2019年09月01日号
次回9月17日更新予定

キュレーターズノート

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指差す権力への密やかな抵抗

[2019年06月15日号(鷲田めるろ)]

東京の八丁堀にあるギャラリー nca | nichido contemporary art にてキュレーションした 「Identity XV」 展が始まった。ncaは、老舗の日動画廊のコンテンポラリーアート部門で、2003年以降、毎年外部の...

身体はどこから来て、どこへ行くのか──YCAMバイオ・リサーチとcontact Gonzoがとりくむ身体表現

[2019年06月01日号(津田和俊/吉﨑和彦)]

山口情報芸術センター[YCAM]では、近年、急速に一般化が進むバイオテクノロジーの新たな応用可能性を、アートや教育、地域など多様な切り口から模索するプロジェクト「 YCAMバイオ・リサーチ 」を2015年より展開している。今年はアーティスト...

連続と非連続のあいだ──「5月」/「やなぎみわ展 神話機械」

[2019年06月01日号(住友文彦)]

美術作品や展覧会を、自分がすでに知っている形式とは異なるものとして考えてみたいと思ったことがある人は少なくないだろう。それは既知の価値体系を再生産することへの批評として、あるいは歴史や文化を複数的なものとして想像し直すための意義を持つはずだ...

アーティストと街とアートセンターと

[2019年05月15日号(勝冶真美)]

今回より、京都市内の街中にある京都芸術センターに「キュレーターズノート」をご寄稿いただくことになった。京都芸術センターは、明治2年に京都の町衆たちが設立した小学校の校舎を拠点に活動している。展覧会のみならず、演劇やダンスの公演、トークイベン...

「地域美術史」のこれから──アイチアートクロニクル1919-2019

[2019年05月15日号(能勢陽子)]

大規模なコレクション展には、企画展とはひと味違う、マニアックと言っていいような楽しみがある。通常の常設展ではなかなかお目にかかれない収蔵庫の片隅に眠っていた作品たちは、美術館が存在する地域の時代性を何よりも色濃く反映していることがあるし、ま...

戦後版画運動の地下水脈 女性、山村をめぐるケーススタディ

[2019年05月15日号(町村悠香)]

町田市立国際版画美術館の学芸員、町村悠香さんによる「キュレーターズノート」の連載の第1回。町田市立国際版画美術館は東京都の町田市に位置し、版画工房やアトリエなどの施設を持つ特色ある美術館だ。今回は、同館で開催中のミニ企画展「彫刻刀で刻む社会...

柳瀬安里《線を引く》

[2019年04月15日号(中井康之)]

「モダニズムの歴史は、純化、あるいは、包括的な浄化の歴史であり、芸術から、それにとって非本質的なものすべてを除去する歴史である。…芸術におけるモダニズムの政治的な類似物が、人種的純粋さという考えや、汚染するとおもわれるものを排斥するアジェン...

収集活動と展覧会活動が次なる展覧会を生む──「インカ・ショニバレCBE:Flower Power」

[2019年04月15日号(正路佐知子)]

2019年3月21日、福岡市美術館は2年半の休館期間を経てようやくリニューアルオープンした。リニューアルオープンを記念する展覧会は「 これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE:Flower Power 」、大規模なコレクショ...

「見えない映像を観ることについて」──『ナイトクルージング』試写会レポート

[2019年04月01日号(田中みゆき)]

生まれながらの全盲者を監督として映画をつくる制作プロセスを追うドキュメンタリー『ナイトクルージング』の経緯については、 過去の記事 ですでに紹介してきた。その一般公開がついに3月30日から始まった。公開前に東京藝術大学で行なった試写会では、...

美術館とコレクション──開館30周年記念特別展「美術館の七燈」

[2019年04月01日号(角奈緒子)]

ようやく暖かみを含んだ空気も感じられはじめ、広島市現代美術館のある比治山公園には、ヒサカキの花が咲くときに発せられるという、エグみを含んだメンマのような香りがそこここに漂っている。また、花見の時期に合わせて、毎年お目見えする「比治山公園」提...

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