2017年05月15日号
次回6月1日更新予定

artscapeレビュー

artscape編集部のレビュー/プレビュー

カタログ&ブックス|2017年5月

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展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

いかに戦争は描かれたか


著者:大谷省吾、林洋子、河田明久、木下直之
編集:村田真
デザイン:BARBARA DARLINg
出版社:BankART1929
発行日:2017年4月26日
定価:1,200円(税別)
サイズ:A5判、224ページ

本書は、2015年にBankARTスクールで開かれた連続講座「戦争と美術」の講義内容をまとめたものです。「戦争画とはなにか」にはじまり、藤田嗣治の戦争画、明治以降の日本における戦争表象の変遷、モニュメントやスペクタクルの視点から見た戦争など、第2次大戦の戦争画に限らず多角的に「戦争の表象」に迫ります。

[広報資料より]



ムンタダス アジアン・プロトコル ラウンドテーブル記録集


編集:関ひろ子、NASPLE&ASAKURA(浅倉協子)、大久保玲子
発行:アーツ千代田3331
発行日:2016年12月
定価:非売品
サイズ:B5判変形、112ページ

3331 Arts Chiyodaではスペイン人アーティスト、アントニ・ムンタダスをアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに招聘し、その成果として日本における20年ぶりの個展「Muntadas展 Asian Protocols」を2016年3月に開催しました。本書は関連プログラム「ラウンドテーブル」全3回の記録集。日本・中国・韓国をめぐる3つのテーマについて多彩な識者たちが斬新な視点を提供します。

YCAM YEARBOOK 2017-18


発行:山口情報芸術センター[YCAM]
発行日:2017年4月
定価:非売品
サイズ:B5判、128ページ

本書は、YCAMの多岐に渡る活動をご紹介するとともに、YCAMがある山口県の観光地・宿泊・飲食店の情報をご案内するものです。
巻頭には女優・橋本愛さんと行くYCAMガイドが掲載されているほか、ゲストとYCAMのスタッフとの対談、専門家による2016年度事業のレポートなど盛りだくさんの128ページです。



科学者の網膜 身体をめぐる映像技術論


著者:増田展大
出版社:青弓社
発行日:2017年3月31日
定価:4,600円(税別)
サイズ:A5判、338ページ

19世紀末から20世紀初頭のフランスで、名もなき人々の身体を測定するために写真を中心とする映像技術を駆使した5人の科学者たち。彼らの荒唐無稽にも見える映像実践から、多様な映像環境に組み込まれた私たちの感性の変容をも照らし出す視覚文化論の成果。

出版社サイトより]



無くならない──アートとデザインの間


著者:佐藤直樹
出版社:晶文社
発行日:2017年4月
定価:2,500円(税別)
サイズ:四六判、336ページ

人気アートディレクター・佐藤直樹が語る、これからの芸術!?
佐藤さんはコンピュータを使ったデザインの黎明期に、『WIRED』日本版などを手掛け、20年以上一線で活躍してきた。しかし、ある日突然、木炭画を描き始めた。絵を描くのが止まらなくて、その絵はなんと100メートルに! デザインするのをやめてしまうの? というわけではなさそうだけれど、いったん立ち止まって、アートやデザインについて考えてみました。

出版社サイトより]



加藤アキラ[孤高のブリコルール]


著者:加藤アキラ
出版社:現代企画室
発行日:2017年4月
定価:2,000円(税別)
サイズ:B5判、134ページ

加藤アキラは、1960年代に前橋を舞台に活動した「群馬NOMOグループ」のアーティストとして活躍しました。加藤は、身の回りで廃棄されていく日用品や自然の素材を寄せ集め、それらに僅かな細工を施す[ブリコラージュ]によって作品へと昇華させます。リノベーションやオーバーホールなどかつての物を再生させ、新たな価値観を付与することが求められる時代、日常に埋もれて行く産業製品などに息吹を与える加藤の作品は、多くの示唆に富んでいます。
2017年3月、群馬を代表する現代美術家のひとりとして加藤アキラの活動を総覧する初の展覧会が開かれ、本書はその展覧会図録として制作されました。

出版社サイトより]



2017/05/12(金)(artscape編集部)

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カタログ&ブックス|2017年4月

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展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

身体感覚の旅──舞踊家レジーヌ・ショピノとパシフィックメルティングポット


著者:梅原賢一郎、本間直樹、高嶋慈、那須誠、レジーヌ・ショピノほか
編集:富田大介
ブックデザイン:古川友紀
発行:大阪大学出版会
発行日:2017年1月31日
定価:2,300円(税別)
サイズ:四六判、210ページ

独立戦争中のアルジェリアで生まれ育ち、幼い頃から踊り続けてきたレジーヌ・ショピノ。その60年の半生は「自己受容感覚的な自伝(biographie proprioceptive)」として振返りうるようなものであり、身体の感覚を変え続ける旅であった。(中略)
近年、自身の新たなカンパニー(Cornucopiae - the independent dance)を立ち上げてからは、太平洋諸地域のアーティストや研究者らと「パシフィックメルティングポット(PMP)」という舞踊・歌唱・音楽の研究創作プロジェクトに励み、島々の口承文化に宿る時間性から、歌や踊りの本性を見直している。本書は、そのPMPのプロジェクトにいたるレジーヌ・ショピノの舞踊的自伝、および哲学者や批評家らのダンスに関する珠玉の論考を編纂したもの。2015年に神戸で世界初演となったPMPの新作公演の映像や、ドキュメンタリーフィルムも特典付録している。

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動く大地、住まいのかたち プレート境界を旅する


著者:中谷礼仁
発行:岩波書店
発行日:2017年3月24日
定価:2,600円(税別)
サイズ:四六判、256ページ

動く大地はユーラシアのプレート境界域に何をもたらしたか。環境を創造し、時に社会を壊滅させる地球の驚異的な働きと、その地で生き抜く人々の叡智と暮しを活写。人間生存の条件を捉え直した建築論的旅の記録。

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音楽と美術のあいだ


著者:大友良英
発行:フィルムアート社
発行日:2017年3月24日
定価:3,000円(税別)
サイズ:A5判、440ページ

音楽って? 美術って? そのあいだって?
それが音楽であるとか美術であるとか、そんなもんは本当はどうでもいいと思っているんです。でも、「そもそもそれって何なの?」ってところから考えてみると、今までゴミクズだと思っていたものが輝きだすことだってあって、あ、輝かなくてもゴミクズのままでも充分素敵だと思えることもあって、そんなことをやっているちょっと風変わりだけど素敵な人たちと話していく中で思ったのは、名付けようもないことをやるってことは、自分の手で未来を見つけることなんじゃないかってことなんです。この本にはそんなことが書いてあります。(大友良英)

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DESIGN IS DEAD(?)デザイン イズ デッド?


編著:未来を変えるデザインプロジェクト
企画監修:幅允孝
出版社:ダイヤモンド社
発行日:2017年1月31日
定価:2,600円(税別)
サイズ:A4判変型、120ページ

金額、日程、評価のどれにも納得感が得にくい「デザイン」。いまもっとも疑いの目を向けられる暗黙の領域にスポットをあて、社会としてそれをどう駆使していくべきか考える一冊。

出版社サイトより]



展覧会「大いなる日常 The Great Ordinary」カタログ


著者:田中みゆき、AKI INOMATA、岩崎秀雄、村川拓也ほか
発行:アール・ブリュット魅力発信事業実行委員会 実行委員長 北岡賢剛
発行日:2017年2月
定価:926円(税別)
サイズ:B5判、52ページ

表現するという行為は、誰のものなのでしょうか? 何かを表現するということは、限られた人に許された行為ではなく、無意識のうちに誰もが行っていることです。その人にとっては切実な習慣や愛着、ささやかなこだわりが、他の人にとって “表現” として発見されることもあります。また、ひとりでにはじまる表現もあれば、誰かの存在があるからこそできあがる表現もあるのです。わたしたちは自分以外のものと関係を結びながら日々生きていますが、表現においても、それは避けられない問題です。そして世界は、必ずしも人だけでできているわけではありません。この展覧会では、人や動物、植物、機械など、性質の異なる主体の恊働によるさまざまな表現を通して、表現のはじまりやそこにある他者との関係性のかたちを改めて見つめます。

展覧会サイトより]



Magazine for Document & Critic AC2[エー・シー・ドゥー]18号(通巻19号)


制作:国際芸術センター青森
編集:ACAC
発行者:青森公立大学国際芸術センター青森
発行日:2017年3月24日
定価:無料
サイズ:B5判、108ページ

国際芸術センター青森が、2001年の開館以来、およそ毎年1冊刊行している報告書を兼ねた「ドキュメント&クリティック・マガジン エー・シー・ドゥー」の第18号(通巻19号)。2016年度の事業報告とレビューのほか、関連する対談や論考などを掲載。今号の特集は「もう一つの表現」、O JUN展「まんまんちゃん、あん」ほか。


「森のはこ舟アートプロジェクト2016」報告書


発行:森のはこ舟アートプロジェクト実行委員会
発行日:2017年3月23日
定価:非売品
サイズ:A4判

2014年に始まった「森のはこ舟アートプロジェクト」の2016年度の活動とこれまでの軌跡を総括した報告書。各エリア(喜多方市/西会津町/三島町/猪苗代町/北塩原村/南相馬市)での活動報告のほか、クロージングフォーラムの様子や各エリアコーディネーターのインタビューなどを収録。



武田五一の建築標本──近代を語る材料とデザイン


企画:LIXILギャラリー企画委員会
アートディレクター:祖父江慎
デザイン:藤井瑶(cozfish)
発行:LIXIL出版
発行日:2017年3月25日
定価:1,800円(税別)
サイズ:A4判変型、76ページ

近代建築を牽引した建築家・武田五一(1872-1938)は、博物学者でもあった?! 国会議事堂の設計にも関わった五一は、自身の建築だけでなく、教育にも力を注いでいた。創設に携わった京都大学建築学部やデザインを教えた京都工芸繊維大学には、彼が中心となって収集した多岐にわたる建築素材や金物サンプル類が残されている。教育用として集められたものの、好奇心旺盛な五一の分類学的思考によって集められたそれらはまさに「建築標本」と呼ぶにふさわしい。建築家でありながら博物学者とも思わせる所以である。
本書では、本邦初公開となる資料を中心に約80点の「建築標本」をカラー図版で紹介。明治の幕開けとともに近代化が始まった日本の建築を象徴する多彩な材料を一望しながら、未来を見据えたコレクター・五一の世界観を垣間見る。彼の好奇心と関心が詰まった建築コレクションを初披露する。

出版社サイトより]

2017/04/14(金)(artscape編集部)

カタログ&ブックス|2017年3月

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展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

建築のポートレート


著者:香山壽夫
編集:長島明夫
ブックデザイン:郡司龍彦
発行:LIXIL出版
発行日:2017年3月1日
定価:2,200円(税別)
サイズ:200×170mm、96ページ

本書は、碩学の建築家・香山壽夫氏(東京大学名誉教授)による写真と文で、建築のエッセンスを鮮やかに捉える写文集です。
1964年の渡米以降、アメリカおよびヨーロッパの建築や都市をめぐって著者が撮影してきた無数の写真から、36点を厳選。撮影から数十年の時を経て、それぞれの写真にあらためて向きあい、文章が書き下ろされました。
建築家ならではの視点で撮られた写真、そして歴史的・文化的な広い視野のなか、親しみやすく確信に満ちた筆致で対象を描写した文章は、建築の専門家から一般の読者まで、多くの人を建築の奥深い魅力に引きこみ、新たな気づきをもたらすことでしょう。

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現代アート10講


編著:田中正之
著者:松井勝正、沢山遼、土屋誠一、畠中実ほか
発行:武蔵野美術大学出版局
発行日:2017年3月15日
定価:2,400円(税別)
サイズ:A5判、232ページ

現代アートの入門書。ポップアート、抽象表現主義、ミニマリズム、コンセプチュアル・アートから、フェミニズム・アート、メディア・アート、写真、建築、工芸を包括し、ポスト3.11 の美術まで、なぜそれが出現したのかを真剣に考えることによって、私たちの社会が抱える問題の本質がえぐり出される。いつの時代にも「現代アート」は存在する。アートは常に私たちの価値観を攪乱し、制度に揺さぶりをかけ、視座の見直しをせまるのだ。

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挑発する写真史


著者:金村修、タカザワケンジ
装幀・デザイン:大原大次郎、宮添浩司
発行:平凡社
発行日:2017年2月
定価:2,300円(税別)
サイズ:A5判、368ページ

現実を撮っても、真実は写らない。写真は現実から何かを奪っている。都市を撮り続ける写真家と、写真の最先端を読み解く評論家。「撮ること=見ること」という視点から、写真の《正体》に対話で迫る。[中略]写真の「上手/下手」、写真を「撮る/撮らない」、写真家の「純粋さ/仕事」、写真家の「正解/誤解」。写真の《歴史》を象るものとは。講義は「芸術か、記録か」の範疇を超えた──。

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絵画の歴史 洞窟壁画からiPadまで


著者:デイヴィッド・ホックニー、マーティン・ゲイフォード
発行:青幻舎
発行日:2017年2月1日
定価:5,500円(税別)
サイズ:A4変型、360ページ

一大センセーションを巻き起こした前著『秘密の知識』(日本語版)から約10年。思索を深め続ける現代美術界の巨匠デイヴィッド・ホックニーが、美術批評家マーティン・ゲイフォードとの対談を通して、絵画芸術の本質に迫る衝撃の一書。

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遙かなる他者のためのデザイン──久保田晃弘の思索と実装


著者:久保田晃弘
デザイン:中西要介
出版社:ビー・エヌ・エヌ新社
発行日:2017年2月21日
定価:2,600円(税別)
サイズ:四六判、448ページ

本書は、メディアアートの実践者として、また教育者として、最先端を走り抜けてきた久保田晃弘が、脱中心(=固着した人間中心主義から脱却すること、すなわち人間、ひいては社会が変わることを前提とした経験的想像力を超えたものづくり)を志向しながら、工学から芸術へ、「設計」から「デザイン」へと展開した、20年にわたる思索と実装を辿るデザイン論集です。

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2017/03/14(artscape編集部)

カタログ&ブックス|2017年2月

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展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

菊畑茂久馬─春の唄

アートディレクション:後藤隆哉
デザイン:門馬翔
編集:岡澤浩太郎
発行:カイカイキキ
発行日:2017年1月31日
定価:2,762円(税別)
サイズ:291×219mm、72ページ

2015年9月26日から10月23日のあいだに、カイカイキキギャラリーにて開催された「菊畑茂久馬個展『春の唄』」のカタログ。学芸員レポートの執筆者でもある福岡市美術館学芸員の山口洋三による解説のほか、菊畑茂久馬、村上隆、山口洋三による鼎談を収録。


堀部安嗣 小さな五角形の家:全図面と設計の現場

著者:堀部安嗣
発行:学芸出版社
発行日:2017年2月1日
定価:3,800円(税別)
サイズ:A4変型、144ページ

的確な寸法とプロポーションから導かれるプランニングの完成度。大らかな屋根の過不足ない構造美。空間に調和する細部のデザイン。建築家が“30坪の住宅"に込める設計思想の全貌を、きっかけとなった建主の一言、エスキス、実施図、施工図、構造家・造園家との協働、設備計画、施工現場と多様なプロセスから紐解く。

出版社サイトより]

モダニスト再考[海外編]建築の20世紀はここから始まった

著者:五十嵐太郎、ケン・タダシ・オオシマほか
発行:彰国社
発行日:2016年12月1日
定価:3,000円(税別)
サイズ:A5変型、352ページ

20世紀における建築の最大のムーヴメント「モダニズム」を、人物に焦点を当ててとらえ直す。オットー・ヴァーグナー、ルドルフ・シュタイナー、フランク・ロイド・ライト、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、ペーター・ベーレンス、アドルフ・ロースなど32人のモダニストたちが建築と社会の革新に向けた思いとそのエネルギーに迫る。

[書籍概要より]

建築史とは何か

著者:アンドリュー・リーチ
翻訳:横手義洋
発行:中央公論美術出版
発行日:2016年12月
定価:1,900円(税別)
サイズ:190×160mm、207ページ

建築における建築史学の意義とは? 現代を代表する気鋭の建築史家による、建築史の全般的研究をわかりやすく概説する入門書。過去から禁煙までの建築史学の流れ・建築史家への批評的研究を俯瞰する視点に立ち、太古から現代まで、建築にまつわる様々な主題を論じた知の形式を対象に、建築史の展開、方法、課題を手際よくまとめた必携の一書。

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5歳の子どもにできそうでできないアート:現代美術(コンテポラリーアート)100の読み解き

著者:スージー・ホッジ
翻訳:田中正之
出版社:東京美術
発行日:2017年1月
定価:2,300円(税別)
サイズ:A5判、224ページ

評論家から酷評された100作品を取り上げ、現代美術が決して子どもの遊びや単なる新奇な試みではないことを証明します。発表当初は物議をかもした“悪名高い”作品についても、当時の芸術上の思想に影響されて必然的に登場してきた経緯、そして後に与えた影響にも言及。現代美術とそれ以前の美術との本質的な違いが理解できるとともに、鑑賞体験をより豊かにするヒントを数多く得ることができます。

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不自由な自由 自由な不自由─チェコとスロヴァキアのグラフィック・デザイン─

著者:増田幸弘、増田集
発行:六耀社
発行日:2017年02月13日
定価:2,500円(税別)
サイズ:188×128mm、232ページ

20世紀、社会主義体制下で活動を続けたチェコとスロヴァキアのグラフィック・デザイナーたち。表現の自由がないと言われた当時、彼らはどんな思いで、どんなデザインをしてきたのだろう。デザイナー本人たちの語りと作品をもとに、両国のグラフィック・デザインを紹介する。カラー図版多載。

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アート・パワー Art Power Boris Groys

著者:ボリス・グロイス
翻訳:石田圭子、齋木克裕ほか
発行:現代企画室
発行日:2017年2月14日
定価:2,500円(税別)
サイズ:四六判、356ページ

芸術の終焉後に、新しいアートを始めるために。商品化プロパガンダか?アートはどこから来て、今どこに向かおうとしているのか? コンテンポラリー・アートを牽引する美術批評家ボリス・グロイスによって明らかにされる美術の現在。

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崇高の修辞学 (シリーズ・古典転生12)

著者:星野太
発行:月曜社
発行日:2017年2月15日
定価:3,600円(税別)
サイズ:A5判、288ページ

われわれが用いる言葉のうち、およそ修辞的でない言葉など存在しない。美学的崇高の背後にある修辞学的崇高の系譜を、ロンギノス『崇高論』からボワローらによる変奏を経て、ドゥギー、ラクー=ラバルト、ド・マンらによるこんにちの議論までを渉猟しつつ炙り出す。古代から現代へと通底する、言語一般に潜む根源的なパラドクスに迫る力作。シリーズ「古典転生」第13回配本、本巻第12巻。

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ユートピアへのシークエンス 近代建築が予感する11の世界モデル

著者:鈴木了二
発行:LIXIL出版
発行日:2017年2月17日
定価:3,300円(税別)
サイズ:188×130mm、520ページ

近代建築の傑作とはなにか。建築家・鈴木了二が語るベスト・セレクション、11作品。20世紀、世界戦争の時代、建築家たちはどう状況に対峙し、なにを考え、つくったのか。個人と世界のせめぎあいのなかで生みだされた世界観=近代建築とはどのようなものだったのか。近代建築・デザイン成立のダイナミックなプロセスとそれぞれの作家のありようが生き生きと語られ、11の建築作品が指し示す世界観がいま、鮮やかに現出します。鈴木撮影による、11作品の本質に迫る建築写真もカラーで多数掲載。

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2017/02/14(artscape編集部)

カタログ&ブックス|2017年1月

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展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

フードスケープ 私たちは食べものでできている

企画・監修:アーツ前橋
発行:KTC中央出版
発行日:2016年11月30日
定価:2,500円(税別)
サイズ:240×180mm、168ページ

群馬県・前橋市の美術館「アーツ前橋」で2016年10月〜2017年1月に開催される展覧会「フードスケープ」展のコンセプトブック。展示作家の作品を中心に、専門家による解説や書籍からの引用、食にまつわる年表、「フードスケープ」を広げるためのブックリストなど、食にまつわるものごとを[自然/社会/文化/変容/身体/とりこむ]という6つのカテゴリーからご紹介。ひと皿の料理ができあがるまでの“向こう側”への想像力を刺激され、視野が広がる1冊です。

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アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち

編者:東京都写真美術館
発行:河出書房新社
発行日:2016年12月13日
定価:2,400円(税別)
サイズ:B5判、200ページ

タイを代表する映画監督・現代美術家アピチャッポン・ウィーラセタクン。東京都写真美術館開催の展覧会公式図録。本人による書下しエッセイの他、四方田犬彦氏、佐々木敦氏ほか充実の内容。

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アピチャッポン・ウィーラセタクン──光と記憶のアーティスト

編著:夏目深雪、金子遊
執筆者:相澤虎之助、アピチャッポン・ウィーラセタクン、飴屋法水、佐々木敦、港千尋、渡邉大輔ほか
発行:フィルムアート社
発行日:2016年12月12日
定価:3,200円(税別)
サイズ:A5判、352ページ

映画ファンや映画研究者のみならず、全世界を注目させ続けているアピチャッポン・ウィーラセタクン。本年(2016年)は、全劇場長編作の特集上映が実施され、3月には新作『光りの墓』公開、さいたまトリエンナーレへの参加、そして12月には東京都写真美術館での個展が開催されるなど、各所から注目を集めている。
本書では、映画論に加え、アートと文化人類学を軸に、英語・タイ語論考の翻訳も交えながら、アジアのみならず世界の映画を代表する作家を多角的に解析。

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社会の芸術/芸術という社会──社会とアートの関係、その再創造に向けて

編者=北田暁大・神野真吾・竹田恵子(社会の芸術フォーラム運営委員会)
論考=志田陽子、成原慧、韓東賢、明戸隆浩、岸政彦、清水晶子、仁平典宏、間庭大祐
対談=高嶺格×チェ・キョンファ、藤井光×吉澤弥生、蔵屋美香×神野真吾
出版社=フィルムアート社
発行日:2016年12月22日
定価:2,800円(税別)
サイズ:A5判、352ページ

アートワールドを人文学的・社会科学的な側面から検討し、アートワールドという社会、あるいはアートワールド「と」社会の関係を問い直す。アーティストとキュレーター、批評家、研究者の相互的なプラットフォームのなかで「アートと社会の相互反映性」を領域横断的に考察し、アートの実践、批評の言語の新しい形を模索する。

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南極建築 1957-2016

企画:LIXILギャラリー企画委員会
アートディレクター:祖父江慎
デザイン:鯉沼恵一(cozfish)
発行:LIXIL出版
発行日:2016年12月9日
定価:1,800円(税別)
サイズ:A4判変型、84ページ

極寒と強風の地、南極。過酷な環境下で観測隊の暮らしを支える建築物はどのようにつくられてきたのか。一番の課題が雪の吹き溜まり(スノードリフト)だ。数年で建物を埋没させる。四代にわたる観測船の大型化に伴い、形状等が模索され、快適さも飛躍的に向上していった。 本書では、日本初のプレファブ建築が誕生した第一次観測隊の1957年から現代の2016年までを5期に分け、観測船の代替わりと重なるエポックメイキング的な建築物の変遷を追う。実録レポ的絵本『築地市場』の作者モリナガ・ヨウが緻密なディテール描写で基地を図解する大画面イラストを目玉にした図版構成。さらに論考で、スノードリフト対策や実体験から得たノウハウなどを専門家、元越冬隊長らが披露する。10か所以上の海外基地も図版・解説付きで紹介する。各国の工夫とデザインが見どころ。建築と住環境に特化した(およそ?)初の南極本となる。

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個人的なハーモニー──ノルシュテインと現代アニメーション論

著者:土居伸彰
発行:フィルムアート社
発行日:2016年12月20日
定価:2,800円(税別)
サイズ:四六判、400ページ

巨匠ユーリー・ノルシュテインの代表的作品『話の話』を糸口に、個人(インディペンデント)作家たちの創造性の系譜と達成を読み解き、初期アニメーション〜ディズニー、アニメーション・ドキュメンタリーや世界の長編アニメーション、デジタル時代の新たな原理、さらには宮崎駿・高畑勲など現代日本のアニメにまで射程は及ぶ、「アニメーション正史」への挑戦の書。

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2017/01/13(金)(artscape編集部)

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