2019年11月15日号
次回12月2日更新予定

キュレーターズノート

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周年を迎える美術館が見せるもの──「アジア美術、100年の旅」と「梅田哲也 うたの起源」

[2019年11月15日号(正路佐知子)]

福岡アジア美術館20周年記念展「 アジア美術、100年の旅 」が始まった。アジ美が20周年を迎えるということは福岡市美術館は40周年を迎えるということで、後者に勤務する筆者は二つの美術館の成り立ちに思いを馳せることとなる。 以前にもキュレー...

大洲大作「未完の螺旋」を体験して考えたこと、など

[2019年11月15日号(工藤健志)]

今回は都心の廃駅を会場として開催された大洲大作の個展「未完の螺旋」を取り上げてみたいと思う。 地方在住者の僕はそこに鉄道の駅があったことを知らなかった。近くはよく通るけど、その建物はてっきり東京国立博物館の一部だとばかり思い込んでいた。この...

ポロトコタンのあゆみ 1976-2018

[2019年11月01日号(立石信一)]

来年4月24日に北海道白老町に開館する予定の 国立アイヌ民族博物館を含む民族共生象徴空間(愛称ウポポイ) は、これからいよいよ最後の準備に取り掛かるところである。「キュレーターズノート」掲載第2回目となる今回は、一昨年まであった一般財団法人...

あいちトリエンナーレ2019、最後の7日間

[2019年11月01日号(鷲田めるろ)]

キュレーターを務めた あいちトリエンナーレ2019 が10月14日に閉幕した。75日の会期のうち、65日という長期にわたり、トリエンナーレ内の一企画である「 表現の不自由展・その後 」(以下、「不自由展」)を中止したことをお詫びする。まず、...

アーティストたちの客観性──高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.08/社会を解剖する

[2019年10月15日号(橘美貴)]

高松コンテンポラリーアート・アニュアル は2009年にvol.00からスタートし、今回が9回目となる。今年は「社会を解剖する」をテーマに、碓井ゆい、盛圭太、照沼敦朗、加藤翼、村上慧がそれぞれ1部屋ずつ展示を行なった。本稿では、これら5名のア...

木版画から樹木と出会う 「インプリントまちだ展2019──田中彰 町田芹ヶ谷えごのき縁起」から見えた人、まち、環境

[2019年10月15日号(町村悠香)]

木に対する根源的な追求から出発して、招へい作家・ 田中彰 (1988年生まれ)と筆者が企画担当した「インプリントまちだ展2019──田中彰 町田芹ヶ谷えごのき縁起」(2019年7月6日〜9月23日)が先月終了した。

協働のためのプラットフォーム──芸術祭事務局のためのノート

[2019年10月01日号(勝冶真美)]

平成30年に行なわれた調査によると、過去10年に日本国内で行なわれた文化芸術のフェスティバルは約1,500に上るという ★ 。単純に10で割ったとして1年間に150もの「フェスティバル」が日本各地で開催されていることになる。増加傾向だと思わ...

アッセンブリッジ ・ナゴヤ 2019/MAT, Nagoya Studio Project vol.5

[2019年10月01日号(吉田有里)]

9月7日からスタートした アッセンブリッジ ・ナゴヤ 2019 。2016年から、港まちを庭に見立てた「パノラマ庭園」のタイトルのもと「移ろう地図、侵食する風景」を副題に2年にわたるプロジェクトを展開している。 アッセンブリッジ・ナゴヤがス...

芸術の自律性をいかに回復させるか──あいちトリエンナーレ2019から私たちが引き継ぐべき課題

[2019年10月01日号(住友文彦)]

この連載は「キュレーターズノート」という名称で、展覧会レビューと自館事業の紹介を繰り返し行なっている。その定期的な報告が難しいと感じたのは東日本大震災のとき以来かもしれない。この8月から9月にかけて、なるべく普段通りの日常を過ごそうとする自...

地域を象徴するものはなにか──あいちトリエンナーレ2019

[2019年09月15日号(能勢陽子)]

あいちトリエンナーレ の開催4回目にして、豊田市が会場のひとつになった。筆者は普段豊田市美術館の学芸員をしているが、今回はあいちトリエンナーレのキュレーターのひとりを兼任している。参加作家は、芸術監督やほかのキュレーターとのミーティングの上...

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