毎月1日、15日号発行の美術館・アート情報をお伝えするWebマガジン(次回10月1日更新予定)

artscapeレビュー

五十嵐太郎のレビュー/プレビュー

AnS Studio ロボット研究ラボ見学

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[静岡県]

浜松の機械工場にて、アンズスタジオによるロボティックスの技術開発を見学する。中国で同様のプロジェクトを以前見せてもらったとき、モノのスケールが小さく、建築未満の状態だったが、ここでは建材サイズに到達し、新しい建築の可能性を感じさせる。

2016/08/29(月)(五十嵐太郎)

《門司港ホテル》ほか

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[福岡県]

アルド・ロッシらによる《門司港ホテル》に一泊し、久しぶりに周辺の近代建築めぐりを行なう。ただし、《門司港駅》は補修工事中だった。横浜に比べると、コンパクトに「レトロ建築」が集合し、観光地としてのアイデンティテを明快に押し出している。

写真:左上=《門司港ホテル》 左下=《国際友好記念図書館》 右上=《旧門司税関》 右下=《旧門司三井倶楽部》

2016/08/28(日)(五十嵐太郎)

《小幡記念図書館》ほか

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[大分県]

中津市にたどりつき、ゼミ合宿はここで解散。その後、二度目の槇文彦の《小幡記念図書館》へ。あちこちに階段を設け、空間的な見せ場を演出している。隣の大江匡による《木村記念館》は、お金のある時代の現代数寄屋で、いまはなかなかない仕事だろう。1938年の《中津市歴史民俗資料館》は教会風だが、旧図書館らしい。

写真:左上=《小幡記念図書館》 左下=《中津市歴史民俗資料館》 右=《木村記念館》

2016/08/28(日)(五十嵐太郎)

《龍岩寺奥院礼堂》

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[大分県]

龍岩寺奥之院へ。山道を15分ほど歩いて、岩のくぼみにつくられた懸造の建築を見学できる。現代建築なら絶対に許されない手すりの低さ(というか手すりではなく、下から見上げたときの意匠上の目的だろう)。ただ、もっと長い時間がかかり、ただ見える場所に到達するまでの行程で死ぬような思いをする(実際、毎年骨折したり、死人も出るのだが)《投入堂》の方が感動は大きかった。

2016/08/28(日)(五十嵐太郎)

《富士見カントリークラブハウス》

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[大分県]

竣工:1974年

磯崎行脚はさらに続き、《富士見カントリークラブハウス》にて、ゴルフ休みのおじさまたちに混じってランチを食べる。インテリアでは後からの改変もいろいろあるが(上空から見たときの建物の輪郭「?」は変わらないが)、まだ現役で使われている。《岩田学園》と同様、大分市推薦のISOZAKI建築のマークがここにも大きくついていた。

2016/08/28(日)(五十嵐太郎)

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五十嵐太郎

1967年生まれ。東北大学教授。建築史、建築批評。著書=『終わりの建築/始まりの建築』『新宗教と巨大建築』『戦争と建築』『過防備都市』『現代...

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2016年09月15日号