2020年12月01日号
次回12月15日更新予定

キュレーターズノート

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美術館で感じる開放感──芦屋市立美術博物館「美術と音楽の9日間 rooms」

[2020年12月01日号(中井康之)]

「新しい生活様式」という厚生労働省が公表した行動指針に対して、夏を過ぎた頃から新しさを感じなくなった。その意識の変化は、美術館・博物館へ足を運ぶために訪れる予定の1ヶ月ほど前からホームページを確認して日時を予約するといった、これまで考えるこ...

港まちと再会する音楽と映像──アッセンブリッジ・ナゴヤ2020

[2020年12月01日号(吉田有里)]

今年で節目となる5年目を迎える アッセンブリッジ・ナゴヤ 。新型コロナウイルスの影響を受け、開催が危ぶまれつつも、感染予防対策と従来のプログラムを一部変更し、結果としてこの状況下ならでは発表の手法や表現が生まれることとなった。 アッセンブリ...

コロナにまつわるエトセトラ──青森県立美術館編

[2020年11月15日号(工藤健志)]

ここ数年、ゆえあって手帳をつけている。記録は快楽。これまで読み返すことなどなく、ただ日々のあれこれを手帳に書き込むことだけで満足していたけど、今年はちょっと違った。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るった2020年、仕事...

変化する生活とそれでも変わらないもの──田代一倫写真展 2011-2020 三陸、福島/東京/新潟

[2020年11月15日号(正路佐知子)]

今秋、所属館でも今年度初めての特別展が始まり、コロナ以前の賑わいが戻ってきたように思われる。8月下旬からは細心の注意を払いながらではあるが行動範囲を広げ、展覧会を見に遠方にも赴くようになった。ふと、マスクの着用ほか「新しい生活様式」にも慣れ...

出会いと別れにまつわる港のノスタルジー──アッセンブリッジ・ナゴヤ2020

[2020年11月01日号(能勢陽子)]

名古屋港は、遠くからでも大きな観覧車が見え、近づくと名古屋港ポートビルの展望室が聳えて、埠頭に行くとタロとジロの銅像が建っており、その先に海が広がっている。タロとジロは、1958年に南極の昭和基地に取り残されながら1年間生き延びた、あの健気...

アーティスト・ラン・スペース in 広島

[2020年11月01日号(角奈緒子)]

今年の主役はなんといっても新型コロナウイルス。いつもであれば四季折々に開催される風物詩的なイベントのほとんどが、そのせいで中止となったためだろうか、今年は季節が移ろう感覚すら鈍ってしまったように感じる。気付けば早11月、今年も終ろうとしてい...

東日本大震災復興祈念公園は誰のためのものか?

[2020年10月15日号(山内宏泰)]

東日本大震災において甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島の3県には国費によって国営震災復興祈念公園が整備されている。また、被災した各市町村にも小規模な復興祈念公園が整備されつつある。 本稿では他市町村の復興祈念公園とは一線を画する 気仙沼市復...

アーティストの証明──制度のなかで見えてきたこと

[2020年10月01日号(山本麻友美)]

今年7月に「無所属系作家確認証発行連合体」という名前の団体を、文化庁からの強い働きかけと提案があり、一般社団法人日本美術家連盟の軒先をお借りして立ち上げた。この団体は 「文化庁・文化芸術活動の継続支援事業」 の申請手続きを簡略化するための事...

地域のコミュニティとつながるために──「金石大野芸術計画」の試み

[2020年10月01日号(野中祐美子)]

金沢21世紀美術館では2017年度から「自治区」というプロジェクトが始まった。これは現代美術に限らず科学や音楽、テクノロジーや文学など他の領域を横断しつつ、「自治」をキーワードにライブ、映像上映、トークなど美術館での展覧会とは違った多様なプ...

「コミュニティー」と「祭り」のあり方──飛生芸術祭から見えてくるもの

[2020年09月15日号(立石信一)]

前回の執筆時点(2020年4月15日号)では、東京2020オリンピック・パラリンピックが延期になるなど、新型コロナウィルスの広がりが大変なことになってはいたが、ここまで社会のあり方に影響を及ぼすとは想像していなかった。

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