2022年12月01日号
次回12月15日更新予定

キュレーターズノート

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“自己満足”が人の生にもたらすもの:「誰も知らない」展の準備のさなかで/開館20周年に向けて

[2022年06月15日号(坂本顕子)]

「誰も知らない驚きの表現をしている人を探しています」。4月の半ばにこんな募集記事を美術館のSNSに流してみた。そもそも「誰も知らない」とは? また、「驚きの表現」の「驚く」とは一体何のことか? と募集する側も少々悩みつつも、このようなハード...

「コレクション」を考える(4)──栃木県立美術館50年分のコレクションの歴史

[2022年06月01日号(志田康宏)]

栃木県立美術館は、公立の近代美術館の先駆けとして1972 年11月3日に開館し、今年開館50周年を迎えた。それを記念し、2022年4月16日(土)から6月26日(日)まで、企画展「題名のない展覧会─栃木県立美術館 50年のキセキ」展を開催し...

#ResidenciesWithoutBordersの取り組み

[2022年06月01日号(勝冶真美)]

ロシア軍のウクライナ侵攻が始まって3カ月。ウクライナの人口の約4分の1、1400万人以上がウクライナ国内外で避難を強いられ、日本に避難した人は1040人を数える(5月22日現在)。いまだ先が見えない状況のなか、長期化すれば人々の関心も薄らぐ...

アートで四国をつなぐとは? 「芸術の四国遍路展」

[2022年06月01日号(橘美貴)]

アーティストのパルコキノシタが主導する「 芸術の四国遍路展 」が2022年の1月から四国4県を巡回している。本展はサブタイトルに「現代アートで四国をひとつに!」と掲げるように、四国という地域にフォーカスした展覧会だ。参加した14名の現代アー...

滋賀県立美術館のディレクターズダイアリー

[2022年05月15日号(保坂健二朗)]

今号より滋賀県立美術館の方々に「キュレーターズノート」の執筆に加わっていただく。 同館は、1984年に滋賀県立近代美術館として開館。改修工事を経て、2021年6月に滋賀県立美術館としてリニューアルオープンした。新生した同館には、近代日本画や...

対話の生まれる展示室から継承されるもの──「持続するモノガタリ─語る・繋がる・育む 八戸市美術館コレクションから」の実践

[2022年05月15日号(篠原英里)]

近年新たなスタートを切ったばかりの美術館のなかでは、どのような奮闘が日々繰り広げられているのだろう。2021年に再オープンを果たした八戸市美術館の学芸員の方々に、今年度より「キュレーターズノート」の執筆陣に加わっていただくことになった。初回...

第一言語をアイヌ語にするために──国立アイヌ民族博物館の挑戦

[2022年04月15日号(小林美紀/深澤美香​)]

国立アイヌ民族博物館(以下、当館)はウポポイ(民族共生象徴空間)の主要な施設のひとつとして、「先住民族であるアイヌの尊厳を尊重し、国内外のアイヌの歴史・文化に関する正しい認識と理解を促進するとともに、新たなアイヌ文化の創造及び発展に寄与する...

「コレクション」を考える(3)──個人コレクションの「再パッケージ」化

[2022年04月15日号(志田康宏)]

ミュージアムは個人コレクターからコレクションをまとめて譲り受けることも少なくないが、広い展示室を持つ大型館では、よほどの作品数がない限り個人のコレクターとそのコレクションを顕彰する展示を行なうことには困難が伴う。広い展示室をまるまる埋めるほ...

美術館は道を育てられるのか?──「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」と「ルール?展」

[2022年04月01日号(田中みゆき)]

一度つくったら終わりではなく、常に変化する動的な展覧会はどのように可能なのか。その実現には企画及び運営においてどのようなことが必要なのか。「ルール?展」での試行錯誤と反省を経て、展覧会だから可能なことを再考している最中に「Chim&uarr...

2つの民衆版画運動と戦争の傷跡、平和運動──「彫刻刀が刻む戦後日本展」出品作から

[2022年04月01日号(町村悠香)]

2月末にウクライナで戦闘が始まり、世界情勢が大きく変わるただなかにあるいま、筆者は現在「彫刻刀が刻む戦後日本 2つの民衆版画運動展 工場で、田んぼで、教室で みんな、かつては版画家だった」を準備している。この展覧会では、戦後日本で展開した2...

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