2020年09月15日号
次回10月1日更新予定

キュレーターズノート

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“不在”の記録を試みる──泉太郎「スロースターター バイ セルフガイダンス」/「とんぼ」

[2020年04月15日号(吉田有里)]

2019年10月に名古屋芸術大学Art&DesignCenterギャラリーでの「 スロースターター バイ セルフガイダンス 」、2020年1月にMinatomachi POTLUCK BUILDINGでの「 とんぼ 」、二つの会場で開催した...

パンデミックと……、建築と……、

[2020年04月15日号(中井康之)]

新年度をこのような危機的状況で迎えることを、誰が想像していたであろうか。私自身、前回の学芸員レポートを用意していた2020年の1月後半から2月10日頃まで、韓国の国立現代美術館の学芸員と交わしたメールを見直すと、中国武漢での新型ウィルス発生...

国立アイヌ民族博物館 2020 ──開館を目前に控えて

[2020年04月15日号(立石信一)]

国立アイヌ民族博物館を含む 民族共生象徴空間(愛称「ウポポイ」) がオープンする ★1 。博物館に限って言えば、東北以北で初の国立博物館であり、全国では8館目となる。また、先住民族を主題とした初の国立博物館でもある。 そこで、本稿では民族共...

例外状態で鑑賞がもたらす意味──ニコニコ美術館で観る『ピーター・ドイグ展』と絵字幕版『うたのはじまり』

[2020年04月01日号(田中みゆき)]

本来であれば今頃は、街中はオリンピック一色で各文化プログラムもそろそろ始まろうとしているはずだった。しかし現実には、私たちは歴史に残る例外状態の只中にいる。各国は門戸を固く閉ざし、見えないものとの終わりなき戦いと迫り来る経済危機を前にわたし...

「地元」と世界──「インプリントまちだ展2020 すむひと⇔くるひと —『アーティスト』がみた町田—」を企画して

[2020年04月01日号(町村悠香)]

「地元ゆかり」の作家や地元の風景を描いた作品を収集・展示するなど、地域に寄り添った活動は公立美術館の重要なミッションのひとつだ。だが改めて考えると「ある土地にゆかりがある」というのはどのようなことを指すのだろうか。筆者が企画担当した「 イン...

未来への夢とテクノロジーの進展のあいだで──「インポッシブル・アーキテクチャー」/「未来と芸術展」

[2020年03月15日号(能勢陽子)]

ほぼ同時期に、国立国際美術館で開催されていた「 インポッシブル・アーキテクチャー ──建築家たちの夢 」(2019年2月から埼玉県立近代美術館を皮切りに4館を巡回/以下、「インポッシブル・アーキテクチャー」)と森美術館で開催されていた「 未...

「ローカル」とは何か:青森県立美術館の二つの展覧会をめぐって

[2020年03月15日号(工藤健志)]

青森県立美術館の2019年度下半期は「青森」の風土に根ざした地域密着型、問題提起型の展示が続いた。「 青森EARTH2019:いのち耕す場所 ──農業がひらくアートの未来 」(2019年10月5日〜12月1日)と、「 ローカルカラーは何の色...

地方コンテンツとしての博物館
──湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)

[2020年03月15日号(角奈緒子)]

広島県北部、中国地方でいうとほぼ中心部に、三次という市があることをご存知だろうか。三次と書いて「みよし」と読む。島根県に隣接し、かつては山陽と山陰とを結ぶ要衝の地として栄えたという。浅野家が藩主を務めた江戸時代には、広島藩の支藩である三次藩...

物語を紡ぎ、文化の変容に立ち会う──四国の二つの展覧会より

[2020年03月01日号(橘美貴)]

今回は四国内での二つの展覧会を紹介しつつ、物語をモチーフにした作品に着目する。地方で展示される作品において、物語はどのような役割を持つのだろうか。作品と鑑賞者の間に物語を置くことによって、鑑賞者は物語の要素を読み取ろうと一歩引いた客観的な立...

災害とアート──伝承のためのアーティスティックな試み

[2020年03月01日号(山内宏泰)]

大災害等によって機能停止し、拠り所を見失った非日常的な被災社会にとって、アートは現状を打破するために必要な興奮剤、あるいは一時の安らぎを与えてくれる精神安定剤として大きな影響力を持つことになるのだが……。 東日本大震災の発生以降、私は国内外...

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