2020年08月01日号
次回9月1日更新予定

キュレーターズノート

バックナンバー

光の無限軌道を描く──「久門剛史 ─ らせんの練習」

[2020年08月01日号(中井康之)]

前回の学芸員レポートを記した2020年4月初めには、ここまで激甚ともいえる社会的な変化が起こるとは想像していなかった。その1ヶ月後の5月初め、厚生労働省から「新しい生活様式」の実践例が公表された。それは要するに、個々人は、身体的距離の確保、...

状況のゆらぎと対峙する──「ミナト・ノート」と「バッドタイミング」/「グッドタイミング」

[2020年08月01日号(吉田有里)]

2月後半から愛知県でも新型コロナウイルスの感染者・死亡者が増加し、感染防止のため港まちポットラックビルで開催予定のワークショップやイベントは延期・中止することとなった。 今回は、この数カ月の間のコロナ禍下での取り組みとしてMAT, Nago...

弘前れんが倉庫美術館オープン:その建築と開館記念展について

[2020年08月01日号(工藤健志)]

去る7月11日(土)、 弘前れんが倉庫美術館 がグランドオープンした。当初は4月11日(土)に開館予定であったが、コロナ禍のため延期。非常事態宣言解除後の6月1日(月)にプレオープンし、事前予約制で弘前市民から青森県民へと段階的に観覧対象を...

#WeShallNotBeRemoved ポストコロナは連帯か排除か

[2020年07月15日号(田中みゆき)]

コロナ禍において、障害のある人たちが「命の選別」を危惧している。感染拡大により医療崩壊が起きたとき、障害者の命が軽視されることはないのか。今なお社会に残る優生思想から、当事者たちは危機感を訴えている。実際に、米アラバマ州は人工呼吸器が不足し...

コロナ禍に、美術館・博物館の未来をぼんやり考える

[2020年07月15日号(角奈緒子)]

なんとも難儀な世の中になってしまった。外出したくても、できない。事実、先月中頃までは、不要不急の外出を控えるようにと要請されていた。そして現在、自粛要請は解除され、移動の自由は戻ったものの、死をもたらしうる未知のウイルスに、まったく恐怖を覚...

自然と共生する人間の営み──久門剛史「らせんの練習」/廣瀬智央「地球はレモンのように青い」

[2020年07月15日号(坂本顕子)]

これまで、1〜2カ月に一度は展示を観に県外に出るのが長年の習慣だったが、展覧会の準備とコロナ禍による自粛のため、この半年はずっと熊本にいた。緊急事態宣言の解除後、初めてとなる越境は、美専車でコレクターや作家アトリエ、他館をまわる作品返却。必...

コロナ禍における正反対のふたつの展覧会──ダークアンデパンダン/内藤礼 うつしあう創造

[2020年07月01日号(能勢陽子)]

コロナ禍のもと、特に印象に残った二つの展覧会について書きたい。どちらも、人々が集ったり直接会ったりすることができず、互いに物理的な距離を取らなければいけない状況など予測もしていなかったときから企画されていた展示である。ひとつは、誰でもが自由...

東北の被災地から──コロナ禍の美術館

[2020年07月01日号(山内宏泰)]

東北の被災地、宮城県気仙沼市。復興オリンピックの延期とコロナ禍は被災地にどのような影を落とすことになるのか。例年多数の来館者が訪れるはずの3月、リアス・アーク美術館の入館者数は例年の半分以下まで減少した。4月には緊急事態宣言による約1か月の...

搬入プロジェクトを山口で実施する

[2020年06月15日号(渡邉朋也)]

山口情報芸術センター[YCAM] において、2020年7月25日に「 搬入プロジェクト 山口・中園町計画 」を実施すべく準備を進めている。「 搬入プロジェクト 」は、演出家の危口統之(1975〜2017)が主宰するパフォーマンス集団・ 悪魔...

「わからなさ」を共有すること──「国際アートコンペティション スタートアップ」展

[2020年06月15日号(安河内宏法)]

KYOTO STEAM─世界文化交流祭─実行委員会は、2017年の発足以来、「アート×サイエンス・テクノロジー」を全体のテーマとして、ビエンナーレ形式の「フェスティバル」、芸術系大学を拠点に企業・研究機関と協働し、企業等から提供される技術や...

オススメ展覧会

レビュー/プレビュー

フォーカス

キュレーターズノート

artscapeレビュー

トピックス

360°ビュー

文字の大きさ