2020年10月15日号
次回11月2日更新予定

キュレーターズノート

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弘前れんが倉庫美術館オープン:その建築と開館記念展について

[2020年08月01日号(工藤健志)]

去る7月11日(土)、 弘前れんが倉庫美術館 がグランドオープンした。当初は4月11日(土)に開館予定であったが、コロナ禍のため延期。非常事態宣言解除後の6月1日(月)にプレオープンし、事前予約制で弘前市民から青森県民へと段階的に観覧対象を...

#WeShallNotBeRemoved ポストコロナは連帯か排除か

[2020年07月15日号(田中みゆき)]

コロナ禍において、障害のある人たちが「命の選別」を危惧している。感染拡大により医療崩壊が起きたとき、障害者の命が軽視されることはないのか。今なお社会に残る優生思想から、当事者たちは危機感を訴えている。実際に、米アラバマ州は人工呼吸器が不足し...

コロナ禍に、美術館・博物館の未来をぼんやり考える

[2020年07月15日号(角奈緒子)]

なんとも難儀な世の中になってしまった。外出したくても、できない。事実、先月中頃までは、不要不急の外出を控えるようにと要請されていた。そして現在、自粛要請は解除され、移動の自由は戻ったものの、死をもたらしうる未知のウイルスに、まったく恐怖を覚...

自然と共生する人間の営み──久門剛史「らせんの練習」/廣瀬智央「地球はレモンのように青い」

[2020年07月15日号(坂本顕子)]

これまで、1〜2カ月に一度は展示を観に県外に出るのが長年の習慣だったが、展覧会の準備とコロナ禍による自粛のため、この半年はずっと熊本にいた。緊急事態宣言の解除後、初めてとなる越境は、美専車でコレクターや作家アトリエ、他館をまわる作品返却。必...

コロナ禍における正反対のふたつの展覧会──ダークアンデパンダン/内藤礼 うつしあう創造

[2020年07月01日号(能勢陽子)]

コロナ禍のもと、特に印象に残った二つの展覧会について書きたい。どちらも、人々が集ったり直接会ったりすることができず、互いに物理的な距離を取らなければいけない状況など予測もしていなかったときから企画されていた展示である。ひとつは、誰でもが自由...

東北の被災地から──コロナ禍の美術館

[2020年07月01日号(山内宏泰)]

東北の被災地、宮城県気仙沼市。復興オリンピックの延期とコロナ禍は被災地にどのような影を落とすことになるのか。例年多数の来館者が訪れるはずの3月、リアス・アーク美術館の入館者数は例年の半分以下まで減少した。4月には緊急事態宣言による約1か月の...

搬入プロジェクトを山口で実施する

[2020年06月15日号(渡邉朋也)]

山口情報芸術センター[YCAM] において、2020年7月25日に「 搬入プロジェクト 山口・中園町計画 」を実施すべく準備を進めている。「 搬入プロジェクト 」は、演出家の危口統之(1975〜2017)が主宰するパフォーマンス集団・ 悪魔...

「わからなさ」を共有すること──「国際アートコンペティション スタートアップ」展

[2020年06月15日号(安河内宏法)]

KYOTO STEAM─世界文化交流祭─実行委員会は、2017年の発足以来、「アート×サイエンス・テクノロジー」を全体のテーマとして、ビエンナーレ形式の「フェスティバル」、芸術系大学を拠点に企業・研究機関と協働し、企業等から提供される技術や...

「非/接触のイメージ 斉木駿介、名もなき実昌」から、オンラインでの「非接触」とギャラリーでの「接触」へ

[2020年06月15日号(正路佐知子)]

コロナ禍の美術界においてもオンラインでの取り組みは急速な発展を見せた。不可抗力とはいえ、オンラインコンテンツの可能性が共通に認識され、選択肢が増えたことは希望でしかない。しかし同時に、オンラインでの体験と直接の鑑賞体験は別物であるとの実感も...

現代美術館が持つ「現代」の意味──「現在地:未来の地図を描くために」展

[2020年06月01日号(野中祐美子)]

2004年にオープンした金沢21世紀美術館は、昨年の9月から開館15周年記念展を開催中だったが、新型コロナウィルス感染拡大防止のための外出自粛により、訪れることが叶わなかった方も多いのではないだろうか。今号より当欄の執筆陣に加わっていただく...

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