き上がるのか──炎天下にもかかわらず、期待に胸を膨らませた人々が、連日長蛇の列をなした。

ヴェネツィア・ビエンナーレの現在

[2011年06月15日号(市原研太郎)]

 ヴェネツィア・ビエンナーレがオープンした。ご承知のように、世界最古にして最大のビエンナーレである。例年なら6月ともなると暑くて会場を回るのに苦労するのだが、今年はそれほど気温が高くなく、パビリオンを探して迷路のような市内を歩かされる身とし...

激変する都市のはざまで──「草場地春の写真祭2011」レポート

[2011年06月01日号(多田麻美)]

 アート関係者、そして表現の自由を擁護する多くの人たちに戦慄を覚えさせた艾未未(アイ・ウェイウェイ)の拘束事件。その余波が続く北京で、春の恒例イベントとしてすでに定着しつつある「草場地春の写真祭2011」が今年も開催された。

絵画を支えるもの──画中空間、現実空間(国立西洋美術館「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」展レビュー)

[2011年05月15日号(天内大樹)]

 国立西洋美術館で開催中の《レンブラント 光の探求/闇の誘惑》は、「黒い版画」「淡い色の紙」「キアロスクーロ」 という三つの言葉を中心に「光と影の巨匠」レンブラントの作品を再検討する試み。和紙刷り版画を通じ、レンブラントの時代の日蘭交流の一...

美術館館長の4割が女性に──スイス現代美術界のパワーウーマンたち

[2011年05月01日号(木村浩之)]

 女性の社会進出・雇用機会均等が叫ばれて久しいが、近年美術業界においても女性の割合が高くなってきている印象が強い。ハラルド・ゼーマンやハンス・ウルリッヒ・オブリストなど多大な影響力をもったキュレーターを輩出してきたスイスでも近年、女性の割合...

「写真家・ホンマタカシ」は逆襲できるか?

[2011年04月15日号(飯沢耕太郎)]

 東京オペラシティアートギャラリーで開催中の ホンマタカシ「ニュー・ドキュメンタリー」。 2005年以降に手がけた作品群を中心に、美術館の空間に応じてセレクションされた作品を展示するという今回のホンマタカシの試みは……。

社会の声を反映するアメリカの美術展──今アートを支える力とは?

[2011年04月01日号(梁瀬薫)]

 アート・ワールドの影の立役者たちが一同に顔を見せる日。

今日の岡本太郎──「生誕100年 岡本太郎展」レビュー

[2011年03月15日号(福住廉)]

 「岡本太郎って、こんなにつまらなかったっけ?」。東京国立近代美術館で開催中の「生誕100年 岡本太郎展」(2011年5月8日まで)を見て、真っ先に思い至ったのはこの点です。もちろん岡本太郎といえば誰もが知っている有名な芸術家。『今日の芸術...

アメリカンアートの終焉?──2011年、ニューヨークのアートシーン

[2011年03月15日号(市原研太郎)]

 1年3カ月ぶりのニューヨーク(以下NY)は、普段と変わらぬくすんだ色調の街並みだったが、どこか取り付きがたくよそよそしく感じられた。到着してから9日の後、NYを出発するまでに、昔と同様の親しげな表情を見せてくれるようになるだろうか? そし...

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