artscapeレビュー

会期：1/10～31

村松画廊［東京都］

彫刻が4点。内訳は、床置き1点、壁掛け2点、床に置いて壁に立て掛け1点。どれも幾何学形態のような有機形態のような、正面性があるようでないような、天地無用のようなそうでもないような、どこかで見たことあるようでないような、とにかく中途半端なかたちというか、「中途半端」を追求したようなかたちというか。

2009/01/17（土）（村田真）

会期：1/13～19

ギャルリー東京ユマニテ［東京都］

簀の子状の木の板に描いている。というか、木の板に描いて簀の子状に並べたのかもしれない。ともあれおもしろい可能性を感じさせる絵画。

2009/01/17（土）（村田真）

会期：1/13～31

ギャルリー東京ユマニテ［東京都］

壺や皿をひとつ、または数個ずつ原寸大で丹念に描いている。いや「描いている」というより「写している」というべきか。質感や立体感はあるのに、なぜか実在感が希薄なのだ。

2009/01/17（土）（村田真）

会期：11/26～1/17

MIZUMA ART GALLERY［東京都］

母親の女学生時代の写真に自分の写真を組み合わせて描いた《おかんと共に》、男の背中を毛穴まで克明に描出した《無題（背中）》など、自称スーパープライベート主義絵画。キショイなあ。

2009/01/16（金）（村田真）

会期：11/26～1/17

MIZUMA ART GALLERY［東京都］

正面の壁に大作がどーんと1点。これはすごい。190×340センチの大画面をミリ単位の細密画で埋めつくしている。北斎の大波が世界を丸ごと飲み込んだがごとき構図。これ1枚あれば1年は見飽きない。そう考えればお買得かも。いくらか知らないけど。

2009/01/16（金）（村田真）