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森美術館〈メタボリズムの未来都市展:戦後日本・今甦る復興の夢とビジョン〉を語る

[2011年10月15日号(八束はじめ/太田佳代子)]

 2011年9月17日より森美術館で〈メタボリズムの未来都市〉展が開催されている。同展企画の中心的な役割を担ったのは「メタボリズム研究会」代表=八束はじめ氏。八束氏は、展覧会を理解するための重要な補助線となる研究書『メタボリズム・ネクサス』...

人間の生活を楽しくゆたかにするデザインを求めて(「ユーモアのすすめ──福田繁雄大回顧展」レビュー)

[2011年10月15日号(新川徳彦)]

 2009年1月に急逝したグラフィック・デザイナー福田繁雄(1932-2009)の回顧展がはじまった。副題は「ユーモアのすすめ」。ポスター作品約200点と立体作品約100点、アイデアスケッチなどによって、福田繁雄が生涯にわたって追求しつづけ...

人々の記憶と復興の願いをこめて。

[2011年10月01日号(梁瀬薫)]

 9.11同時多発テロから10年。グランド・ゼロの追悼施設の一部がようやく一般に公開されることとなった。崩壊した貿易センタービル跡地の南と北の棟があったところに、正方形の巨大な池が完成した。アース・ワークを思わせるこの記念碑は2004年の公...

「レオナール・フジタ──私のパリ、私のアトリエ」展 縮小された室内空間で上演されるスペクタクル

[2011年09月15日号(小澤京子)]

マークと印──「富士幻景 富士にみる日本人の肖像」展評

[2011年09月15日号(倉石信乃)]

坂茂、磯崎新、アニッシュ・カプーア──スイスと人道・文化支援

[2011年09月01日号(木村浩之)]

 国際赤十字創立(1863年)の舞台であり、ジュネーヴ諸条約の締結の地スイスでも、東日本大震災に関連したさまざまな支援・啓蒙活動が行なわれている。そのなかでも建築に関連のあるプロジェクトを2つ紹介しよう。

「ヨコハマトリエンナーレ2011」に求められるもの──大きすぎず、難しすぎず、新しすぎず……

[2011年08月15日号(村田真)]

夏休みのグループ展は若いキュレーターが力量を発揮する大舞台。悪ぶるアーティストたちのショウタイム!

[2011年08月01日号(梁瀬薫)]

 ニューヨークのアートシーンでは夏休み恒例となっているギャラリー展。画廊の取り扱い作家以外の若手アーティストなども召喚され、夏のグループ展は新人作家にとってのチャンスともなる檜舞台でもある。今年は国際色豊かなインディペンデント・キュレーター...

イェッペ・ハイン──21世紀のユートピアン彫刻家

[2011年08月01日号(竹久侑)]

 展示室に入ると、立ちはだかる壁があり、掛けられた長方形の鏡に自分が映り込んでいる。近づくと、その鏡が震え出し、自分と周囲の像が歪み、視点が乱れ、頭がくらくらする……。眩暈をもよおさせるような作品《鏡の壁》(2009)で観客を迎え入れる予定...

ヴェネツィア・ビエンナーレの過去と未来──「社会性」のアートに向けて

[2011年07月15日号(市原研太郎)]

 かのアルベルト・アインシュタインは、「奇跡はないか、すべては奇跡である」と語ったそうだが、東日本の大震災後に、降下する航空機の機内から眺望するヴェネツィアは、まさに奇跡の都市のように思われた。その感想の裏には、この真珠のように美しい都市が...

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