2019年07月15日号
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artscapeレビュー

artscape編集部のレビュー/プレビュー

カタログ&ブックス│2019年7月

展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
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ART TRACE PRESS 05

責任編集:松浦寿夫、林道郎
発行:ART TRACE
発行日:2019年6月28日
定価:2,300円(税抜)
サイズ:A5判、291ページ

特集「アフェクト・セオリー」
宇野邦一氏、林道郎、松浦寿夫による座談会収録の他、松井勝正氏によるロバート・スミッソン論、荒川徹氏によるゴッホ論、林道郎によるアフェクト理論についての補足的論考を掲載。

欲望の主体 ヘーゲルと二〇世紀フランスにおけるポスト・ヘーゲル主義

著者:ジュディス・バトラー
翻訳:大河内泰樹、岡崎佑香、岡崎龍、野尻英一
発行:堀之内出版
発行日:2019年7月10日
定価:4,000円(税抜)
サイズ:四六判、492ページ

ジュディス・バトラーについては、すでに多くの著作の訳書があり、日本でも受容が進んでいる。しかし、彼女の思想的出発点となったヘーゲル研究については十分な理解が進んでいるとは言えない。バトラーのフェミニズム、クィア理論、さらには政治的主張を理解する上でも、その基礎となっている彼女のヘーゲル理解、そしてそれに基づくフランス二〇世紀哲学についての理解を示した本著の邦訳刊行は、日本における哲学、フェミニズム、政治思想における議論に大きく貢献することになるだろう。

シェアする美術 森美術館のSNSマーケティング戦略

著者:洞田貫晋一朗
装丁:井上新八
発行:翔泳社
発行日:2019年6月12日
定価:1,600円(税抜)
サイズ:四六判、200ページ

森美術館は2018年美術展覧会「入場者数」1位・2位を達成しました。 その背景には、日本の美術館・博物館の中で最大規模のSNSフォロワー数を活用したデジタルマーケティング戦略があります。 本書では、森美術館がこれまで取り組んできた展覧会におけるさまざまなSNSの取り組みを紹介しています。 現代アートにおけるプロモーションの最前線を知っていただきながら、 アートとSNSの相性のこと、多少の失敗談など、楽しみながら読んでもらえる内容になっています。

マミトの天使

著者:市原佐都子
発行:早川書房
発行日:2019年6月6日
定価:2,160円(税込)
サイズ:20cm、211ページ

日本のみならず、世界から注目される演劇ユニットQを主宰する劇作家・市原佐都子の初作品集。「悲劇喜劇」誌に掲載され話題となった中篇小説「マミトの天使」に加えて、人の自意識と身体性にまつわる懊悩と希望を描いた「虫」と「地底妖精」の3篇を収録する。

アール・ブリュット

著者:エミリー・シャンプノワ
翻訳:西尾彰泰、四元朝子
発行:白水社
発行日:2019年7月3日
定価:1,200円(税抜)
サイズ:新書、150ページ

アール・ブリュットの起源、呼び名、概念、作品の素材や形式、愛好家やコレクター、近年のブーム、美術館や市場までを概説する。

アッセンブリッジ・ナゴヤ2018|ドキュメント

執筆者:川北眞紀子、中根多惠、秋庭史典、中村史子、佐藤知久 編集・発行:アッセンブリッジ・ナゴヤ実行委員会
発行日:2019年3月
定価:非売品(ウェブサイトよりPDFダウンロード可能)
サイズ:A5判、96ページ

アッセンブリッジ・ナゴヤ2018の活動をまとめたドキュメントブック。

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街の変わりゆく景色をどのように残すべきか|吉田有里:キュレーターズノート(2018年09月15日号)

裏切られた美術 表現者たちの転向と挫折 1910−1960

著者:足立元
発行:ブリュッケ
発売:星雲社
発行日:2019年6月6日
定価:3,600円(税抜)
サイズ:A5判変型、318ページ

戦前から戦後にかけての50年間における、美術・漫画・記録映画と社会運動の危険な交わり。美術を中心に、漫画、映画、アニメーションなどを研究する著者が、2008〜2018年に書いた文章をまとめる。

ゴットを、信じる方法。

企画、編集:中川恵理子
レイアウトデザイン:宮城巧
発行:京都造形芸術大学 ARTZONE
発行日:2019年5月10日
定価:非売品
サイズ:B5版、50ページ

京都のARTZONEで開催された展覧会「ゴットを、信じる方法。」(企画: ゴットを信じる会)のカタログ。

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ゴットを、信じる方法。|高嶋慈:artscapeレビュー(2018年06月15日号)


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2019/07/16(火)(artscape編集部)

カタログ&ブックス│2019年6月

展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
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ART SINCE 1900:図鑑 1900年以後の芸術

著者:ハル フォスター、ロザリンド E. クラウス、イヴ-アラン ボワ、ベンジャミン H.D. ブークロー、デイヴィッド ジョーズリット
編集委員:尾崎信一郎、金井直、小西信之、近藤学
デザイン・組版:金子裕(東京書籍AD)、川端俊弘(WOOD HOUSE DESIGN)
編集協力:今野綾花、小池彩恵子、柴原瑛美
カバー印刷:図書印刷株式会社
発行:東京書籍
発行日:2019年5月20日
定価:12,000円(税別)
サイズ:A4変型、896ページ

世界最高峰の美術史家5名がアートの流れを時系列で詳説した〈アートの教科書〉待望の日本語版。
英語圏を中心に絶大な影響力を誇る「オクトーバー派」。その中心メンバーである、ハル・フォスター、ロザリンド・E・クラウス、イヴ‐アラン・ボワ、ベンジャミン・H・D・ブークロー、デイヴィッド・ジョーズリットが書き下ろした渾身の美術史。
世界各国で反響を呼んだ大著 “ART SINCE 1900” の全訳。


身体と言葉 舞台に立つために──山縣太一の「演劇」メソッド

著者:山縣太一、大谷能生
発行:新曜社
発行日:2019年5月15日
定価:1,500円(税別)
サイズ:四六判、240ページ

劇団「チェルフィッチュ」の名を海外・国内ともに不動にした立役者である看板俳優にして、独立後も演劇界にその名を轟かし続ける山縣太一の独自にして王道の演劇メソッド、満を持して刊行!身体と言葉に関する表現に関わる全ての人必読。


犬たち

著者:マルク・アリザール
翻訳:西山雄二、八木悠允
発行:法政大学出版局
発行日:2019年5月24日
定価:2,000円(税別)
サイズ:四六判、182ページ、上製

驚くべき頑固さと並外れた繊細さをあわせもち、先史時代よりわれわれの善き友人でありつづけてきた犬たち。ときに幸福な愚か者として描かれ、ときに盲目的な服従者の象徴とされるかれらはしかし、みずからの運命を心から楽しみ、喜びに身を寄せる思想家のように見える。エジプト・ギリシア神話、聖書の世界から現代思想・現代文学にいたる犬たちの物語を読みとき、かれらの幸福のありようを学ぶ哲学的断片。


情報環世界 身体とAIの間であそぶガイドブック

著者:渡邊淳司、伊藤亜紗、ドミニク・チェン、緒方壽人、塚田有那ほか
装画:ひらのりょう(FOGHORN)
本文イラスト:清水淳子(Tokyo Graphic Recorder)
アートディレクション・デザイン:佐藤亜沙美(サトウサンカイ)
印刷・製本:三永印刷株式会社
発行:NTT出版
発行日:2019年4月28日
定価:1,800円(税別)
サイズ:A5判、176ページ

現代の私たちは、テクノロジーで制御された情報に囲まれ、閉じた情報の世界を生きている。こうした状況を生物学者ユクスキュルの概念「環世界」になぞらえ、気鋭の研究者、クリエイターたちが研究会を開いた。本書はその研究会の成果。テクノロジー、人間科学、芸術表現に基づく、人間・社会の新しいビジョンを提示する。


イメージコレクター・杉浦非水展

編集:中尾優衣(東京国立近代美術館)、野見山桜(東京国立近代美術館)
編集協力:吉原佐也香
編集補助:髙橋佑香子、藤田知穂(東京国立近代美術館 工芸館インターン)、松田晶帆(東京国立近代美術館 工芸館インターン)
執筆:中尾優衣、野見山桜
翻訳:株式会社エクシム・インターナショナル、株式会社リベル、山本仁志
デザイン:髙田唯(Allright Graphics)、北條舞(Allright Graphics)、山田智美(Allright Graphics)、鈴木雅和
プリンティングディレクター:浦有輝(株式会社アイワード)
印刷:株式会社アイワード
発行:東京国立近代美術館
発行日:2019年2月9日
定価:2,200円(税別)
サイズ:B5判、208ページ

展覧会について
日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家の杉浦非水。当館ではご遺族から一括寄贈された非水のポスター、絵はがき、原画など700点以上を収蔵しています。本展では三越のためのポスターや、数多く手がけた表紙デザインの仕事、原画やスケッチなど、19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂に展示します。
さらに今回は、非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなど、貴重な旧蔵資料も初公開します。図案の創作にいたるまでの「イメージの収集家」としての側面に焦点をあて、杉浦非水の活動を改めて紹介します。

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椅子の神様 宮本茂紀の仕事

鼎談出席・執筆者:佐藤卓、佐藤岳利、梅田正徳、座馬耕一郎、米谷ひろし、藤原敬介、藤江和子
企画:LIXILギャラリー企画委員会
編集:川口ミリ、梶山ひろみ
AD:祖父江慎
デザイン:藤井揺(cozfish)
校閲:立花真紀、立花あかね
印刷:凸版印刷株式会社
プリンティングディレクション:石井龍雄
発行:LIXIL出版
発行日:2019年6月15日
定価:1,800円(税抜)
サイズ:A4判変型・並製・80ページ

新しいことへの挑戦と実験/素材への探究心/過去、現在、未来をつなぐ、椅子づくり

カッシーナ、B&B、アルフレックス、梅田正徳、藤江和子、隈研吾、ザハ・ハディド...。彼らは、日本初の家具モデラー、宮本茂紀(1937-)がともに椅子づくりに携わってきたメーカーであり、デザイナーたち。一流の面々がこぞって宮本を頼るのはなぜか。2019年4月には、数年越しに完成した佐藤卓デザインによる椅子の開発に関わった。自然素材と伝統技術に拘った最高級のソファ「SPRING」。本書はその「SPRING」を皮切りに、デザイナーと試作開発に取り組んだいくつかの事例から職人としての宮本茂紀の仕事に迫る。ものづくりの現場に約65年。後半では、歴史から椅子の構造の変遷や技術を学び、素材や座り心地を追求し続け、さらに次世代へと継承する宮本の仕事も紹介する。写真家、尾鷲陽介の撮下しによる豊富な図版とともに、新たな角度から椅子の奥深さ、魅力に触れることのできる一冊。

トーキョーアーツアンドスペースアニュアル2018

編集:杉本勝彦、トーキョーアーツアンドスペース(伊藤まゆみ、市川亜木子、竹野如花、渡辺俊夫)
インタビュー:内田伸一
翻訳:ロバート・リード、株式会社アミット
インタビュー撮影:嶋本麻利沙(THYMON Inc.)
撮影:加藤健、佐藤基、髙橋健治、中川周、永田雅裕(スタジオさる)、盛孝大(スタジオさる)、トーキョーアーツアンドスペース
デザイン:漆原悠一、栗田茉奈(tento)
印刷:株式会社 シナノ パブリッシング プレス
発行:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース事業課
発行日:2019年5月29日
定価:非売品(ウェブサイトよりPDFダウンロード可能)
サイズ:A4判変型・並製・80ページ

トーキョーアーツアンドスペースの2018年度の活動をまとめた事業報告書。

U-35 展覧会 オペレーションブック 2019

執筆:秋吉浩気、伊藤維、杮木佑介+廣岡周平、佐藤研吾、高田一正+八木祐理子、津川恵理、百枝優
特別寄稿:小松浩(毎日新聞社、岩下博樹(オカムラ)、木村一義(シェルター)、上木宏平(積水ハウス)、菅原俊光(コクヨ)、立野純三(ユニオン)、西岡利明(SANEI)、和田明彦(丹青研究所)、平沼孝啓(平沼孝啓建築研究所)
発行:アートアンドアーキテクトフェスタ
アートディレクション・制作・編集:平沼佐知子(平沼孝啓建築研究所)
印刷・製本:グラフィック
発行日:2019年6月1日
定価:926円(税別)
サイズ:A5判、188ページ

大阪駅前・うめきたシップホールにて開催された「Under 35 Architects exhibition 2019 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2019」のオペレーションブック。審査員は建築史家である倉方俊輔氏。

空白より感得する

企画・編集:三原聡一郎
執筆:青山拓央、フェリックス・ヘス、斉田一樹、鈴木昭男、宮北裕美、大城真、四方幸子、三原聡一郎
翻訳:大城真、石居萌
撮影:後藤圭孝、三原聡一郎、石塚千晃、武本彩子、那木萌美、金子美和
デザイン: d.d.office
発行:公益財団法人西枝財団
発行日:2019年5月30日
定価:3,500円(国内送料、税込)
サイズ:A4判変形、64ページ

2018年10月13日〜11月11日に開催された、メディア・インスタレーションのパイオニア、フェリックス・ヘスと日本のサウンドアーティストによる展覧会カタログ。展示やパフォーマンスの記録写真、アーティストノート、批評等を収録。日英バイリンガル、200部限定。

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2019/06/17(月)(artscape編集部)

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カタログ&ブックス│2019年5月

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視覚的無意識

著者:ロザリンド・E・クラウス
翻訳:谷川渥、小西信之
発行:月曜社
発行日:2019年3月29日
定価:4,500円(税抜)
サイズ:四六判上製、528ページ

モダニズムの眼が抑圧している欲望とはなにか? エルンスト、デュシャン、ジャコメッティ、ベルメール、ピカソ、ポロックらの作品のなかに近代の視を土台から蝕むものたち(『レディメイド」、「肉体的なもの」、「不定形」、「脈動」、「低さ」、「水平性」、「重力」、「痕跡」……)を、フロイト、ラカン、バタイユらの理論を援用しながら見出す試み。モダニズムの中核をなす「視覚性」概念を、主体の精神分析を採り入れつつ批判的に分析する、現代最重要の美術批評家の主著、待望の日本語全訳。
原書: The Optical Unconscious, The MIT Press, 1993.

イメージ学の現在 ヴァールブルクから神経系イメージ学へ

編集:坂本泰宏、田中純、竹峰義和
発行:東京大学出版会
発行日:2019年4月30日
定価:8,400円(税抜)
サイズ:A5判、550ページ

ドイツ語圏を中心にイメージをめぐる現象の研究に新しい次元を開拓しているイメージ学の現在を、この分野のパイオニアや新進気鋭の研究者たちの論考によって一望し、比較美術史から写真・アニメーション研究、メディア論にいたる日本の論者たちの成果を集成するイメージ研究の最前。

Multiple Spirits マルスピ vol.2

編集:丸山美佳、遠藤麻衣
表紙イラスト:遠藤麻衣
インタビュー:百瀬文 x 多田佳那子 x 遠藤麻衣「おしゃべりは終わらない」
エッセー:松川朋奈「Love yourself」
論考:人見紗操「アイ・ドント・ライク・ユー」
論考:エスター・カタリン「赤衣のマリー:哀悼と闘志の政治的主体性」
四コマ漫画:山本悠「ブラジャーくん」
プロジェクト:毒山凡太朗「Public archive」
エッセー:渡梓
試論:内海潤也「キュレーションにおけるジェンダー」
翻訳:アレクサンドラ・ピリチ、ラルカ・ヴォイネア「ガイナシーンのためのマニフェスト – 新たな地質年代についてのスケッチ」
発行:Multiple Spirits
発行日:2019年1月30日
定価:1,200円(税抜)
サイズ:A5判、116ページ

Multiple Spirits(マルスピ)は、2018年に丸山美佳と遠藤麻衣によって始められた日本発の日英バイリンガルのクィア系アートZINEです。日本国内のアートや社会文化を含む、国際的なクィアのアートや言説など、様々な角度から芸術活動の紹介をします。社会内部に存在するあらゆるジェンダー、人種、階級の差別解体を視野にいれ、歴史的なフェミニズムの流れを汲みながら、異性愛を規範とする社会への違和感を指し示す言葉として「クィア」を暫定的に使っています。

発行元より]
『ナイトクルージング』ドキュメントブック

構成・編集:田中みゆき
デザイン:長嶋りかこ、真崎嶺(village®︎)
写真:大森克己、加藤甫
協賛:株式会社Studio Gift Hands
発行:一般社団法人being there、インビジブル実行委員会
発行日:2019年3月30日
定価:1,200円(税込)
サイズ:B5判変型、52ページ

見えない監督の映画に、あなたは何を“観る”か? 生まれながらの全盲者の映画制作を追うドキュメンタリー映画のドキュメントブック。佐々木誠や田中みゆき、三宅唱などの寄稿文やスタッフコメントなどを掲載。

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2019年4月1日号artscapeキュレーターズノート|「見えない映像を観ることについて」──『ナイトクルージング』試写会レポート(田中みゆき)

HAPS 事業報告書 2018年度

企画・編集:HAPS 実行委員会事務局
編集:松永大地
デザイン:吉田健人、金原由佳(bank to LLC.)
写真:賀集東悟、金サジ、小檜山貴裕、中谷利明、成田舞、前谷開、守谷友樹
印刷:有限会社修美社
協力:石塚源太、井上亜美、小笠原邦人、上川敬洋、川田知志、黒嵜想、谷澤紗和子、手塚美和子、中田有美、マイケル・ウィッテル、山田創平、山本麻紀子
発行:企画・編集:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)実行委員会
発行日:2019年3月31日
価格:非売品
サイズ:A4判変型、52ページ

東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)の2019年度の活動をドキュメントしたアニュアルブック。一年間を通じて施設の内外で行なわれた多様なプロジェクトなどを豊富な写真とともに紹介。

ある編集者のユートピア 小野二郎:ウィリアム・モリス、晶文社、高山建築学校

学術協力:川端康雄(日本女子大学教授)
編集:矢野進(世田谷美術館︎)、遠藤望(世田谷美術館︎)、三木敬介(世田谷美術館︎)、橋本善八(世田谷美術館︎)
編集補助:鶴三慧、新宮和聖
タイトル文字デザイン:平野甲賀
デザイン:桑畑吉伸
制作:リーヴル
印刷:光村印刷株式会社
発行:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
発行日:2019年4月26日
定価:2,500円(税込)
サイズ:B5判、240ページ

【企画展概要から】
編集者にしてウィリアム・モリス研究家の小野二郎(1929-1982)が生涯を通して追い求めたテーマがユートピアの思想でした。弘文堂の編集者を経て、1960年には仲間と晶文社を設立、平野甲賀の装幀による本が出版社の顔となります。一方では明治大学教授として英文学を講じる教育者でもありました。晩年には飛騨高山の高山建築学校でモリスの思想を説き、そこに集った石山修武ら建築家に大きな影響を与えました。W・モリス、晶文社、高山建築学校の3部構成で小野二郎の“ユートピア”を探ります。

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2019/05/14(火)(artscape編集部)

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カタログ&ブックス│2019年4月

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「百年の編み手たち──流動する日本の近現代美術」図録

編集:関直子、藪前知子、森山朋絵、北澤ひろみ、八巻香澄
執筆:関直子、藪前知子、加藤弘子
デザイン:中西要介、根津小春(STUDIO PT.)
発行:美術出版社
発行日:2019年3月25日
定価:2,600円(税別)
サイズ:A5判、352ページ

本展は、1910年代から現在までの百年にわたる日本の美術について、編集的な視点で新旧の表現を捉えて独自の創作を展開した編み手である作家たちの実践として、当館(東京都現代美術館)のコレクションを核に再考するものです。岸田劉生が活躍した大正時代から現在まで、それぞれの時代の「編み手たち」は、その時々の課題と向き合い、「日本の美術のありよう」をめぐって批評的に制作してきました。本展で試みる日本の近現代美術をめぐる語りは、揺るがぬ史観に基づくものというより、さまざまな要素の選択的な「編集」を通して主体を揺るがせつつ制作を行う作家たちの活動に着目し、その背景を探っていくものです。さらに、時代とともに変化してきた、当館が位置する木場という地域をめぐる創造も紹介します。

Magazine for Document & Critic:AC2 No.20

編集・発行:青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)
デザイン:小枝由紀美
発行日:2019年3月22日
定価:非売品
サイズ:256×167mm、126ページ

国際芸術センター青森が、2001年の開館以来、およそ毎年1冊刊行している報告書を兼ねた「ドキュメント&クリティック・マガジン エー・シー・ドゥー」の第20号(通巻21号)。2018年度の事業報告とアーティストインタビューのほか、特集の「ACACの海外美術団体との交流」では、ACACの主任学芸員・金子由紀子やサンタカタリーナ美術館チーフキュレーターのジョズエ・マトスによるテキストを掲載。


これからの文化を「10年単位」で語るために──東京アートポイント計画 2009-2018

企画・編集:大内紳輔・佐藤李青・坂本有理(アーツカウンシル東京)
アートディレクション・デザイン:TAKAIYAMA inc.
発行:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
発行日:2019年3月29日
定価:2,800円(税別)
サイズ:246×170mm、270ページ

アーツカウンシル東京が2009年に始動した「東京アートポイント計画」事業の10周年を記念して刊行された本書には、これまでに行なってきたさまざまなプロジェクトや事業の知見、関係者へのインタビューなどを掲載。「中間支援の9つの条件」「これまでの歩み 2008→2018」「プロジェクトインタビュー」「東京アートポイント計画 2009→2029」の4つのセクションからなる。本書の内容はTokyo Art Research Lab(TARL)のウェブサイトにてPDFでも公開予定。


SEIKO MIKAMI──三上晴子 記録と記憶

編集:馬定延、渡邉朋也
執筆:馬定延、渡邉朋也、三上晴子、今野裕一、高祖岩三郎、四方幸子、Andreas Broeckmann、阿部一直、久保田晃弘、椹木野衣
ブックデザイン:伊勢尚生
発行:NTT出版
発行日:2019年3月29日
定価:3,000円(税別)
サイズ:A5判、256ページ

2015年1月に急逝した現代美術家・メディア・アーティストの三上晴子(1961-2015)の活動の記録を掲載。作品にまつわる論考や批評、関連資料を検証する調査研究の成果をまとめた。作家の主要作品の記録のほか、今野裕一や四方幸子らのテキストや飴屋法水のインタビュー、ウェブマガジンに掲載された椹木野衣の連載などを再録するなど、同時代に協働した人々による多面的な作家像を提示する。

「インカ・ショニバレCBE:Flower Power」図録

編集・執筆:正路佐知子(福岡市美術館学芸員)
執筆:インカ・ショニバレCBE、岩永悦子(福岡市美術館学芸課長)
デザイン:尾中俊介(Calamari Inc.)
発行:福岡市美術館
発行日:2019年3月19日
定価:1,500円(税別)
サイズ:B5判、128ページ

ナイジェリア系英国人アーティスト、インカ・ショニバレCBEの国内初個展「インカ・ショニバレCBE:Flower Power」(2019年3月21日-5月26日、福岡市美術館)のカタログ。展覧会出品作品の画像を多数掲載。インカ・ショニバレによるステートメントのほか、展覧会を企画した正路佐知子による全出品作品解説、エッセイ等で構成。ショニバレが作品に用いる「アフリカンプリント」とも呼ばれる布の歴史や日本とのかかわりについても触れられている。


福岡市美術館ザ・ベスト──これがわたしたちのコレクション

編集:福岡市美術館
デザイン:マチダヒロチカデザイン事務所
発行:公益財団法人 福岡市文化芸術振興財団
発行日:2019年3月21日
定価:2,315円(税別)
サイズ:B5判、384ページ

福岡市美術館のリニューアルと開館40周年を記念して刊行されたコレクションの公式図録。学芸員総出で精選した代表作283点を、ユニークな切り口とともに収録する。コレクションは「古美術」「九州をめぐる美術」「近現代美術」の3部構成で紹介。巻末には、作品リストのほか学芸員の山口洋三と後藤恒によるコレクションの成り立ちを解説するテキストも掲載。


###(メッシュ)Vol.05 刷れる!スクリーンプリン島

編集:岩淵拓郎(メディアピクニック)
デザイン:神崎奈津子
発行:神戸アートビレッジセンター
発行日:2019年3月31日
定価:1,000円(税別)

神戸アートビレッジセンターの美術事業では、2017年よりスクリーンプリントの技法の普及を目的とした専門書「###(メッシュ)」をシリーズで発行しています。 「###(メッシュ)」は、各号ごとに特集を組み、イラストや写真を用いてワークショップ形式で作業手順を紹介しながら印刷を学ぶことの出来る技法の教科書になります。最新号vol.05では、とある無人島を舞台に、島に流れ着いたものを利用し、可能な限り身の回りにあるものを代用して”DIYスクリーンプリント”に挑戦する家族の物語を、アメコミスタイルで紹介します。また、表紙は全てスタッフによる手刷りになります。一枚一枚異なる味わいをお楽しみください。



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2019/04/12(金)(artscape編集部)

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カタログ&ブックス│2019年3月

展覧会カタログ、アートやデザインにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。
※hontoサイトで販売中の書籍は、紹介文末尾の[hontoウェブサイト]からhontoへリンクされます





「闇に刻む光 アジアの木版画運動 1930s-2010s」図録

編集:黒田雷児、五十嵐理奈(福岡アジア美術館)
執筆:黒田雷児、水沢勉、瀧本弘之、横地剛、滝沢恭司、竹山博彦、五十嵐理奈、アンタリクサ、リム・チェンジュ、フィービー・スコット、リサ・イトウ=タパン、レオニーリョ・オルテガ・ドロリコン、稲葉真似、超純恵、徳永理彩、五十嵐純、住友文彦
デザイン:田嶋正純(田嶋デザイン事務所CYAN)
発行:福岡アジア美術館、アーツ前橋
発行日:2018年11月23日
定価:2,160円(税込)
サイズ:A4変形、256ページ

1930年代から近年までのアジア各地での木版画に焦点を当て、多数の民衆に情報やメッセージを届ける「メディア(情報・通信媒体)」としての木版画による「運動」を通じて、アジア近現代美術の歴史を新たな視点で見直す展覧会図録。各章ごとに有識者による解説とコラムを収録しているほか、400点を超える出品作の図版も全点掲載している。


Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー

編集:兵庫県立美術館 小林公、岡本弘毅、出原均、山田修平
執筆:小林公
発行:兵庫県立美術館
発行日:2019年1月
定価:2,400円(税込)
サイズ:250mm×210mm、264ページ

2019年1月より兵庫県立美術館で開催中の展覧会Oh!マツリ☆ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー」の展覧会図録。
「20 世紀のはじめから現代へと至る日本の美術作家の表現には、社会的な関心が色濃く表れたものも少なくありません。本展はそうした傾向を示す作品の中でも、特別な存在(ヒーロー、カリスマ、正義の味方)と無名の人々(公衆、民衆、群集)という対照的な人間のありかたに注目するものです。とりわけ大衆とも呼ばれる後者の存在は、どのようにその存在を可視化するのか、そしてどのようにして彼らとの間に連帯を築くことができるのかという切実な問いを表現者に投げかけてきました。無名の人々の集団=本展でピーポーと仮に呼ぶ存在が、立場や考え方によっていくらでも変化し、わかれていくものであるという事実は、その姿をとらえがたいものにもするでしょう。本展で注目する特別な存在=「ヒーロー」は、「ピーポー」が直面する困難やその願いを映し出す鏡としての、あるいはその存在に姿を与える触媒としての役割を担っています」。

*カタログは2冊構成で、既刊は1冊のみ。2冊目も刊行される予定。

[引用部分:展覧会公式HPより]
クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime

編集:国立新美術館+国立国際美術館+長崎県美術館
執筆:中井康之、山田由佳子、福満葉子、湯沢英彦、関口涼子
対談:クリスチャン・ボルタンスキー×杉本博司
ブック・デザイン:折原滋(O design)
発行:水声社
発行日:2019年2月8日
定価:3,000円(税抜)
サイズ:B5判変型上製、208ページ
ブックデザイン:折原滋

開催中の展覧会「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」公式図録。
自己/他者の記憶、生/死、人間の不在/存在の痕跡をテーマとし、さまざまな素材、表現方法を用い世界各地で創作活動を続けてきた作家クリスチャン・ボルタンスキー。1960年代後半の初期作品(《咳をする男》、〈モニュメント〉等)から最新作(《ミステリオス》、《黒いモニュメント、来世》等)までを紹介する大回顧展「クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime」が開催。多数のインスタレーションビューの他、ボルタンスキーと杉本博司の対談、関口涼子によるテキスト、三館の展覧会担当者らによる論考等を掲載。

毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする

編集:十和田市現代美術館
執筆:エマ・ラヴィーニュ、畠中実、島貫泰介、小池一子、金澤韻
ブック・デザイン:佐々木暁
発行:月曜社
発行日:2019年2月20日
定価:2,200円(税抜)
サイズ:A5判上製、140ページ

レコードをスクラッチするレヴェルの小さな摩擦からも、革命は起こっている
現代美術の旗手、作家本人へのロング・インタビューを含む初の作品集。十和田市現代美術館展覧会(2018年10月27日‒ 2019年3月24日)公式図録

失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術

著者:池田剛介
書籍設計:森大志郎
発行:夕書房
発行日:2019年2月27日
定価:2,400円(税抜)
サイズ:菊判・並製、184ページ

現代美術のあり方が、芸術とは何かを問う内的な行為からその外にある現実社会への働きかけへと変化してきているいま、「作品」はどこへ向かうべきなのか──。芸術とは何か、作品とは何かを根本から問い続け、美術作家としてその時々の自身の答えを作品にあらわしてきた池田剛介による、待望の処女論集!!
「ユリイカ」「現代思想」「早稲田文学」「POSSE」等に寄稿した2011年から2017年までの思考の軌跡と、それを束ねる長編書き下ろしで構成。カバー、表紙、扉には本書のために制作した新作を実験的方法で印刷し、書物というモノの可能性を追求する。

台所見聞録──人と暮らしの万華鏡

編集:石黒知子、成合明子
執筆:宮崎玲子、須崎文代
デザイン:川名潤
発行:LIXIL出版
発行日:2019年03月15日
定価:1,800円(税抜)
サイズ:A4判変型・並製、73ページ

住まいに欠かせない、生きるための空間「台所」。
食物を扱うため、その土地の気候風土や文化とも密接に関わり地域によっての独自性も高い。しかし近年では、働く場として合理的で機能重視な空間へと急速に変化し、伝統的な台所は世界的に消えつつある。
理想の台所を求めて、古今東西に広がる小さな空間へと誘う一冊。



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2019/03/14(木)(artscape編集部)

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